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カテゴリ:競馬
<日経新春杯>
16日の日経新春杯(G2、芝2400メートル=京都)に、12年ぶりに古馬G1馬が参戦する。11日に発表されたハンデが58キロに落ち着いたことで、ローズキングダム(牡4、栗東・橋口)が正式に出走を決めた。有馬記念を疝痛(せんつう)で回避した影響はなく、ジャパンCウイナーの走りが大いに注目される。 古馬G1勝ち馬の実力は素直に信頼した方が良い。秋G1を戦った馬が日経新春杯に参戦するケースは非常にまれだが、出走した際には確実にその実力を示してきた。98年の天皇賞・春を制したメジロブライトは、99年にトップハンデの59・5キロを背負いながら55キロのエモシオンを退けて勝利。1キロ違えば1馬身違うとされる中、4・5キロ差をものともしなかった。それ以来は古馬G1勝ち馬の出走がなかったが、今年は12年ぶりにその姿が見られる。ハンデが58キロと発表されたこの日、ジャパンC勝ち馬のローズキングダムが正式に参戦を決めた。 有馬記念の2日前に疝痛で回避したが症状は軽く、すぐに回復した。12月26日に坂路を1本上ると、年明け3日に坂路で併せ馬を消化。9日にも坂路で4ハロン54秒6-13秒4を計時しており、取り消しの影響はみじんも感じさせない。橋口師も「これだけの馬なので、万全でなかったら使うわけにはいかないよ」と不安を一蹴。有馬記念の悔しさをこの一戦にぶつける構えだ。 最大の関心事だったハンデもボーダーラインとしていた58・5キロを下回った。トレーナーは「この斤量は想定していた。他馬も含めて想定内のハンデだ。予定通り出走するよ」と明るい表情。強力4歳世代でもトップの実力と信じて疑わない。あっさりと11年初タイトルを手中にするようなら、今年のさらなる飛躍が約束される お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.12 19:55:23
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