テーマ:暮らしを楽しむ(387799)
カテゴリ:器と雑貨
昨日の日記でほいあん堂のお菓子のうつわに使った絵唐津です。 唐玄窯(絵唐津) 唐玄窯さんの作品は上品で好きです。 由紀子窯(黒唐津) 以前、日記に書いたことがある女性陶芸家、由紀子窯さんの黒唐津、実際はもっと黒いです。 同じ釉薬でも焼き方によって色が変わるんですね、真ん中はゴールドのようにも見えます。 師匠はあの中里隆さん、あの時は(3年前)結婚されたばかりで、土屋さん(すごい!土に縁があるんですね、と・・・)になっていらっしゃいました。 ご主人は、東京の純日本料理店の料理人!(師匠の中里隆さん、お気に入り)東京と唐津の遠距離結婚とか・・・ 唐津を知りたい方・・・唐津観光協会 唐津焼が地味なのも意味があります。それは、唐津焼が料理を盛ることで完成する芸術品だからはじめから控えめに作られているのです。 唐津焼は“用”のための器であることは、観賞用の有田焼とは違うところです。 また、「使われることで完成する」焼き物であると言われています。使うほどに土色が変化し、貫入(釉薬に発生するヒビ割れ)が入ることで味わいが増し美しくなる、ということを意味します。 <唐津焼のはじまり> 唐津焼の起源については諸説ありますが、現在では室町時代から桃山時代にかけて岸岳(きしだけ)城を居城とした松浦党領袖、波多氏の加護のもと、日常に使う壺や皿、徳利等の雑陶を中心に焼かれていたのがはじまりとされています。 この頃に焼かれていたものは「古唐津」と呼ばれています。 唐津焼が本格的に盛んになってきたのは、豊臣秀吉による別名「やきもの戦争」と呼ばれる 「文禄・慶長の役」(1592~98)以降のことです。 この戦争で多くの朝鮮陶工が諸大名に伴われて渡来し、彼等が蹴ろくろや連房式登り窯という新しい技術をもたらしました。 <名前の由来> 唐津焼とは、肥前地方(佐賀県西部から長崎県一帯)で焼かれた陶器を指し、“唐”へ渡る“津”、つまり「中国・朝鮮へと続く港」という意味である唐津の港から全国へ出荷されたことによって、唐津焼と呼ばれるようになりました。 東日本では陶器のことを“せともの”、西日本では“からつもの”と呼ぶように古くから庶民に親しまれてきた焼き物の一つです。 <一井戸二楽三唐津> 古くから優れた茶陶を焼いた唐津焼は、一井戸二楽三唐津と茶道の世界でもわび茶碗として茶人たちを魅了してきました。 <唐津焼の種類> 唐津焼には大変豊富な種類があります。それは、唐津周辺の土の持ち味が場所によって異なっているため、それぞれの土に合わせた釉薬、絵付けの工夫がなされていた為であると言われています。 絵唐津・朝鮮唐津・斑(まだら)唐津・三島(みしま)唐津・粉引唐津 ・青唐津・黄唐津・彫唐津・刷毛目唐津・櫛目唐津・蛇蝎(じゃかつ)唐津 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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