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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:ホスピス・緩和ケア
気がつけば10年過ぎたホスピス勤務。予定外の人生プラン、お子さまあんど旦那込みの為に、後回しにしていた感のある緩和ケアの勉強。本腰入れるか、職場もCNS目指して頑張る!なんて思っていたくろ。網膜色素変性症のことは知っていたけど実感が薄めで、無頓着にしていたつけが来た。とは言え、まるっと視力まで落ちてはいないので、20年あまりの定年まで、どれだけイケるかわからないものの、イケるとこまでいってみよう。
なんて頑張るモードなワタクシを嗤うような昨日の夜勤。派遣ナースと転職して1,2ヶ月のケアラーとの組み合わせ。 人手不足の続くうちのホスピス、派遣ナースでかなりカバーしている。日本で派遣ナース、一日だけ職場に来る看護師なんて考えられなかったがイギリスではザラである。人数はクリアできるし、最低限のことは回るので急な病欠などでふとが足りない時には助かる。が、長期的にはコストの割に職員のレベルは上がらず下手すりゃモチベーション下がるし、程々にしてほしい。 ケアラーのうち一人はルーマニア人なのだが、私が仕事を始めたときにまして英語が怪しい。だがある意味、彼女を理解するため英語脳が活性化する気もする。記録にassholeと書かれた時にはのけぞったが。 そんなメンバーで、人がいないのでと急に変わったシフト。穏やかにすぎることを期待したのに、3人お見送りする羽目になった。 いやさ、亡くなった人のカテーテルは取るよ、やること終わったーって信じてたら、こう、ビミョーにはずしてる。部屋にあった花を枕元に置いてくれた心遣いは嬉しいが、お体にも心配ってくれ。ご遺体を移動するときにはカーテンして、ドア閉めるのにドアだけ閉めて中の人に目があう、とか。デリケートな事も話すし、朝の申し送り前のドタバタ時間。ツーカーで話せる人と仕事してたらなかったストレス。挙句、私がご遺体移動中に他に急変した患者の家族、外に待たせて臨終の立ち合い逃した。吐血もしたから、タイミングも悪かった。が、吐血したーいうなら、吸引してそれ以上出ないようにするか、頭側上げておいてくれー、家族に話してる時に、また出てきた。正社員として責任対応するのはワタシや。 結局、時間内に終わる事なく。ヘロヘロしてるワタシの目についたニュースはイギリスで外国人ナースの英語がお粗末でいかん、というもの。悪かったわねー。だが、英語に問題のないブラック派遣ナースはさっさと帰ったぞ。ふん。 愚痴吐いて落ち着いたら英語勉強しよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.05 05:05:10
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