12月27日、
今日は神奈川県・等々力陸上競技場で第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝
アルビレックス新潟レディース VS INAC神戸レオネッサ戦が行われた。
この試合では、皇后杯の行方よりも…、
現役引退を表明した日本女子サッカーの至宝・澤穂希選手の一挙手一投足、
彼女のプレーの方が注目された試合になってしまったね。
まぁ、それだけの選手のラストマッチですからねぇ~、
致し方ないのかも知れないね。
しかしまぁ~、
サッカーの神様もレジェンドに気を使いすぎたかな?
こんな結末で、試合を結ぶとはねぇ~。
0―0で迎えた試合後半33分、
INACは右サイドのコーナーキックでチャンスを掴む!
キッカーは川澄奈穂美選手、
川澄の右足から放たれたボールはゴール前中央へ!
そこに飛び込んだのは!
やはりこの人がいるんだよなぁ~。
澤選手の第3の足・ヘッドが反応する!
ボールがゴール右隅に突き刺さる!
あぁ!INAC先制!!
得点は澤穂希!!!
これが決勝戦となり0-1でINAC神戸レオネッサが皇后杯を勝ち取った。
どう考えても出来過ぎだよね。
しかしそれは、長年女子サッカーを支え続け、
日の丸を背負ってきた彼女の矜持が生んだ得点なのかも知れない。
そして…、
その時こそが、日本の女子サッカーの新たな船出なのかも知れないね。
来たる2016年にはリオデジャネイロオリンピックが控えている。
今、言える事はただ一つ。
プレーで、そして背中で語る先達・澤穂希の姿はそこにはいない。
さぁ!それでも立ち上がれ、澤穂希の生きざまを感じた乙女たちよ。
更に進化した日本の女子サッカーを羽ばたかせ!
最後に一言。
澤穂希選手、長きに渡るサッカー選手としての現役生活、お疲れ様。
そして、ありがとう!