カテゴリ:本
ども ぴっとです。
森 絵都 著 『ラン』を読みました。 13歳のとき、両親と弟を事故で同時に亡くした環。 その後、一緒に暮らした叔母にも先立たれ、ひとりぼっちで暮らしている。 事故から9年たったいまも、家族を失った悲しみに孤独を抱え、人に心を開くことができない。 そんな環が、ある自転車のおかげで、下界と冥界との連絡通路「レーン」を超えてしまった。 その自転車を使えば、冥界で懐かしい家族と会える。 しかし、自転車はやがて本当の持ち主に返さなければならない。 40キロの「レーン」を自力で超えるため、環は走り始めた。 走る理由はどうしようもなく後ろ向きだが、さまざまな仲間との出会いを経て、 環はいつしか「人と人との関係に永遠はない」のだと気づく。 友達が「これよかったよ~!」っていって貸してくれた1冊です。 ぴっとも気になってたんで、サッソク読んでみました。 森さんの作品って、どれも読後の爽やかさがイイカンジですね~。 運動嫌いのぴっとも、走ってみようかな~って思っちゃいました。 でもでも、ただの熱血スポコン小説じゃなく、ファンタジー+ヒューマンドラマなんですよね。 普通で考えたら無理な設定も、うまく融合させるのはオミゴトです。 文章も読みやすく、ストーリーも魅力的。 なので、次のページが気になってイッキに読めちゃいます。 テーマがテーマなんでシッカリ泣かせてくれますしね。 でもでも、とってもあたたかい気持ちになれるんですよ。 ココロが疲れてるときにモッテコイの1冊です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月15日 00時42分50秒
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