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カテゴリ:コンビニ
きょうは、店で感じたことを題材に書いていきます。
コンビニの経営者が、苦労するものは3つあると言われています。 「売上」と「人」と「廃棄」です。 今日お話するのは、3つ目の「廃棄」についてです。 (行政書士に関係ないやんと思われた方、もう少しお付き合いください。) コンビニは24時間営業しています。ですから、夜には売り切ってすべての 売り場を空にする・・・というわけにはいきません。 少なくとも、売り場には“何らかの”商品がないといけないわけです。 そうすると、どうしても賞味期限が切れて捨てる事になる商品も出てきます。 この捨てる商品金額をいかに減らすかが、経営者が頭を痛めるところなのです。 そこで、陥りがちな考え方が、お客さんが少ないときは、極力商品を少なく しよう、ひとつでも“何か”売り場にあればいいや、という事なのです。 経営する側としてリスクを、まずマイナスを減らすことを考える。 当然といえば当然です。 ではお客様はコンビニに何を期待しているのか? 「24時間いつでも“欲しい物”が手にはいる!」 ということではないでしょうか。 夜遅く、困った・・・そうだコンビニだったら置いてるだろう・・・と 思って来るお客さまも少なくない。 ここまで、読まれた方はお気づきになったと思います。 経営側とお客様とのギャップに。 つまり経営者が廃棄リスクを減らす事に力を入れていくと、 お客様が困った!と思って、コンビニを頼りにして来店したときに、 “欲しい物”がない!となるのです。 そんな事が3度もあれば、お客様はその店を見限ります。 しかし、お客様は大声で「ない!」とはどなってくれません。 静かに「この店はあかん!」と思って立ち去るだけです。 そして、売上は減り、「廃棄」は増える悪循環・・・ 賢い経営者は、この「廃棄」と「お客様の要望」を出来るだけ、両立 させようとします。 どうやって? アイドルタイムに、「“何か”あればいい=売れ残り」ではなく、 「お客さまの欲しいと思う商品を最低限そろえる」ことで。 そのためには常にお客様へ向けてアンテナを立てていかねばなりません。 こんな事を考えているときに、実務講座の時に講師の方がおっしゃられた 言葉が脳裏をよぎったのです。 「行政書士で、遺言書は書くことがすべてだと勘違いしている人が結構います。 遺言書は、後で揉めないですむように、相続関係、財産関係を明らかに しておくことが目的です。そこを間違っている遺言書を作らないことです。」 「行政書士として、本当に依頼人が求めているものは何か?・・・を常に頭に いれて置くこと」 そういった趣旨のお話もあったと思います。 売る側(行政書士)と買う側(依頼客)のギャップ 本当にお客様は、それを求めているのか・・・ 弁当は「今日はこれで我慢するか」ですみますが、 行政書士の業務はそれで・・・すむ訳ない!そんな怖さも思いながら 一日働いていました。 長く、まとまりきらない文章で申し訳ありません。 これから勉強して、わかりやすく語れる行政書士を目指します! 今日もお越しいただき、ありがとうございました 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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