ドキュメンタリー映画「ブリッジ」
話題の「ブリッジ」が日本でも公開されるらしい。以下は記事の抜粋。[eiga.com 映画ニュース] 世界有数の自殺スポットの1つとして知られるサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジ。そこにビデオカメラを置いて自殺者の様子を撮り続けたドキュメンタリー映画「ブリッジ」。同作の日本公開を控え来日したエリック・スティール監督に話を聞いた。年間3万人以上の自殺者を抱える日本に対し、アメリカでは自殺はいまだにタブーであり、自殺そのものを恥じる傾向にある。だが、タブーであり、羞恥心があるからこそ、自殺についてオープンに話し合う場を設けられれば、と本作にチャレンジした監督だが、本作を作ったことで、逆に感化された観客が自殺を試みる可能性もあったという。「もちろん、その可能性はリアルだ。だが、このストーリーを伝えるか、無視するか、という二者択一を迫られれば、やはり伝える方を選ぶわけで、あのままではあの橋での自殺者は増える一方だったと思うし、この映画を作ることでゴールデンゲート・ブリッジ管理局の自殺対策の考え方が変わったことを考えると、作った価値はあると思う」と話し、オープンに伝えることの重要さを説いた。