カテゴリ:本
ども ぴっとです。
伊藤たかみ著『リセット・ボタン』を読みました。 大学生の僕は自殺志願者が集まるホームページで、昔の恋人と同じ名前の「荻原ミサ」と出会う。 遺書を集中して書ける場所が欲しいと言うミサのために、自分の部屋を提供することになった僕は、 次第に彼女に恋心を抱いていく…。 人生の夏休みに見つけた期限付きの恋。 眩しく輝く彼女は僕の腕をすり抜けていくのか? 書き下ろしラブストーリー。 ん~、またまたセツナイ系の1冊です。 インターネット、自殺系サイト、モラトリアム… 旬のネタを盛り込んで、日常の中の非日常を書いていったカンジです。 ただ、言わせてもらえば荒削りかな~って。。。 話が進むにつれて、流れが早くなるかわり、枝葉がどんどん少なくなってるんですよね。 ミサやミサを取り巻く状況が不鮮明すぎて、ストーリーが走り幅跳びしてますし。 もうちょい話しに枝葉をつけたら、もっとドラマティックになりそうなんですけどね。 まぁ、話しが話しなだけに、みんなにオススメの1冊とはいえませんけど… 井上陽水の「心もよう」とか、アリスの「終止符」が好きな人にはピンポイントかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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