通訳コーディネート達人のページ

とっさの時、緊急の時って、「冷静になろう！」と頭で分かっていても中々できませんよね。

昔こんなことがありました。まだ独身の時です。女友達の家にお泊りにいった朝のこと、
女三人で川の字になって寝ていたのですが、その中の一人の友達の「いったーい」という叫び声に起されました。
私ももう一人の友達も寝ぼけ眼なのに、いったい何？何？と思って飛び起きました。その友達は寝ている間に腕を脱臼してしまったのです。

肩がすごく落ちてるし、見る見る顔が土気色になって、私ともう一人の友達は慌てて、一人が救急車呼んで、一人が保険証探して、脱臼している友達に服着せて、戸締りして、、、、気が動転して二人で一人前って感じでした。

その後彼女がどうなったかと言うと

無事病室に入った彼女、、、、最後の断末魔を上げました。
病室の外で待っていた私は、友達と顔を見合わせて「死んだ？？？？」
しばらくの沈黙の後、「どうもお世話にになりました！」とけろっとして出てきました。私たちは二人は唖然。。。

このように緊急時にはいつもできることが、できなかったり、時間がかかったり、冷静になろうと思ってもなれないですよね。だから避難訓練とか本当に大切です。

PS：ちなみに後からあの緊急時に私はちゃっかり救急車に乗る前にストッキングを履いていたらしく後ですごく責められました。。。