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カテゴリ:栗原市野球界の未来のために
花園ラグビー場で開催されている全国高校ラグビーに福井県代表として若狭東・敦賀工合同チームが出場しました。試合は目黒学院に敗れましたが,その出場に至る経緯を聞くと私も思い出すことがありました。 若狭東は今大会の予選には春に新入生が入部して人数が足りており,単独で出場できたそうです。しかし,部員不足のため2月から敦賀工と共に活動していたということがあって,合同チームで出場することを持ちかけたということでした。若狭東は7年連続で花園に出場しており,今大会に合同チームで出場すれば,その連続記録は途切れることになるということはわかっていたそうです。 朽木雅文監督は 「敦賀工業で,一人で練習しているという時点で,ラグビーをやる仲間として,何とかしてやりたいという思いはあった」 と語りました。 感銘を受ける言葉でした。 若狭東と敦賀工は40km離れていて,決して一緒に練習することは簡単ではありません。 この話は12月25日のラグビー情報番組「RugbyWeekly」でドキュメンタリーとして放送されました。 . この話を聞いて思い出したのは,私の中学野球監督時代の経験です。Ⅰ年生研修大会という公式戦ではない強化事業のことです。私のチームは単独で参加できましたが,隣のチームが部員不足で参加が難しいので,私のチームに受け入れ,合同チームとして参加することにしました。すると保護者からクレームが入りました。「単独で出られるのだから単独で出ろ」ということでした。私が主張したのは若狭東の朽木監督と同じようなことでした。 「彼らも参加させたい」 と話し,合同チームでの参加を強行しました。 私はこのときの判断は正しかったと思っています。このときの保護者はどう考えているのでしょうか。 . . . 今回の全国高校ラグビー大会に出場した仙台育英の主将は栗原市立栗原南中(瀬峰)出身です。二上大悟君,今後の精進に期待します。 . 木津川俊彦 投稿は必ず氏名と居住地(またはチーム名)を記載して下さい。 匿名での投稿は個人攻撃や誹謗中傷につながるのでご理解願います。 意見を述べるなら堂々と名乗りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.05 08:16:43
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