山男のつぶやき

今朝、友人で中越沖地震の被災者に電話してみました。

初日から電話してみてはいたんですが、つながらなかったり先方が圏外だったり。

やっと今日つながったんです。

彼は冬によく私の地元に遊びに来ている人で、陽気な職人さんです。

いろいろ話をしてみると、彼の家には被害がほとんど無かったのだが、30秒も歩くと一軒崩れていて、隣の通りに入ると通り全壊。
電気はすぐに復旧したが、水道はなかなか出ず、いまだ断水状態。
火はガスコンロにガスボンベが有るので問題なかったそうです。

地震の少し前に受けた仕事も、仕事場がめちゃくちゃだったので一時断ったのですが、思いのほか早く電気が来たし、機械も壊れていなかったため、もう一度仕事を貰ってきたそうです。

「うちは大丈夫なんだけどさ、裏通りに行くと付き合いのある家が何軒もつぶれていて、うちが立っているのが申し訳なくてさ・・・」

と暗く語っていたのが印象的でした。
あまりに彼らしくないので

「うちの地元に来て温泉でも浸かってリフレッシュしたら？○×さんのラーメンでも食べれば元気も出るよ」

と誘っておきました。これからが復興の本番。どうかくじけず復興を果たしてほしいと思います。