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木漏れ日の海月

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2008年06月13日
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ども ぴっとです。


桂 望実 著 『ボーイズ・ビー』を読みました。







じんわりとあったかいジジイとガキの物語。

川端隼人12歳、小学6年生。
この夏、ママを亡くした。
弟がいる。
直也6歳、小学1年生。
直也はまだママが「死んだ」ということがわかっていない。
消防士のパパは夜勤が多い。
だから、ぼくが直也の面倒を見なければならない。
ぼくには泣いてる暇はない。

園田栄造70歳、靴職人。
5年前、ばあさんが死んだ。
気安く近づいてくるやつらが大嫌いだ。
ガキは特に嫌いだ。
わがままで、未熟なくせに姑息で、甘えてみせもする芸達者だ。

――さびしさを覚悟し、張りつめて生きる老人と少年。
アトリエばかりが集まった古いアパートで出会った2人に、やがて奇妙な連帯感が生まれて……。
読んでいるうちに「じんわりと気持ちがほぐれる」やさしい物語である。



普通じゃ交わることのない二人。

周りの人たちを巻き込んで、徐々にココロの距離を縮めていくオハナシです。


いいですね~、職人気質の頑固ジジイ♪

こういう設定、好きなんですよね~。

とっつきにくくって、でも人情に厚くって…

アルファに乗ったオシャレな70歳~♪


ぴっともそんな年寄りに…

いや、それは置いといて。。。


『一人じゃ生きられないとわかれば、あとは過ごし易くなるよ』

…って、このヒトコトに尽きますよね。


読み終わったあとも、すごく爽やかで暖かな気持ちになれますし。


ぴっとがど~こ~言うよりも、ぜひ読んでもらいたい、そんな1冊です。








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最終更新日  2008年06月14日 00時15分52秒
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