|
テーマ:国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ:日常
今日は、男女共同参画センター企画の講演会に出かけた。
男女共同参画センターと言うのは、99年(?)に国が制定した、人に優しく、 自分を大切に、一人一人の人権と個性を尊重しあい、男女の性差を無くし より良い人間社会を築き上げようと言う趣旨のもとに出来たもの・・・ だと思う。 日本でも、女性が社会で活躍する様になったものの、諸外国に比べて 政策や方針の決定過程の女性参画が低い状況で、政治においても、企業に 於いても、民間団体においても、女性も男性と共に参画し、リーダーシップを 発揮することが出来る「男女共同参画社会」をめざそう!というもの。 そして、女性や子供への暴力根絶と生涯を通じた健康支援、 職場、且つ、地域において性別による固定的な役割や行動を制約する制度 慣習の見直し(→姑から見る「嫁はこうあるべき!」って言うのも含まれる) そして、職業生活と家庭を両立できる社会の設立の支援を行っている。 正直言って、男女の性差なんて事柄には興味なかったのが本音。 私は私なりに自由に生きているわっ!と、自分本位で、かなり他人事。 夫と喧嘩もするけれど、お互いに支え合いしてるしさ・・・と。 でも、結婚する頃から 1.結婚したら、何故、当然の様に女性が姓の変更をするのかな?! 2.男は仕事、女は家庭・・・?!じゃあ、私の今の仕事は? などなど、自分の中で今でも答えが見つからない疑問が渦巻いていたのよね。 そして、日本では当たり前とされている様々な事が、自分の中ではシックリ きていないのも気がついていたけれど、自分ではどうしようもないし どうしたら良いか分からなかった。様は、自分でも「性差とは何か」って 事に気がついていなかったんだね。 そこで今日「パートナーと暮らす~3組のかたち」と称して 30代、40代、熟年夫婦が夫婦別姓、国際結婚、定年後の生活について 語り合う講演に出かけた。本当は夫と二人で参加する予定だったけれど 運悪く、長男が熱を出し、今後の我々夫婦がどんな方向に進むべき道標の ヒントが隠されているかもしれないし、男女の性差について考える 絶好のチャンスだと思い、夫に子守を頼み出かけた。 行って良かった。 自分の中で渦巻いていた分厚い雲が取り払われた感じだった。 まあ、分かっちゃいるけど、夫婦なんて10人10色。これが正しい! って言うのは無いんだけど、お互いの人格を尊重し、助け合い、敬う って言う所から、色んな意味の愛が生まれるって事を再確認した。 夫婦には上も下も無い。妻・夫って言う言葉上の分担はあるにせよ、 二人で持ちつ持たれつ、押して引いて、お互いの一番気持ちが良い バランスを見つけるのが良いんだろうな。 妻だから家事をしろ、妻だから子供の面倒を見ろ、夫だから働け! 夫だから・・・って言うのは、その時点で性差を格付けしてるんだね。 勿論、女にか出来ない仕事、男にしか出来ない仕事もあるので、全部が 全部、100%男女参画!って言うのは難しいかも知れないけれどね。 別に威張りたい訳じゃない。 別に夫をリードしたい訳じゃない。 ただ夫とこれからの信頼関係を更に蜜にするうえで、いつもだったら 怒り爆発な所も、違う方面から見ることによって寛大になれるかも しれない。夫と肩肘張り合わず、後ろも前もなく、ノンビリと肩を 並べて人生を歩む為に。そして、将来、今を振り返った時に 「いい人生だった」」 って思えるような過ごし方をしたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.03 21:35:30
|