いぬも歩けば・・・・・

2012/09/26(水)10:53

母も一緒に高野山詣で

旅のつれづれ(36)

9月はじめ 2泊3日で 和歌山へ行ってきました 西国33ヶ所観音霊場 四国88ヶ所霊場の 巡礼を終えた夫が お礼に 高野山 へ行くというので ワタシの母も誘って ついでに 那智や熊野 和歌山市内も観光して来ました 熊野川沿いの道や 那智大社へ続く道の周辺は 昨年の 集中豪雨による災害の爪あとが アチコチに残されていて 被害の大きさと 復旧の遅れを目の当たりにしました            熊野の宿 【梛(なぎ)】が 1日目のお宿 高台にあって 部屋はオーシャンビュー       太平洋 ひとり占め・・・・・    いや~ 母とふたり占め 3日目に 旅のメイン 世界遺産 高野山 へ くねくねとした山道を 上へ上へと登っていきます・・・・・車が 高野山は 弘法大師が開いた 日本仏教の聖地ですが 山上は 多数の 寺院や 宿坊や おみやげ物屋さんに 学校もあって 宗教都市が形成されています とても全部は まわりきれないので まずは 高野山真言宗 総本山の 金剛峯寺            本坊・新別殿は ¥500で内拝(拝観)できるので 靴をぬいで 上がらせてもらいます 本坊は 持仏間 大広間 梅の間 柳の間 書院などなど 多数の部屋があり      いづれの部屋も 撮影禁止の 狩野派の襖絵が華美で 美術館のよう そして どこかの お城の中を見ているよう      龍を表す石は 弘法大師誕生の地 四国の花崗岩 雲海を表す白川砂は 京都のものが使われているそうです      新別殿の大広間では 茶菓の お接待をしていただきました 高野山上とはいえ まだまだ暑い中  畳に腰を下ろして いただく一服のお茶に 癒されます 畳に座ってしまうと 立ち上がりにくい母のような人には 優しい心遣いの 椅子も 並んでいてありがたい~ もう~動きたくない 気分にもなったけど そうも言っていられないし ここから 車で数分       弘法大師の御廟(ごびょう)が祭られている 奥の院 へ向かいます 駐車場から 1キロほど参道を歩くけど 平地なので 昨年今年と 左右のヒザに人工関節を施して 痛みから解放された母も 大丈夫です 参道の両脇は 多数の墓石(供養塔)で埋め尽くされていて その風景に圧倒されます 織田信長など歴史上の人物や 様々な著名人や 企業の供養塔もあって 特に企業の墓碑は 広告塔か~ と 見まがうような造りで こんな言い方 バチあたりですが 1キロの参道も退屈しません      御廟に 一番近い橋を 【御廟橋】 【ごびょうのはし】とは読まず 古来より【みみょうのはし】と呼んでいるそうです ここから先は聖域で 撮影 帽子 飲食 禁止 神妙な気持ちになって 御廟へ続く石段を上がると 若いお坊さんが立っていて 【塗香(ずこう)】を 配っています・・・・・・・ いやいや~ 配っているは バチあたりか~? なんて言う~? とにかく にわか信者なので 無作法でスミマセン 【塗香(ずこう)】を身体に塗って けがれを除いて おまいりします 今から27~8年前 母は 地域の人たちと 夫婦で 【高野山詣り】に行く予定だったけど その日がちょうど ワタシの弟の結納の日と重なったので 行くのをあきらめて 父と また 2人でおまいりしよう~と 話していたらしいのです でも 父が亡くなり その機会も持てずに 今まできたとか・・・・・・・ やっと 何十年かぶりに 思いを遂げる手伝いができて 良かった~ 橋のたもとの           水向地蔵   水をそそぎ 亡き人の冥福を祈ります

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