2013/11/11(月)05:11
パラグアイの自然は、雄大です
旅の話の続きです。
今回はパラグアイの南方面を回ったのですが、
ここにはピラポ、ラパス、チャベスという日系移住地があります。
ほとんどの方が大型農業をやっていますが、
今年の冬(日本の夏の時期をここでは、冬といいます)は
霜が何度も降りて、小麦が不作だったそうです。
でも、これから大豆の作付に掛かり、落ち込んでいる暇はない、と。
パラグアイの大半の移住者は、戦後移住で、
「ついこの間まで日本の家でテレビを見ていたのに、
突然パラグアイに来て、家はない、電気も水もないのジャングル暮らし。
学校へ行くにも、道もない、トラだって出てくるジャングルの中、
帰り道の心配ばかり、していた」・・とおっしゃっていました。
そういう日々からジャングルを切り開き、畑を耕し、作物を植え・・今日の大規模農業まで来たわけです。そんな苦労を乗り越えて来ていますから、
多少の不作にも、動じないのでありましょう。
ところで写真は、パラグアイの南の端、YACYRETAの湖。
ここに大きな水力発電所があります。
一見、海のように見えますが、湖でして、
遠くて見えない向こう端はアルゼンチンになります。
この湖、アスンシオン市の13倍、ブエノスアイレスの8倍の広さですって
南米のスケールって、すごい。