テーマ:障害児の親として(1425)
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レナは生まれれからずっと、痰に悩まされた。
風邪をひいたらすぐに、気管支炎、肺炎。 0歳、1歳代は大変だった。 心臓手術後も、無気肺に悩まされた。 月に2回は気管支炎。(誤燕性もあったのかな…) 夜中や、明け方、物凄い咳が始まる…。 えんえんと1時間以上。数秒の間も開かない、絶え間ない咳。 何をしても止まらない。 吸引しても駄目。 ふと、思いついた…。 吐かせる事。 吐く時に一緒に大量の痰が出てくる。 始めは、吸引しつつ、吸引チューブで突ついて 「オエ~っ」ってさしていたけど、 ある日思いついた。 ミルクを注入してから、吐かせる。 (当時のレナは胃食道逆流がひどかったので、 敢えて吐かせなくても、50CC程注入すれば自然に吐く) それなら、ねばねば痰だけでなく、ミルクも一緒なので スル~っと、痰もスムーズに大量に出て来た。 で、すっきり、ぐったりで、その後はぐっすり…。 今は、咳が上手で、大体自力で痰を出して、ごっくんする。 どこに行っても、みんながびっくりして振り返る程、 の迫力のある咳。おじいさんの様な咳。 ずっと重宝していた口で吸ってあげる吸引器? 今は殆ど鼻水用…。 左はアトムのもの、右は半お手製 自分で動けない子は、特に痰が溜まり易い。 病院では、体の向きを変えてあげたり、 タッピングしてあげたり…。 が、今、PT(理学療法士)の存在を知って、驚いた!! “排痰”技術?を持っている。 タッピングとかでなく、なんか、もみもみする感じというか…。 なんで、看護士や、医師は出来ないのか!? 入院中、検温のついでや、吸引の前に、ちょこちょこ出来ると、凄く良いと思う。 (出来ないのはうちの病院だけなのか…?) 園で、PT(訓練)が入っているけど、体調がイマイチ…。 っていう時は、訓練はゆっくりちょっぴりにして、 “排痰”をしてもらう。 レナの、注入して吐かせて痰を出す…親しか出来ない“荒治療” 園にも、すごいお母さんがいる。 子供が痰の絡んだ咳をしたあと、ガァっと口の中に手を突っ込んで 指で痰を掻き出す!! 始めて見た時は、びっくり?ショッキング?な感じだった。 今は、ただただ感心する。 教科書には載っていない、介護法? 色々有るんだな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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