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カテゴリ:よみほん便り
最近は本を鑑賞するのに、紙をペラペラめくる作業が付いてくるとは限りません。 リッチメディアIT用語辞典e-Words パソコン上でお話をしてくれ、ページもパラパラめくってくれます。 FlashやJava、Dynamic HTMLなどの技術を用いているんですね。 これからは、Ajaxなんていうものもでてきますね。 そしてさらに、 おはなし絵本クラブのように音楽、ナレーション付きで絵本を楽しませるものもあります。 そういえば私も子供の頃は、絵本に同梱されていたレコードやテープを何度も何度も聴いてお話や字を覚えたものです。 効果音や場面に即した音楽のおかげで、物語の描写をヴィジュアル的に感じるようになったのかもしれません。 オンライン雑誌では、「Manyo -万葉-」という物があります。 紙の本では実現しない、動画や音声も楽しめるというのが最大のポイントのようです。 ぺらっと上手に本をめくる動作も、写真の綺麗さもすばらしいし、 更に、インタビューも聞けたりと本もマルチメディアに楽しみましょうということなんですね。 でも、紙の本には紙の良さがあります。 自分の指で紙に触れながら感じる、というプロセスを奪っちゃだめですよね。 紙のかすかな香りに包まれながら楽しむのも一興なわけですし。 本は自分で音読するにしても黙読するにしても、 行間や文字間に背景を感じ、音や匂いを生み出すもの。 物語の世界観を自分の中に取り込んで、さまざまに租借できるのも楽しみのうちです。 手にとって、自分の速度で味わい耽る。 ページを行きつ戻りつさせて確かめながら読み進む人もいるでしょう。 デジタルで一括りになってしまっては、寂しいものです。 環境の為に資源は大切に。。。が全面に押し出されているわけではないです。 それにオンラインの環境ですから、それぞれのパソコンや通信の性能で差が出てしまうと思うんですよ。 容量の重さで時間がかかって、イライラの時間が増えるとか。 本という媒体はメディアとは別で大事にとっておいて欲しいですね。 電子化とアナログな紙の本は別々で。。。 これは、私の個人的な想いですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.03 23:28:12
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