カテゴリ:本
ども ぴっとです。
T・カポーティ 著/村上春樹 訳 『ティファニーで朝食を』を読みました。 第二次大戦下のニューヨークで、居並びセレブの求愛をさらりとかわし、 社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。 気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、 駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった…。 表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、 清新な新訳でおくる。 本書のホリー・ゴライトリーと、映画でオードリー・ヘプバーンが演じたホリー・ゴライトリー。 このイメージのズレが問題らしいですねぇ。 ストーリーも違えば、エンディングも違うらしいんですけど… 幸か不幸か、ぴっとは映画をちゃんと観たことがないんですよね。 映画のワンシーンだったり、ムーン・リバーだったり、断片的な知識だけ。 なので、おかしな先入観もなにもなしに、クリアな状態で原作を楽しめましたよ。 なんだろ… 自由奔放な中に垣間見える、繊細でくずれそうな危うさ。 その雰囲気が、めっちゃキレイに表現されてる感じですね~。 原文がすばらしいのか、訳し方が巧みなのか… きっと、その両方なんでしょうね。 時を経ても、その輝きを失わない やっぱ名作は読んでみるものですね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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