カテゴリ:本
ども ぴっとです。
田中芳樹 著『水妖日にご用心 ~薬師寺涼子の怪奇事件簿~』を読みました。 南アジア某国の王子様が来日した。 ハンサムでスポーツマン、資産はじつに三兆ドル。 日本中の女性が大さわぎする中、マンガしか読まない外務大臣の頼みで、 巨大テーマパークの貸し切り権を王子に譲った薬師寺涼子警視。 そこで惨劇は起こった。 人気キャラクター半魚姫に扮した美女に王子様がおそわれたのだ。 テロリストの動機は王位をめぐる暗闘か、膨大な地下資源にからむ争いか、それとも復讐か? 雷鳴とどろき、豪雨が東京を水没させる中、 警視庁の破壊美神・涼子が忠臣・泉田準一郎を従えて暗殺者を追う。 いや、あいかわらず…ってか、いつも以上に毒舌が鋭くなってません? …てか、毒舌を通り越してる気もしますけど。。。 なんせ時事ネタをもじってパロディ化してますからねぇ… ぴっとみたいに買ってもすぐ読めない(読まない?)と賞味期限切れなカンジがしちゃって。。。 まぁ、時代を反映した小説と言われればそれまでですけどね。 で、本筋はマイドのドタバタコメディ。 深読みせずにサラリと流せば、テンポよく楽しめます。 登場人物同士の、絶妙な掛け合いはいつ読んでもオミゴト。 できることなら時事ネタ抜きで、軽妙な掛け合いを展開してほしいものです。 それにしても、今回の終わり方は続編への伏線? ま、深読みするのはやめときましょうか。 最近のぴっと、忙しいのと気力欠乏中のダブルパンチ。。。 ページをめくるペースがガクンと落ち込んじゃって… 読みたい本はたくさんあるのに、サッパリ手付かず。 本の虫も冬眠中みたいです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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