三十路で徒然・・・

　　　　　　

ディズニー・キャラクターのティンカー・ベルが国連名誉緑化大使に任命！
（10月25日シネマトゥデイより抜粋）

　ウォルト・ディズニーの映画『ティンカー・ベル』シリーズのキャラクター、ティンカー・ベルが国連名誉緑化大使に任命されることがわかった。
　『ティンカー・ベル』シリーズは、自然に対する愛情と環境保護の意識を高めようというウォルト・ディズニー・カンパニーの製作意図から、妖精たちは自然との調和の中で生きていることが作品の中で強く打ち出されている。そのためこのたび、名誉ある国連名誉緑化大使に任命されたというわけだ。
　今回の任命を記念して、国連事務総長のクリエイティヴ・コミュニティー・アウトリーチ・イニシアチヴ(ＣＣＯＩ)のもとニューヨークの国連本部において『ティンカー・ベルと月の石』のワールド・プレミアが25日に開催される。ウォルト・ディズニー・カンパニーでは「本プレミアを通じ、気候変動がテーマのコペンハーゲン会議が近づくなかで、より多くの皆様の環境への意識を高めていけることを期待しています」と『ティンカー・ベルと月の石』が世界中の人々の自然保護への意識の高まりに貢献できることへの期待を語った。

　先ごろオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞し、10/21の時事通信では『米国民の56％が支持していない』と報じられています。
　ノーベル賞に対して国連と言うのは政治的な動きをするところではありますが、放映前の映画を根拠に国連が大使任命するのって『国連の権威』を私的流用していることになりませんか？
　ノーベル平和賞も受賞根拠があまりにも政治的かつ一面的な基準（正義なんて主張する数だけある！）に基づいているｊから批判されているのに・・・。

　どっかの民主党様は『国連の決議重視』の姿勢ですが、一企業の映画の宣伝をすることが国連の仕事ならこれほど楽なことは無いですよ。

それにね・・・・

　作品のコンセプトが『自然に対する愛情と環境保護』であっても『ティンカー・ベル』というキャラクターがそのイメージを纏っているとは思えないんですが・・・。
　ディズニーのことですからティンク単体の売れ行きがピーターパンよりよければ　ピーターパンを無かったことにして商売に走るでしょうから、ピーターパンでのイメージを引き摺るのはナンセンスかもしれませんが・・・。

　ティンカーベルって『大人としての責任感』の対極にあるキャラですよ。
　むしろ子どもの『素の感情』を体現する　気まぐれなキャラ。

　国連のお偉方は　いくら貰ってこんな行動に出たのかは知りませんが、　自分達の汚れきった心の清掃の方が先に必要そうです。

　　　　 　　　
結構好きですけどね・・・けどね・・・