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こまま1023

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2024.06

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2007.10.22
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カテゴリ:読書
『水底の光』 小池真理子・著 <182>




大人の恋の物語6編。
どれも素敵なことばがちりばめられている。



  だが、その時、わたしは欲情はしなかった。
  欲情よりも、もっと深いもの・・・ただ、ただ、
  まっすぐに深く沈みこんでいくような、
  安心してまどろみの沼にはまっていくような、
  そんな気分を味わっていただけだった。



  どんな結論を出そうが、どんな覚悟を決めようが、
  男と女のことなど、所詮何もかもが中途半端である。
  永遠にすっきりと乱れなく整理され尽くしていくとも思えない。



  「少なくとも、ふたりの気持ちは、最後まで変わらなかったんでしょ?
   失恋っていうのはね、どちらかの相手に対する気持ちが
   なくなってしまったことを言うんじゃなかった?
   いろんな事情があるせいで、想い合ってわかれたのなら、
   失ったことにはならない。
   男と女は不思議よ。
   そういう場合はね、またどこかで会うことになるわ。必ず」



  彼とは、吹いてきた風と風が混ざり合うようにして男と女になった。
  それだけだった。




大人の色気ですね~~~!
私にはなかなか縁がないけど、
なーんかいいなぁ。





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Last updated  2007.10.22 22:04:35
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