カテゴリ:本
ども ぴっとです。
江國香織 著『すきまのおともだちたち』を読みました。 旅はいつか終わるのよ――江國香織が贈る、いっぷう変わった友情の物語。 あなたの人生の「すきま」にはどんな人が住んでいますか? 庭で育てたレモンの木からレモネードを作り、針仕事で暮らしている「おんなのこ」。 両親は最初からなく、車も運転できる古びた「お皿」と住んでいる―。 仕事で訪れた街で道に迷い、帰れなくなった新聞記者の「私」は、 客として彼女たちにもてなされることになるのだが…。 けっして変わらないものが存在し続ける、そんな場所で出会った、 小さな女の子との、いっぷう変わった長い長い友情の物語。 時をかける少女と不思議の国のアリスを連想させるようなプロット。 そして、こみねゆらさんのステキなイラスト。 なんだかね、絵本を読んでるような感覚になっちゃいました。 それぐらい、江國さんの文章とイラストがマッチしてたんですよね。 以前… 江國さんの小説を読んだときは、旨いけど、ちょっと肩すかし気味の感想を持ったんです。 言葉がキレイ過ぎて、冷たい感じに思えちゃって。。。 でもでも、コレは江國さんのキレイな言葉とストーリーが絶妙のハーモニーを奏でてます♪ 江國ワールドの心地よさ、ココロがお疲れモードの人にオススメの1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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