カテゴリ:本
ども ぴっとです。
梨木香歩 著『西の魔女が死んだ』を読みました。 「西の魔女」とは、中学生の少女・まいの祖母のこと。 学校へ行けないまいは、田舎の祖母のところで生活することに。 まいは、祖母の家系が魔女の血筋だと聞く。 祖母のいう魔女とは、代々草木についての知識を受け継ぎ、 物事の先を見通す不思議な能力を持つ人だと知る。 まいは自分も魔女になりたいと願い、「魔女修行」を始める。 この「魔女修行」とは、意志の力を強くし、何事も自分で決めること。 そのための第一歩は規則正しい生活をするといった地味なものだった。 野苺を摘んでジャムをつくったり、ハーブで草木の虫を除いたりと、 身近な自然を感じながらの心地よい生活が始まる。 次第にまいの心は癒されていく。 魔女はいう。 「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。 サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。 シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」 そしてまいは、この「西の魔女」から決定的なメッセージをうけとるのだった……。 イロイロと感想を書いてたんですけど… ぴっとの拙い文章じゃ伝えきれないんで、全部消してヒトコト。 『おばぁちゃん、とってもステキです。』 優しい気持ちに包まれる、あたたかな物語♪ 親子で読むのもオススメですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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