きいちゃんは、基本ベッドに乗らない。
留守中も、よほど嫌がらせをしたい気分の時でなければ、ベッドには乗らない。
で、ベッドに乗らないきいちゃんの、朝の起こし方。
まず、一階で人の気配がすると、一応起きてベッドの横に来る。
そして、私が起きているかどうか、観察する。(嫌~な視線を感じる)
私が反対側を向いてしまうと、黙ってまた寝そべる。
ちょっと時間が早い時など、
「もう少し寝ようね」
と言うと、軽くため息をついて、また寝そべる。
無理に起こしたりはしない。
でもきいちゃんの側を向いて伸びをすると、ガバっと起き上がって、半身ベッドに
飛び乗る。
そして、私の目の前で大あくびをすると(喉まで見えそうなくらい)、ところ構わず
鼻で押す。
それから、ところ構わず舐める。
引っ掻いたり、噛んだり、騒いだりはしないのだけれど、この鼻プッシュは
結構激しくて、これを無視して寝るのは難しい。
どうして、わんこは鼻で用足しをするのだろう?
結局この鼻プッシュで起きるのだけど、さて、爺様のやり方は少し違っていた。
そもそも、普通のベッドの高さだったら、爺様は乗っていた。
良いとか悪いとか、こちらの判断は関係なし。わしが乗りたければ、乗るのじゃ。
そして私を押しのけて、ベッドの真ん中に寝ていたのは間違いない。
さらに、朝は何時であろうとも、起きたくなったら私の顔を掘って起こしただろう。
実際、半子犬の時に顔を掘られて、試合後のボクサーのような顔に
されてしまった事がある。
だから、私は普通の高さのベッドではなく、ロフト式の(下にモノが収納出来るタイプね)
ベッドに寝ていた。
そして、爺様はその下に。
朝、直接飛びついて起こす事が出来ない爺様は、下から出てきてじっと私を
みつめていた。
その視線には、
「はよ起きんかい」
と言う、熱~い気が感じられた。
そのまま起きるのはシャクなので、私も死んだフリをして粘る。
でも、うっかり目があったら100年目。
爺様は部屋の真ん中で、仰向けにゴロゴロ転がって金魚運動を始めた。
毎朝毎朝、
「あがっあがっあがっ」
と変な声を発して、その辺を蹴飛ばしながら。
これが結構うるさい。
一階の人々にも聞こえるくらい、やかましいのだ。
この金魚運動の上で、どうして寝続けられよう?
結局、爺様が金魚運動を始めたら、私も起きざるを得なかった。
わんこの起こし方は、いろいろで強烈だ。
だから、通常の時間で起きる限り、私に目覚ましは必要ない。
昼まで寝ているなんて、絶対無理っ!
たまには朝寝坊もしたいんだけどなあ・・・
寄り目になってるきいちゃん、お気楽でし
そんなにいつもいつもイベントはないよ
良かったら・・・
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