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カテゴリ:歯並び
2010年2月14日 10時~16時
場所 文京シビックセンター会議室 講師 元 阪大助教授 保田先生 良く晴れたバレンタインデーの朝。中島先生に拾ってもらって東京へ。 文京区のお荷物かわからないが凄く立派な公共施設での研修会。 内容はストレートワイヤーテクニックの仕上げ。 22×25のニッケルチタンが最終ワイヤー。 これを入れてから、19×25のステンレスに落として前歯6歯を一緒に遠心 に引く。クリンパブルフックの位置は3の遠心2ミリ程度の所。 そして、クリンパブルフックは少し近心に倒しておく。 引くのは、ニッケルチタンのスプリング。 通常の様に、正中を合わせておく必要も、空隙を閉鎖しておく必要もない。 バラバラでもよい。あとで閉鎖する。 抜歯ケースは5~5までの下顎の舌側にワイヤーをスーパーボンドで張っておく。その際、ワイヤーを外す前にフロスでワイヤーを留めて形を付形するのが、みそ。 昼ごはんは、文京シビックのスカイレストランに行ったが、満席。 よって、街中のカレーハウスと、中華料理屋さんに分かれてとりました。 その後、歩いて種苗会館に行き遠藤教授にコンサル。 そこで学んだこと。 レベリングは、ストレートのニッケルチタンだけではない。 スピーの湾曲が強い場合は、16×22のステンレスでしっかり ティップバックベンドを入れたものでする。そうすると、スピーの湾曲 がとれて、バイトが浅くなる。 下顎の前歯に叢生が無くて、唇側に傾斜していないものは、下顎の 4番を抜いても下顎の前歯を舌側に移動させる事は困難な事が多い。 つまりどちらかと言うと、傾斜移動。 上下顎前突の場合で、下顎の 前歯が舌側に傾斜しているものは、4番を抜いても口元は改善しにくい。 FKOやバイオネーターで顎位が治った場合のワイヤー装着のタイミングは 7番が生えるまで待った方がよい。 色々な先生のコンサル内容を聞いているのは本当に勉強になります。 そんなかんなで、文京シビックに帰った頃には、保田矯正は終了していました。 ストレートの難点は、仕上げにあると思います。本当に咬むんだろうか。 22のスロットの場合、16×22のワイヤーではトルクはかかりっこない から、17×25でMEAWと思うが、曲げられたものではない。その場合 松風に聞いたら、チタンモリブデンのワイヤーはどうだろうかの提案があった。 終了後は、皆でお茶を飲もうと会長から提案があったものの、どこのサテンも 満員と言うことで、お開きになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.15 07:21:51
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