アメリカ育ちの新人くん
ダンナの会社の新人くんとバーベキューをしました。この新人くん、3歳まで日本で育った後、14年間アメリカで育ち、高校は日本で通い、大学はアメリカ(と言っていたと思う。)だそうです。私の母方のいとこは、両親ともに日本人ですが、アメリカで生まれアメリカで育ったので、日本語が全くできません。父方のいとこも、両親ともに日本人ですが、ブラジルで生まれ育ったため、日本語が全くできません。なので、14年もアメリカにいて、それなのに日本語も日本人らしく敬語も使うこの新人くんには驚きました。彼曰く、やはり、ご両親が日本語を学べるようにとずっと環境を整えていてくれたおかげだそうです。勉強材料は、ドラえもんなどの日本語のコミックで、それを定期的に日本から取り寄せて、ずっと読んできたんだそうです。我が家の場合、まだ全く未定の話ですが、今後ダンナが海外転勤になる可能性がないわけではないので、そうなった場合、中学生のゴンタを連れていくべきか、ダンナに単身で行ってもらうべきか考えていました。私は、中一の時、親の都合で海外に一年連れて行かれ、正直超楽しくない一年になったので、ゴンタには同じ思いをさせたくないなと思って、そんな話を新人くんにしました。何が嫌って、日本のように自分で自転車で友達の家に遊びに行ける国って海外にはなかなかないので、常に親の監視下でしか動けず、言葉のかべも小さい子供より大きく感じるでしょう。新人くんは言っていました。子供が思春期のころ、違う国で違う言葉や文化にふれることは、大きな財産になるから、その時は苦労しても、絶対連れていくべきです。日本にいたら出来るような体験(たとえば体育会系の部活動)はできないかもしれないけれど、その代わりに得られるメリットを時間をかけて、話して、絶対連れていくべきです。実際に海外で育ち、立派な日本人になっている彼の言葉、とっても胸に響きました。*……………………………………………………………………………………*Template-すず♪♪