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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2006年11月17日
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カテゴリ:第一章 061 ~ 122 話
.
クンナ
  「なむさんっ」
チュウラン
  「うっ・・・・」
ゆうすけ
  「くっ!」
利江
  ( >へ<;


            ぱーピシっ☆


 傍観する会場で見る人が唾を飲む・・・・。
 こういちが避けた形跡がなく弓型刃きらきらが止まった。

王(わん)
  「うぐっ・・・・・」

 王(わん)の目の前には、弓形刃きらきらを左手の親指と他4本の指で挟んで止めている
 こういちの姿があった。

こういち
  「おいらを切るには、もっと工夫が必要だな。」


 『 おぉぉぉぉっ!

 驚きの歓声が沸きあがる。


スンチャ
  「す、凄っ!」
クンナ
  「あ、あれを素手で止められるのか !?
チュウラン
  「・・・・」
利江
  「。。。。♪」
ゆうすけ
  ( ^ ^;;;アハハ 心配して損した。。。)

 観衆の見守る中、突然弓形刃にヒビが入り始めたっ!

         ピキっ ピキっ

 そして、

              きらきらパキィーーーンきらきら
                 きらきら     きらきら
 音と共に、辺りに粉々に飛び散る刃の破片。きらきら きらきら きらきら
                    きらきら きらきら
こういち                   きらきら
  「さて、次は無手でやるかい?」     きらきら

王(わん)
  「くくっ・・・・・」


 しばらくそのまま考え込んだ 王(わん)、
 手に残った柄の部分を放り出し、

        カラ~ン カラン カラン・・・・

王(わん)
  「わ、わしの負けだ・・・・」

 肩を落とし、下向き加減で振り返り、とぼとぼと引き下がる 王(わん)。



 と、そのときっ!

              ガシっ★

 音と共に、台風砂塵が舞い上がったっ!
 一陣の風が吹き砂塵が引くと、

 前かがみで拳をこういちの腹に向けて打ち込んでいた 殺流拳 Ryuichi の姿パンチと、
 Ryuichi の拳を手の平で受け止めたこういちの姿ぱーが飛び込んできたっ!

スンチャ
  「素早えっ!」
ゆうすけ
  「あ、あのやろう・・・・」


殺流拳 Ryuichi
  「好きなタイミングで始めて良かったんだよな。」

こういち
  「あぁ。」

 返答し、横の壁を蹴って、ダッシュ中央に体を運ぶこういち。
 ダッシュそれに同じように続く Ryuichi 、広場の中央で対じすると、

 こういちに向かって嵐のようなぐーパンチパンチバイバイ水平打ちバイバイ、肘打ちを次から次へと繰り出
 すっ!

 そぉーーーりゃっ
   シュッ シュっ シュっ シュバっ シュシュっ
     サッ サッ サッ ササッ ササッ☆
        シュッ シュっ シュっ シュバっ シュシュっ
       サッ サッ サッ ササッ ササッ☆

 クリーンに避けるこういちっ!

クンナ
  「す、す、凄すぎるっ!」
スンチャ
  「パンチも拳も、み、見えない・・・・・っ!
   それをも交わすかよ・・・・」

 てりゃっ そりゃっ

    シュッ シュバっ シュっ シュっ シュシュっ
          サッ台風 ササッ サッ台風 サッ台風 ササッ☆
       シュッ シュっ シュっ シュバっ シュシュっ
             サッ台風 サッ サッ ササッ台風 ササッ☆​​台風

 まさに二人の動きは、倍速以上の速さで動いているっ!
 目にも止まらぬとは、このことであろう。


 動きを止め、間合いを取ったまま語りだす Ryuichi。

殺流拳 Ryuichi
  「この程度では交わす・・・・わな。」
こういち
  「・・・・・」

 あれだけ激しい動きにも、息ひとつ切らしていない二人。

殺流拳 Ryuichi
  「次は交わしてられないと思うぜ。 試させてもらおう。」
こういち
  「・・・・・」
殺流拳 Ryuichi
​  「いくぜっ!」 Ryuichiの目が一瞬光る。​

 うぉーーーりゃーーーっ!

 スパンっ★ ムカッガシムカッガシムカッガシっ★ サッ☆台風 ムカッガシガシっ★ サッ☆

     ムカッバシムカッバシムカッバシムカッバシっ★ ガツガツガツ★ サッ☆台風 ガシっ★

  ムカッガシガシガシっ★ サッ☆台風 スパンっ★ サッ☆
                 ムカッガシガシっ★ムカッ サッ☆台風



スンチャ
​  「うわぁぁぁっ」​
クンナ
  「うぅ・・・・体の残像すら残らないなんて・・・・・・」
ゆうすけ
  「あのやろう、速えっ!」

 それは先ほどの倍速なんてものではなかった。
 打ち合う音は聞こえても、その姿が薄っすらとしか見えないっ
 ムカッ音がした時にはその次の音が別のところムカッで聞こえてくる!
 少し停まって打ち合うところがかろうじて残像として見えるか見えないかで、
​ まさに音のする風を見ているようだ! さらにその速度が増すっ!​

 バシバシムカッムカッバシバシっ★ サッ☆台風
           ガシっ★ ムカッガツムカッガツムカッガツ★

  ムカッガシガシムカッガシっ★ サッ☆台風
                          スパンっ★ サッ☆台風
     ムカッガシムカッガシっ★ サッ☆

             ムカッスパンっ★ ガシムカッガシムカッガシっ★ サッ☆
 ムカッガシガシっ★ムカッ サッ☆台風

          ムカッバシバシムカッバシバシっ★
       ガツムカッガツムカッガツ★ムカッ       サッ☆台風 ムカッガシっ★


 Ryuichi の攻撃をことごとく受け、ヒットをさせないこういち。
​ 中にはしっかりと交わしているものある。​

 スパンっ★ ムカッガシムカッガシムカッガシっ★
        台風サッ☆ ムカッガシムカッガシっ★ サッ☆

 ムカッバシムカッバシムカッバシムカッバシっ★ ムカッガツムカッガツムカッガツ★
                  台風サッ☆ ムカッガシっ★

      ムカッバシバシムカッムカッバシバシっ★ サッ☆台風 ガシっ★
  ムカッガツガツガツ★

    スパンっ★ ガシムカッガシムカッガシっ★
          サッ☆ ムカッガシガシっ★ムカッ サッ☆台風



 時折、蹴りを受けたこういちごと跳ね飛ばし、それを追いかけて再び攻撃に出る Ryuichi。
​ その打ち合いの場所がこの広い闘技場のあちらこちらに移動しているようだ。​


 バシムカッバシムカッムカッバシバシっ★ムカッ サッ☆台風 ガシっ★
        ムカッガツムカッガツムカッガツ★

   ムカッガシムカッムカッガシムカッガシっ★ムカッ サッ☆台風
     ムカッスパンっ★ムカッ サッ☆台風
       ムカッガシムカッガシっ★ サッ☆

           ムカッスパンっ★ ムカッガシムカッムカッガシムカッガシっ★ムカッ サッ☆
                    ムカッガシムカッガシっ★ムカッ
       サッ☆台風

   ムカッバシバシムカッバシムカッバシっ★
                     ムカッガツムカッムカッガツムカッガツ★ムカッ サッ☆台風
     ムカッガシっ★



ゆうすけ
  「くそっ、こんな相手は初めてだ!
   こ、こんな状況・・・・見たこと無いっ!」
利江
  「こ、こういち君・・・・」




​                               -つづく-​




​​
第122話 総本山対極試合 陳南家 南流伝承者vs 3 へ
 (うん・・・そう見えた・・・)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月14日 16時15分33秒
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