|
テーマ:たわごと(26867)
カテゴリ:ニュース読んで徒然・・
まさかたち上がれ日本が? そんな驚きを民主党・・・というよりは仙谷殿あたりは与えたかったのだろうと邪推する私。 社民党は既に譲歩できないところにあるし、公明党に袖にされた以上は新党改革辺りに声をかけるしか選択肢が無い。 しかし、そんな中『保守連合』を訴えている方もまとまりを欠く。 元気なのはみんなの党という異常事態。 そのまとまりの無い保守連合から一部を引き込めば 攻め手をいなせるというのがシナリオではないだろうか? はっきり言って妥協というよりはやけっぱちの狂行でしかない。 一方で・・・ 与謝野さんにしてみれば第一の選択肢が『保守連合による新たな枠組み』が有ったように見える。当然そのパートナーとしては離党したとはいえ自民党の保守派を考えていただろう。 しかし、結果から言えば自民党自体の迷走が止まらない。 安倍元総理等を中心に保守の枠組みで参院選も戦ったが成果があったかといえば・・・。 与謝野さんの優先事項は麻生内閣で積み残した『財政健全化』。 この道筋をつけるためには社会保障(バラマキとも言う)重視の内閣・・・つまり公明との連立は限界があった。 自助自立を訴える方向に持っていかなければ財政はどこまで行っても苦しいまま。 同時に景気刺激策を打たなければならない状況下では消費税増税はこの後の選挙で負けることとほぼ同意。 そこから考えられるのは今回の連立へ与謝野さんだけが”乗り気”報道されているのは『政策を丸呑みなら』 という単純な吹っかけでは無いかというもの。 消費税の導入・増税についてはこれまでも『国民の信を問う』ことになってしまっている。 要は誰かが悪名を背負うことになるが、その後の政権を見ると選挙では反対したくせに基本的には税収はそのままいただくという構図。 どうせどうしようもない現政権なら 『消費税を上げてから潰れてください』 というのが財政再建派から見れば望ましい形だろう。 仮に現政権が政策丸呑みを拒めば、連立拒否の大義名分は立つ。 吹っかける側に損は無い。 逆に言えば現政権にとっては政権を多少延命するだけで何の旨みもない。 なんせ根本的な政策の方向性が(今皆無だとしても)混乱するだけだし、現在連立している亀井さんらと平沼さんは『旗印』が正反対。 上手くいく保証どころか崩壊の一手でしかない。 マスコミがくだらない事をしなければ、という前提ですがね。 与謝野さんらたちあがれ・・・は高齢議員が多く、正直後継も居ない党では早期に勝負をかけたいのも本音だろう。 が、大連立発言でマスコミにケチをつけられた与謝野さんだけに今回は党全体ではっきりと吹っかけないと(『たちあがれの基本政策を全てのむ場合のみ連立承諾!』とかマスコミに対してはっきり発言する)単に足元がぐらついた高齢議員たちの戯言と言う形に収められかねない。 マスコミのこれまでの報道体制を考えれば結果は『政治不信の助長』で終わります。なんて、くだらないことだ! 私は大連立賛成派。 だけど現在の政党の名前が引き摺られるのは大反対。 どこの政党も内部で政策の話になると割れるのはどういうことだ? 根本的な政策論議で集まった個々の議員の大集合でないとだめなのは自民・民主・・・アメリカの共和・民主を見ていても分かるでしょうに。 ねぇ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 27, 2010 10:37:01 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ニュース読んで徒然・・] カテゴリの最新記事
|