午前中は最後のヘルシンキ、
トラムカーで街の中心地から離れた所を見学。
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切符はトラムカーの運転手から買えるが、いちいち調べないので切符が無くても乗れる。
話によれば、ほとんどの人が正直でただ乗りをするような人はほとんどいないそうだ。
万が一、無賃乗車が見つかると、80ユーロの罰金をとられる。
![109copy.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/69/0001170569/01/img55cfc102zik7zj.jpeg)
旅行の全行程のツアーガイドはスエーデン人のリンダ。
彼女は7年間の経験あるベテランでもと高校の先生、たいへんユーモアがある。
グループは大半がカップルで平均70歳半ばの感じだが、年齢に関係なくみんなファーストネームべースで気軽に話ができる。
私達は今度でこの旅行会社のツァーが5回目だが、半数以上がゴールドカードのネーム・タッグを付けているので彼等もリピーターと分かる。
朝食を一緒に食べたデーブと奥さんのサンディーは普段はミート・アンド・ポテトで
魚があまり好きでないので、食べられない時のためにスナックをたくさん持ってきたと話していた。
フロリダからのアリスは以前日本へ行って道に迷った時にたいへん親切にされて、以来大日本フアン。 地震と津波のお見舞いを何度も口にした。
4月に日本へ行く予定でいたのが地震でツアーがキャンセルになったという女姉妹で旅行しているエーリスとサンドラは日本人の地震の後の整然とした行動をしきりにほめて、来年こそは日本へ行くと言っていた。
例のジェイクと兄のグレッグはチャンスがあるごとに私をからかいにくる陽気で悪戯者。
![121.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/69/0001170569/03/img72ecfff4zik8zj.jpeg)
午後、ヘルシンキから飛行機で一時間、北極圏をさらに北へ、イヴァロへ向かう。
いわゆるラップランドと呼ばれる地域で、原住民のサミ人がトナカイを飼って生活している。
飛行場からホテルに向かうバスでトナカイが走っているのを見つけてみんなが歓声をあげる。
フィンランドには300,000のトナカイがいるが、全部飼育されていて野生は一匹もいないそうだ。
耳にタッグをつけて持ち主が分かる仕組みになっている。
トナカイが車で轢かれて死んだ場合は政府が保証する制度になっているらしい。
今夜からしばらくは白夜。 太陽が24時間沈まない。