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カテゴリ:肥田式強健術
私は以前バイクに乗っていました。 高校生時代は自転車競技の選手だった事もあり二輪は好きでした。 しかし実際乗り始めてみると都市の交通状況の中では非常に危険で 常に命がけであると感じました。 特にドラマーとしては手足の何処を怪我してもまずいわけで、 走っている間中ものすごく集中していました。 ところが面白かったのはバイクで仕事場に行くと演奏がものすごく良いのです。 自分でも驚くほど音に迫力があり、リズムも切れが良いのです。 そこで気付いたのは「人間は命がけで真剣になるほうが良い」ということです。 人間は逆境でこそ真価を発揮するように出来ているのです。 「火事場のバカ力」というのが有ると聞きます。 だとすれば自らを火事場に飛び込ませるようにする事で能力が開花するのです。 私の尊敬する岡本太郎氏は 「幸福は絶対に求めない。瞬間瞬間に死と対決するのが歓喜なんだ!」とおっしゃっています。 芸術を追い求める私としては大いに賛成というところですが、 同時に家庭人としてやはり幸福でありたいと願っています。 その両立を果たす為に私は肥田式強健術を学んでいます。 ぬくぬくとして漠然と幸福を願ってもけっして手に入れる事は出来ないと思います。 潔く虚飾を排し自力を強め艱難辛苦の道を極める。 こうして自力で手に入れたのものこそが真の幸福なのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.14 01:37:17
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