佐藤信一写真展「南三陸から」(りゅーとぴあ新潟芸術文化会館)
新潟市の「りゅーとぴあ」で開催されている宮城県南三陸町在住の写真家佐藤信一さんの写真展を見てきました。今年3月に開催された写真展より規模も拡大。東日本大震災以前・震災当時・震災後に撮られた百点以上もの写真が展示されています。佐藤さんの写真はなんだかあたたかい。震災当時の大変に厳しい状況を撮影したものもあるのですが、それさえも撮っている人の体温が伝わってくるような、何なんだろう? 撮り手の気配かな、そういうものが感じられる。それは、地元で生まれ育ち、地元で写真店を営んできた佐藤さんだからこそのものなんでしょうね。そして、見ているこちらが、思わずにっこりしてしまう写真もたくさんあった。写真展に展示されていた佐藤信一さんのメッセージを、紹介させていただきます。(この日記で表示される行当たり文字量の都合上、 若干、改行位置を変更させていただきました)----------------------------------------------------全国、世界から手を差しのべてくれている。あれから1年が過ぎ、町は復興に向け確実に一歩一歩進んでいる。避難所から仮設住宅へ人の暮らしも大きく変わり、皆が必死に生きている。私はそういう頑張る美しい姿を撮りたい。子供達の元気な声が学校に響いている。魚市場も活気が戻ってきた。どうか力強く歩み始めた南三陸町をこれからもあたたかく見守って下さい。いつの日か、海が輝き、緑が眩しい、そして人情が行き交う我が町、南三陸町にお越し下さい。私は今日も撮り続けています。南三陸町 佐藤信一----------------------------------------------------写真展は23日(日)まで開催。ぜひに。■佐藤信一写真展「南三陸から」期日:9月23日(日)まで(最終日は午後3時終了)場所:りゅーとぴあ(新潟市芸術文化会館)4階 ギャラリー(新潟県写真家協会公募展併設)※入場無料写真集も出てます。【送料無料】南三陸から [ 佐藤信一 ]【送料無料】南三陸から(vol.2(2011.9.11) [ 佐藤信一 ]