りら

本物の蓮の花を見たのは、東南アジアの寺院近く。
市場でむぞうさにバケツに入って売られていました。

太い茎に肉厚の花弁、桃色の大きな花に目を奪われました。
仏壇のどくどくしい造花しか知らなかったわたしは、ひたすらびっくり。

水面にすいつくように広がる葉の間からすっくと伸びる花。

わたしは仏教徒ではありませんが（ごく一般的な日本人として生活習慣にとりいれられた仏教由来のものはたくさんありますけれども）、お釈迦様の姿に似ている、と言われれば、素直に信じます。

迷いがない、そんな花です。

なんとかうちでも蓮の花を咲かせてみたいと思うのですが、
池の金魚が驚くかなあ。
枯れたら申し訳ないし。

迷っているうちに、ネットショップの商品は売り切れ続出。
今年も見果てぬ夢で終わるか....