世界は変わる
けじめはけじめとして、つけたい。
ただ、もう過去には引っ張られない。
またうだうだ考えたりもするかもだけど、人に人生の舵もコンパスも預けない。
自分で拓いて、自分の足で走って飛んで。
いい感じで、徐々にパワーじわじわきてる。
去るものは追わず。
あたしが進むのは、人を追っかけていく道じゃない。ひっかき傷つくるって分かってても、自分で選んだ藪の中しか歩けない。
気づけば、小学生の時からそうだった。
そんな道に疲れたら、座ってひといきついて。
と、ここまで書いて、筆が止まった。
気づいたら、すーっと泣いてました。
理由もわからず泣くのも珍しいというか覚えがないので「あれ?なんで泣いてんだ?」。1人で立つ覚悟に悲しいけどぶれちゃダメだって言う2~3種類の感情のミックスのせいかと思い。
多分間違ってないけど、そっから一気に止まらなくなって、もう一種類分かった。
今、この瞬間、この約一年のこの人との出来事が一つにパッケージされて「過去」に格納されたんだ。
パッケージされてしまったことが、悲しい。
終わりのページがまだないと思っていたノートだった。ところが残りのページは、ダブルリングからいきなりぶったぎられてしまった。
もう続きのページが紡がれることはない。
これまでは、きっと悲しいことをノートに書くことが悲しいんだと思ってた。
でも、違った。
もちろんそれは悲しいけど、本当に悲しいのはその先だった。いや、どっちで悲しむかは、性格や別れ方によるのかもな。
その先には、毎日心で書き連ねていたそのノートを手から話して、本棚に入れてしまうことだった。
(今回はさすがに少し極端すぎて、悲しいよりぽかーんだった)
机の上ではなく、本棚に入れてしまうことが、悲しいんだ。
初めてこの件で泣いた。
わーわー泣いた。で、気づいたら寝てた(このブロックから朝書いてます)。
別れた事実というよりも、過去の存在でしかない分類でしかくくれなくなったことへの悲しさ。
うん、人が読んでもそこに差異はないのかもだけど、この感情はその差異を自分の中でごったにはしたくない。
ぱっきり、すっきり。
大丈夫だ。
無軌道に、楽しく、パワフルに。
人の目を気にせずに。
走れます。