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カテゴリ:句のできなかった山歩き
ろくに雪の上を歩いたことも無く、ピッケルも12本アイゼンも初めてなのに、 冬の谷川岳に? (テント設営)・・・10:00訓練15:30 ・・・テント泊6:00・・・6:50熊穴沢の頭非難小屋 ・・・9:20谷川岳肩の小屋・・・10:20熊穴沢の頭非難小屋10:30・・・11:20テン場12:00 ・・・天神平ロープウェイ駅・・・13:00ベースプラザ 山盛りだった心配事が見事に的中。 共同装備をいっぱい持って水も持つとザックが20kg(◎-◎;) 絶対ムリだと泣きながら出発(>_<) 歩き始めて数分で転倒(´Д`) 顔が雪に埋まってるのに、ザックが重くて起き上がれない、死ぬかと思った。 後続は笑ってるだけで助けてくれないし、 出発直後に早くも色んな意味で雪山の恐ろしさを実感だ。 みかねた班長が荷物を分けて持ってくれた。なんて優しい人なんだ(T_T) 死にそうな思いでやっとテン場に到着。 テントを張って、歩行と滑落停止や耐風姿勢の練習。 滑落停止訓練は結構楽しかったかなぁ(*^^*) 「明日はあそこに登るんだよ」と指さす先を見れば、 すごそこの谷川岳の山頂が、遥か遠くに見える! 明日はテントで留守番してよう!って本気で思った。。。。 雪の上のテン泊も初めて。思ったより暖かく、ぐっすり眠れた。 翌朝、暗いうちに出発。歩き始めてまもなく夜明け、綺麗だ。 今日も良い天気だけど、 見上げる山頂はガスってて、あの中は吹雪きなんだろうかと不安がつのる。 荷物は少ないのに、雪の上を歩くのは思った以上にバランスとるのが難しい。 何度も転んでしまった(-_-;) 熊穴沢の頭非難小屋を過ぎてからは、時折の強風に気持ちも体力も滅入ってくる。 ちゃんとあわせたはずのアイゼンが2回も外れてしまうし、 先輩たちから聞いていた雪山の美しさを眺める余裕なんてなかったよ。 山頂は断念して、肩の小屋から引き返した時は、 悔しさ半分、ほっとした気持ちが半分だった。 反省点は山盛りだ。雪山は体力勝負だと実感。縦走以上の体力が必要だ。 荷物の軽減も心がけなければ。装備の点検工夫も怠れない。 装備装着や水分食料の補給も、素早くやらなくちゃ凍えてしまいそうだ。 それ以前になによりちゃんと垂直に立って歩くこと。 ん? これって雪山じゃなくっても山ではあたりまえの事ばかりじゃないか。 わかったつもりでもわかってなかったんだなぁ・・・。 全部命にかかわってくる事なんだよと、今更ながらひしひしと感じる。 初めての雪山は、今まで漠然と歩いてきた私に、 山登りというものをきちんと見つめ直す機会を与えてくれた。 雪山に、先輩に、仲間に、大感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 3, 2012 05:29:21 PM
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