【Naruto】ネジ兄さんのillustと、ナルト疾風伝10話の感想とネジ兄さんへのemotion
(其れは勿論)貴方です。疾風伝10話感想の前にネジ兄さんの話。つややかな黒髪、透き通る様な肌、吸い込まれそうな瞳、憂いを帯びた顔で寡黙にしていると、王子様といった風情だけれど、彼の本質はそんな所には無いと思います。宗家を怨んでいた頃の彼は、普段は皮肉屋で寡黙な振りをしていたのだけれど、ヒナタ様の前では感情を抑えきれず、もう一つ顔が姿を現していました。相反する2つの気持ちに支配された感情的で攻撃的なな貴方に、私もemotionを掻き立てられました。中忍試験の時の、ヒナタ様を追い詰める貴方は、本当に魅力的でした。人間の業の様なモノを感じさせられました。サディスト全開。彼の行為は正に〔嫌いは好きの法則〕。しかも凄く饒舌。多分、元来の彼はお喋りさんなのでは。彼の様な人は、結婚したら絶対奥さんベッタリで、仕事から帰って来るなり奥さんにベラベラとお喋りを始めるに違い無い、そうに違い無い(笑)。しかも嫉妬深いに違い無い(笑)。そんな大好きなネジ兄さんなのですが、Narutoと云う物語の事を第一に考えると、本当はサスケ奪還時に、殉職する予定だったのではと思うのです。え、嫌ですよ、彼が死んで仕舞うのは、絶対嫌ですよ。嫌なのですけれど(本当に嫌です!!!)、物語を第一に考えると、あのサスケ奪還作戦は、矢張り如何しても少し違和感が残るのです。ナルトに心を救われ、新しい自分として生きていこうと云う矢先、まるで自分の父親の運命と重なる様に、自己犠牲を〔自分で選んで〕あの場を収める。一人を助ける為に彼とチョウジの二名を喪失し、其の犠牲が有るにも拘らず、結局サスケは闇に堕ちて仕舞う…。その方が、物語としてシックリ来る。其の喪失感と遣り切れなさが、ナルトのサスケへの感情に深みを挿すと思うのです。しつこい様ですが、嫌ですよ本当に。でも、多分そういう案も考えていたのでは無いのかしら、原作者の岸本斉史さんは。だって、同じ様な立ち位置の我愛羅は、今、正に自己犠牲の道、まっしぐらなんですもの。闇から救われたネジ兄さんは、其れは其れで素敵だけれど、貴方には〔銀魂の総悟〕と共にサド星の王子様でいて欲しかったと思うのは、私の我侭でしょうか。そう云う訳で願望も含めて今日の絵と成りました。Naruto疾風伝の10話の感想。チヨ婆様が良い味を出していました。木の葉への感情は疑心暗鬼といった感じ、当たり前ですよね、ついこの前迄は敵国でしたから。カカシ先生に飛び掛った最後のシーン、カカシ先生の「ネヘェッ」って何(笑)。我愛羅がとうとう運ばれて仕舞いました。うううっ。鳥居の中だったけれど、鳥居が描かれていたから近所の国ではこのシーン、カット決定ですね(近所の国では鳥居はTVで放映禁止なのだそうです)。ネジ兄さんの登場シーンでは、正座で〔ねっじにぃさぁん〕コールをして待っていました。でも、彼の絵は今一つ、手抜きに感じました。我愛羅も手抜きに感じたし。でもナルトとサクラは綺麗に描かれていますね。テマリも美しいお姉さんといった風情です。シーンによりアニメーターを上手い人と下手な人とに振り分けしているのでしょうか。其れにしても、来週迄待ちきれません。胸が苦しいです。