教育効果の高い生徒■教育効果の高い生徒とそうでない生徒~伸び率のちがいの原因の一つ~塾で指導していて、個々の能力は横に置いておいて「伸び率」「成長具合」ということだけに注目した場合、 よく伸びていると言える子にはある共通点があります。 それは、注意の受け方が上手。 注意・忠告を素直に受けて、それをすぐに自分の行動の改善への意識へ 結びつけることができる生徒。 注意を上手に受けられない子は、「自分を全否定された」と受け止めてしまい、 イラつき、またその注意された内容ではなくて、 注意されたこと自体を認めようとせず、講師をキライだと思ったり その科目をキライになったりすることが多い。 これは、大きなチャンスを失っていることになります。 注意されることは、決して×なことではないと話して聞かせてあげて欲しいと思います。 特に受験をめざす子達は、学校では優等生や人気者であることが多く、 学校で自分が注意されるという経験は少ないと言う子も多いです。 「注意というのは悪い子がされるもの」だと思っている子も多いです。 志望校が高ければ高いほど、その子に対して、早い段階で要求が高くなります。 同じ程度の学力の子同士でも、志望校が高いほど、講師から注意を受けることも多くなることもあるわけです。 75点でOKとされる子もいれば、「まだまだ!」と言われる子もいる。 これは、塾ならではのことだと思います。 「まだまだ!」と言われて、落ち込んでしまって終わりとか、スネてしまって終わりではもったいないです。 少し、おうちでフォローして、次へのステップにつなげていって欲しいなと思います。 注意されるということは、今、自分が伸びるチャンスを教えてもらえたということ。 そして、そこを直せば、もっといい自分になれるということ。 決して君自身を否定しているのではないこと。ほんの一部分の×であること。 伸びるチャンスがあるからこそ、その弱点を教えてもらえるということ。 目標が高ければ高いほど、乗り越えなくちゃいけないハードルはたくさんあること。 その弱点を教えてもらうために塾に来ているようなものだということ。 それを理解していると感じた生徒には、講師側も躊躇することなくアドバイスをしたくなります。 情がわくというか、なんとか合格させてやりたいな!という気持ちが強まります。 講師も人間ですから、よかれと思って注意してもふてくされるような態度が続くと、やはり効果は期待できませんし、効果がないのに注意やアドバイスはムダになるし雰囲気も悪くなりますし、 だんだんとせっかくの伸びるチャンスも見逃されていくことになりがちではないかと思います。 →つづきを読む。 → ※このブログを応援してくださる方は、こちらをクリックしてくださいますようお願いします。 1日1クリックカウントされます。今後の更新がんばります。 →TOP(FREE PAGE 記事一覧)にもどる。 |