テーマ:趣味の英語(406)
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語源"primus"(英語の"first"を意味する)の仲間、二番手は"primary"、そう"primary school"「小学校」の"primary"です。
意味は「第一(位)の、主要な、最も重要な」です。さらに「最初の、初期の、原始的な」、「本来の、根本の、根本的な」などの意味があります。 "be of primary importance" 「最も重要である」 "the three primary colour" 「三原色」 光の三原色は「赤・緑・青」、色の三原色は「赤・黄・青」 "primary education" 「初等教育」 "elementary education"とも "primary school" 「(前期)小学校」 主に英国で、5~11歳の子供が対象。 米国では"elementary school" "primary care" 「初期手当」 アフターケア、"aftercare"「病後の手当て」と対を成すもの。"first-aid"「応急手当」というより予防的なもので、CODによると、地域の医療施設による「健康管理」"health care"のこと。 昨日の"prime"と今日の"primary"は共に意味が多く、重なる訳語もあります。慣用句や熟語は覚えるとして、それ以外の使い分けが難しそう。語のイメージを区別できる手立てはないかしら? 共に語源は最終的にラテン語の"primus"(英語の"first"を意味する)に行きつくけど、その手前の経由語が違うことに気付きました。 "prime"はラテン語の"prima"、プリマドンナのプリマで、イタリア語で「第一人者、首席」という意味。プリマドンナはオペラの主役女性歌手のこと。 一方"primary"はラテン語の"primarius"(英語の"chief"を意味する) "chief"は「頭(かしら)」が原義。上に立つ人ってことかな。"prima"を中心人物と理解すれば、違いが出るけど、微妙で区別しづらいな。 そこで、思い出したのがCCT(Collins Compact Tresaurus) 、類語辞典。言い換え言葉から輪郭をつかめないかしら? "prime"は形容詞としては"main"、"best"、名詞としては"peak"、動詞としては"inform"、"prepare" "primary"は形容詞のみで"chief"、"elementary"、"basic" これなら区別できそう♪ おまけ 脱線ですが参考までに primary (first) 第一(位)の、一番目の;主要な;初等の secondary (second) 第二(位)の、二番目の;二次の(従の);中等の;二次的な、 tertiary (third) 第三(位)の、三番目の;三次の quaternary (fourth) 第四(位)の、四番目の;4個1組の お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 14, 2004 11:34:21 PM
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