カテゴリ:俳優・女優
いい役者は多くの顔を持つ。
サンギョンさんは役の中でいくつもの顔を見せる。 サンギョンさんはいい役者。 と、少し駄洒落から入ってしまいましたが、引き続き、キム・サンギョンの魅力に関して。 個人的な見解だけど、いい役者は「いくつもの役を演じきることの出来る役者」と、 「どの役をやってもその役者が前面に出ている」、このどちらかだと思う。 ジグゾーパズルのピースのようにひとつひとつは全く違う形と色を持っているけれど、 それを埋めていった時にその人の凄みが出てくる役者が前者。 後者はどの作品に出演していても、その深みからはなつ存在感で結局はその役者の映画に なってしまう役者のことを言う。 (演技力の幅がなくてどの作品を見てもその人、って役者とは違います。念のため) 私の考える前者はロバート・デ・ニーロで、後者は高倉健。 ソン・ガンホは前者でヨン様は後者。 「殺人の追憶」の中のキム・サンギョンは若手ながら前者のオーラを出していた。 少しソン・ガンホと似た匂い。 サンギョンさんの作品がまだそれ程多くないのと、私自身が彼の作品の全てを見ていないので、 言い切れないけれど、これからのサンギョンさんはいい役者になりそうな気がする。 くれぐれも変な作品には出ないでくださいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.30 03:06:28
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