神谷ちづ子・ついつい・一言

2013/11/11(月)05:11

パラグアイの自然は、雄大です

パラグアイ便り(136)

 旅の話の続きです。 今回はパラグアイの南方面を回ったのですが、 ここにはピラポ、ラパス、チャベスという日系移住地があります。 ほとんどの方が大型農業をやっていますが、 今年の冬(日本の夏の時期をここでは、冬といいます)は 霜が何度も降りて、小麦が不作だったそうです。 でも、これから大豆の作付に掛かり、落ち込んでいる暇はない、と。 パラグアイの大半の移住者は、戦後移住で、 「ついこの間まで日本の家でテレビを見ていたのに、 突然パラグアイに来て、家はない、電気も水もないのジャングル暮らし。 学校へ行くにも、道もない、トラだって出てくるジャングルの中、 帰り道の心配ばかり、していた」・・とおっしゃっていました。 そういう日々からジャングルを切り開き、畑を耕し、作物を植え・・今日の大規模農業まで来たわけです。そんな苦労を乗り越えて来ていますから、 多少の不作にも、動じないのでありましょう。 ところで写真は、パラグアイの南の端、YACYRETAの湖。 ここに大きな水力発電所があります。 一見、海のように見えますが、湖でして、 遠くて見えない向こう端はアルゼンチンになります。 この湖、アスンシオン市の13倍、ブエノスアイレスの8倍の広さですって 南米のスケールって、すごい。

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