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カテゴリ:その他 拙者の趣味
阿川弘之さんが著した「山本五十六」を読みました。私が第2次世界大戦関係の本を読むのは珍しいことです。 以前私は,新潟県長岡市にある河合継之助記念館を訪ねたことがあります。とても面白い展示でした。ここのすぐ近くに山本五十六記念館もあり,ついでにここも見学しました。こちらはあまり面白くなかったことを記憶しています。 . 阿川さんの「山本五十六」については賛否両論というか様々な意見や批判があるようです。訴訟問題に発展したことがあると作品後記に書いてありました。そういう意味でも興味を引かれる作品です。 . 戦前のことですが,当時の日本では「何を言うかより何を言わないかの方がむつかしかった」と同書には書いてあります。現代人には理解できない感覚だと思います。 . 私が頷いたのは次の文章です。 「ここで,長岡の歴史を詳述する余裕は無いが,長岡藩は明治戊辰の役で朝敵にまわった藩である。 昔長岡から知事,陸海軍の将官が出ることはきわめて稀であった。 海軍に薩州閥が強かったことはよく知られている通りで,井上成美なども兵学校に入りたてのころ,教官から出身地を聞かれ, 『なに,宮城県?それじゃあお前,まあ少佐で首だな』 と言われたものだそうである」 確かについ最近まで,朝敵であった藩の出身者つまり仙台,会津他の出身者に対する処遇は差別的であったことは事実です。もしかして今現在もあるかもしれません。 . 山本五十六長官がギャンブル好きだったのはよく知られたことですが,面白かったのがシカゴに行ったときに大学フットボール・ゲームを見に行ったという話です。興味深い人物だったことは間違いありません。 . 木津川俊彦投稿は必ず氏名と居住地(またはチーム名)を記載して下さい。 匿名での投稿は個人攻撃や誹謗中傷につながるのでご理解願います。 意見を述べるなら堂々と名乗りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.24 08:00:10
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