気学・算命学＠あれこれ

プロゴルファーのタイガー・ウッズ（４５）が2月２３日（日本時間２４日未明）、米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で自身が運転する乗用車が横転し、大破する大事故を起こしました。粉砕骨折の重傷で右すねや足首の手術を受けました。命に別条はないものの、目標にしていた４月のメジャー、マスターズでの復帰は絶望的で、選手生命への重大な影響が懸念されています。

2009（己丑：）年にも交通事故を起こしています。不倫問題で離婚もしました。

2018（戊戌）年には復帰し、2019（己亥）年は4月のマスターズで2005年大会以来14年ぶり5度目の優勝を果たしました。

並外れた才能の持主であることは間違いありませんが、不祥事にも事欠かず、まさに波乱万丈な人生を送っています。

どんな命式なのでしょう。

日干支：庚戌は、魁罡の一つで、頭脳明晰、強運で成功者に多いと言われています。一つのことに成功していく中で大きな波乱もあったりします。

また、三業干支で、傷体の業（身体を傷つけられることにより活力が出て運気が上がる）でもあります。大きな成功を得る代償もそれなりに大きくなるということでしょう。
交通事故に遭うという事象にも結びついていきます。

陽占をみると司禄星に行きつきますから、元来真面目に努力を重ねるタイプです。龍高星の破天荒さも併せ持ち、主星が調舒星ですから、極端な好悪感や美意識をもつ人です。

配偶者との関係は卯子の刑でトラブルが多くなります。2010年8月23日には、自身のホームページで妻と離婚したことを明らかにしていますが、その年は天中殺年でした。

その後の復活、2019年の優勝は、年干支が半会して良い気運でした。甲申の大運で月干支と半会もしていました。

タイガーウッズは第一旬から変剋律大運が回っていて、第4旬までその運気が続きますが、現在はその大運もあと2～3年あまりというところにいます。変剋律大運も大運天中殺のような大きな勢いを作ってくれていましたが、もはやその風は吹き終わりつつあるというタイミングになります。

また、運よく第4旬までずっと守護神大運でした。次はそうなりません。

今までの流れを見ていくと、自力もさることながら、大運の大波にのっていたという解釈が成り立ちます。元々身強ではありません。今後は少し穏やかに人生を送っていくのが順当だと思います。