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2004年07月01日
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本日のお薦めテレビ映画劇場


本日はヨーロッパ映画二本紹介です。
フランス映画の人間ドラマの秀作「父よ」
そして「トロイ」の監督ウォルフガングペーターゼンの「U・ボート」です。
アメリカ映画にない重厚なドラマを堪能してください

◆父よBSpm8:00

原題:Mon p?re il m'a sauv? la vie
製作国:フランス
製作年:2001
配給:セテラ


スタッフ
監督: ジョゼ・ジョヴァンニ
製作:  アラン・サルド
原作:  ジョゼ・ジョヴァンニ
脚本:  ジョゼ・ジョヴァンニ
 ベルトラン・タヴェルニエ
撮影:  アラン・ショカール
音楽:  シュルジェンティ
美術: ロラン・ドヴィル
編集:  クローディーヌ・メルラン
衣装(デザイン): ジャクリーヌ・ブシャール

キャスト(役名)
 ブリュノ・クレメール (Joe)
 ヴァンサン・ルクール (Manu)
 ミシェル・ゴデ (Emilie)
 ニコラ・アブラハム (Maitre Hecquet)
 マリア・ピタレジ (Dorine Teneraux)
 エリック・デフォス (Manouche)
セドリック・シェヴァルメ (Barthy)
Charlotte Kady  (La Prostitutee)
 ガブリエル・ブリアン (Patron du bistrot)

解説
死刑判決を受けたギャングの息子を助けるべく奔走した父親の愛を描く作品。
監督・脚本・原作は「掘った奪った逃げた」のジョゼ・ジョヴァンニで、彼の自伝的作品である。製作は「マルホランド・ドライブ」のアラン・サルド。撮影は「今日から始まる」のアラン・ショカール。衣裳は「クローゼット」のジャクリーヌ・ブシャール。

出演は「白い婚礼」のブリュノ・クレメール、「サルサ!」のヴァンサン・ルクール、「アメリ」のリュフュス、「ソフィー・マルソーの三銃士」のマリア・ピタレジ、「うつくしい人生」のミシェル・ゴデほか。


ストーリー
長年賭博で生計をたててきたジョー(ブリュノ・クレメール)は、死刑を宣告されて拘留中の息子マニュ(ヴァンサン・ルクール)のため、大統領からの特赦を得るのに必要な情報を懸命に収集していた。しかしマニュは賭博で大きなホテルを手放した父を軽蔑しており、ジョーも息子に対する愛情をうまく表現できない。ジョーはある晩賭博で大損した後、娼婦(シャルロット・カディ)に悩みを打ち明けたりしつつ、息子の訴訟のために闘い続ける。やがて彼の努力のおかげで、マニュは死刑を免れた。そして11年後、・・・・

<コメント>
人間ドラマというのは下手をするとかなりの凡作になってしまいますが、さすがジョゼジョバンニ監督、きっちりと親子の愛情を描いています。

フランス映画独特のちょっと甘ったるいような場面も見られますが、アメリカ社会にない独特の雰囲気で観客を感動させてくれます。




ジョゼジョバンニ監督作品
暗黒街のふたり 【PIBF-7533】 =>20%OFF!《発売日:03/04/25》
暗黒街のふたり

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◆U・ボート 大阪民放pm9:00

原題:Das Boot
製作国:西ドイツ
製作年:1981
配給:日本ヘラルド映画


スタッフ
監督:  ヴォルフガング・ペーターゼン
製作:  ギュンター・ロールバッハ
原作:  ロタール・ギュンター・ブッフハイム
脚色: ヴォルフガング・ペーターゼン
撮影:  ヨスト・ヴァカーノ
音楽:  クラウス・ドルディンガー
美術:  ゲート・ヴァイトラー
ロルフ・ツェートバウアー
編集: ハンネス・ニーケル

キャスト(役名)
 ユルゲン・プロホノフ (Der Alte)
 ヘルベルト・グリューネマイヤー (Leutnant)
 クラウス・ヴェンネマン (LI)
 マルティン・ゼメルロッゲ (IIwo)
 ベルント・タウバー (Obersteuermann)
 マルティン・マイ (Ullmann)
 エルウィン・レーダー (Johann)
 クロード・オリヴァー・ルドルフ (Ario)
Joachim Bernhard  (Bibelforseher)
Jan Fedder  (Pilgrim)


解説
第2次大戦を舞台にドイツ軍潜水艦の乗組員たちの行動を描く戦争人間ドラマ。
製作はギュンター・ロールバッハ、監督は「昼と夜のような黒と白」のヴォルフガング・ペーターゼン、ロタール・ギュンター・ブッフハイムの原作を基にペーターゼン自らが脚色。撮影はヨスト・ヴァカーノ、音楽はクラウス・ドルディンガー、編集はハンネス・ニーケル、美術はゲート・ヴァイトラー、製作デザインはロルフ・ツェートバウアーが各々担当。

出演はユルゲン・プロホノフ、ヘルベルト・グリューネマイヤー、クラウス・ヴェンネマン、マルティン・ゼメルロッゲ、ベルント・タウバー、マルティン・マイ、エルウィン・レーダー、クロード・オリヴァー・ルドルフなど。


ストーリー
1941年、ナチス占領下のフランスの港町ラ・ロシェルの酒場。ドイツ兵たちで賑わうその中に陸での最後の夜を楽しむUボートの乗組員たちがいた。最年長の30歳である艦長(ユルゲン・プロホノフ)をはじめ、乗組員たちは皆20代前半。初めてUボートに乗り込む報道部記者ヴェルナー(ヘルベルト・グリューネマイヤー)は22歳の若さだ。

翌日の早朝U96で出発した乗組員は、艦長を含めて総勢43名。艦長は、まずこのU96が水深何メートルまで可能かをテストした。水深計は160メートルを指した。夜、ヴェルナーは興奮さめないまままに乗組員たちの話に耳を傾けていた。そんな日々が何日か過ぎた。

そして、やっと攻撃命令が来た。敵の艦隊を攻撃するため、U96潜航を開始。緊張したムードが艦内に溢れる。乗組員たちは肉体的にも精神的にも限界にまで達する。魚雷が発射し、駆遂艦が姿を現わす。敵の爆弾で艦内に破片が飛ぶ。そして、水深230メートルに達した時プレッシャーバルブが力尺きた。しかし150メートルまで浮上し、発射した魚雷が敵方を壊滅した。

そしていよいよ難関ジブラルタル海峡通過。予想通りU96は致命的な攻撃を受け、砲台は飛ばされ、状況は最悪となった。・・・

<コメント>
いまや「トロイ」などを監督し押しも押されぬ大活躍のヴォルフガングペーターゼンの西ドイツ時代の秀作。

狭い潜水艦の中での緊迫した物語を、空間設定を最大限に利用して、見ている私たちも潜水艦の中を走り回っているような錯覚に陥るほど見事なカメラワークで見せてくれます。
音と空間そしてドラマのリズム感が一体となってゆく様は、まるで自分たちの頭上に敵の艦船が浮かんでいるような緊張感が生まれます。





ウォルフガング・ペーターゼン監督作品
ネバーエンディング・ストーリー(期間限定)
ネバーエンディング・ストーリー

ザ・シークレット・サービス(期間限定)
ザ・シークレット・サービス

エアフォース・ワン 特別版 (DVD)
エアフォース・ワン

アウトブレイク (DVD)
アウトブレイク

第5惑星(期間限定)
第5惑星






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最終更新日  2004年07月01日 20時21分14秒
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