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カテゴリ:読書
『イータなのに夢のよう』 森博嗣・著 <172>
地上12メートルの松の枝に、首吊り死体が・・・。 自殺とすればどうやってそこに? 他殺だとしたらその意味は? 天才、真賀田四季と事件との関連は!? うーん・・・・このGシリーズはわたしにはわかりにくい。 とりあえず全作品を読みたくて読んでるんだけど、 結局犯人は誰(笑)? わからなーーーーい! でもね、森博嗣作品の言葉づかいや設定は好きなの。 大切だ、尊い、と繰り返しながら、吸い上げられている命。 そう、まるで零れたインクを拭きとるように。 綺麗にするために、命が吸い取られる。 それが、世に言う正義というものの正体なのか。 若い頃は死が怖くない。 危険を怖れているだけだ。 それが、歳をとり、思考力が低下するほど、 死を恐れるようになる。 このまま死んでしまったら、と心配になる。 きっとこれは、劣化によって正常さを失った思考が見せる錯覚なのだろう。 肉体の基本活動に支配されているだけだ。 うーーーーむ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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