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テーマ:旅のあれこれ(10087)
カテゴリ:自己中旅行記
2007年10月24日 ローマ4日目 モンマルティーニ美術館のつづき
では、お約束どおり私の見たかった作品を紹介します。 「小アグリッピーナ」です。野心と美貌を兼ね備えたローマの歴史の重要な一角をしめる女傑です。 古代ローマ帝国第三代カリグラ帝の妹で、第四代クラウディウスの妻となり、連れ子のネロを第五代皇帝に据えた後、最後には母を疎ましく思ったネロによって暗殺されるという波瀾の人生を終えました。 こんなに近くによって見ることができます、というより触ることができます。囲いも何もありません。
次は「座る少女の像」です。紀元2世紀の作品です。足元に落とした少女の視線がいいですね。美術学生がデッサンするのに恰好の作品ですね。 この作品も触れちゃいます。 知の神ミネルヴァの像です。ミネルヴァはローマ神話の神で、ギリシャ神話ではアテナ(アテネ)のことです。
頭部はコピーで、オリジナルはパリのルーブル美術館にあるそうです。
このほかにアマゾネス像が2体あるはずだったのですが、当日は見つけることができませんでした。本館であるカピトリーノ美術館に行っているのか、修復に回されていたのかもしれません。
これでローマで見ておきたかったもののほとんどを見ることができたことになります。この後は、ローマ市内に戻り、トレヴィの泉、バチカンと周りおみやげ捜しが始まります。そして「聖テレサの法悦」にも最後の挑戦をします。
まだまだ続きます。
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最終更新日
2007/12/06 12:54:32 AM
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