テーマ:プロ野球全般。(13396)
カテゴリ:なんとなくスポーツ観戦
打順にしても、話題にしても、WBCのアジアラウンド、イチローに始まり、 イチローで終わりましたね。 3月3日の日記にも、イチローの“30年発言”が韓国チームに対する挑発 だと話題になっているようだけれども、WBCを盛り上げる (皆の注目を集める)効果があったと冷静に解釈してはどうでしょう? などと書いてみましたが、熱い韓国チームに、 そんなこと頼むのは無理な話だったようですね。(実際、ここのブログで 勝手に書いているだけなのに、何をいっているやら…) カリフォルニアでアジアラウンドが生中継されている間、何度も イチローの“30年発言”は話題に上がり、イチローの発言が英訳された ものが省略なしでテキストにされ、10回以上画面に現れました。 多分、日本と韓国のライバル関係に焦点を当てて盛り上がっている という様子を伝えたかったのかなと思います。 今回のイチローの打撃の不調ぶりを指して色々言われているようですが、 これだけ注目される選手、影響を与える選手という意味で、イチローは 本当にすごいなと感じました。 試合に関しては、4回の西岡選手の鋭い打球を韓国の右翼手がスーパー キャッチしたあたりから、日本チームが少し大人しくなってしまった ように感じましたが、最後まで緊張感のある試合をみることができて 良かったです。残念ではありましたが、ちょっと得した気分ですね。 日本が勝てるに越したことがないのでしょうけれど、これからWBCが どこまで盛り上がるのか見当がつかない現状では、 「二次予選でこの雪辱を!」 という気運をつくるには良いときに負けたのかも。 どこかで聞いた話だと、第一回目のWBCで米国が優勝しない方が、 後々WBCを盛り上げるため、米国民の関心を集めるには良いのではとも 言われているらしいですね。 今度の火曜日から始まるアメリカラウンド、テレビではチラホラ コマーシャルが流されていたり、大リーグとの練習試合の結果が流され たりしているようですが、やはり盛り上がりに欠けてますね。 そんな中、何人かの選手、ドミニカ共和国のデービッド・オルティス選手 や、故障で出場が見送られているペドロ・マルティネス選手の インタビューが紹介されたのですが、コメントの中にアメリカ、 ベネズエラ、プエルトリコの名前とともに、日本の名前が出ます。 上記のチームはスタープレイヤーがそろっているチームなので、 「ほんまかいな」と驚きつつ、WBCを盛り上げるための気遣いなのか、 それともあまりにメジャーリーグと違う質の野球をするために 厄介なチームとして名前がでてくるのか、真意はわかりませんが、 「本当に日本て強いのかしら?」とちょっとだけ期待をしてしまいます。 深夜過ぎに生中継されたアジアラウンドの解説を1996,7年に中日に 在籍していたダレル・コールズがしていました。 実況のアナウンサーと同じ頻度で日本チームについての分析、解説を しつづけ、その内容があまりに好意的で、手放しで日本チームを ほめるので、私はすっかり気分が良くなってしまい、試合そっちのけで ダレルの解説に聞き惚れてしまいました。 米国向けの中継だとわかっているのに、日本人向けの解説のような錯覚に 陥った程です。 彼の解説が本当に的を得ているかどうか分かりませんが、かなりの 親日家という印象を受けました。 実況アナウンサーの日本はどの位強いかという質問に、ダレルが、 「日本は米国、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコが持って いない力をもっていて、それはあのスピードだ。パワーは劣るかも しれないが、投手力、守備力はメジャーリーガーに劣らないだろう。 そして何よりも、あのスピードは日本選手がメジャーリーガーと対等に 競い合える強さだ」 と言ったところ、実況アナウンサーが、ダレルの日本選手贔屓なことに 辟易したのか、 「つまり、君は(アメリカ人のくせに)そういうスタイルの野球が好き なんだね。」 と言われてしまい、慌てて言い訳していた様子に、申し分けなくも笑って しまいました。 残りの一次予選、二次予選とアメリカ時間で行われるので、私は寝不足 にならずにすむので有難いのですが、皆さんは大変ですね。 日本チームが、メジャーリーガーを擁するチームにどんな戦い方をするのか 本当に楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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