テーマ:趣味の英語(406)
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先日ある大学の前を通っていたら、情報リテラシーの試験の看板があがっていました。夫が「いろんな試験があるんだね」と言って見つけ、興味を持ったようです。
リテラシーってよく聞くけど出てこない、「何だっけ?」と聞くと「読み書きのこと」と教えてくれました。 "literacy"「読み書き能力、識字」の意味。 英語の綴りを見ると"letter"「文字」から出た言葉と言うのを思い出したけど、カタカナだと出てこないところがなさけない。"Illiterate(教養がない) !" "literacy"は19世紀に"literate"から生まれた比較的新しい言葉。「読み書きができる」(literate)や「読み書きできない」(illitarate)という言葉はあっても、国民の識字率を意識するまでは"literacy"や"illiteracy"(文字が読めないこと)という言葉は必要なかったんでしょうね。 "The litercy of its people is a condition for a successful democracy." 「国民の読み書き能力は民主主義国としての成功にとっての1つの条件である」 "acquire computer literacy" 「コンピューターが使いこなせるようになる」 "national literacy" 「国民の読み書き能力」 "achieve one hundred percent literacy" 「(国民の)100パーセントの識字率を達成する」 "a high[low] rate of liretacy" 「高い(低い)識字率」 日本にいて日本語を使っている分にはさほど意識しないけど、アメリカのような多民族国家では英語の"literacy"は深刻な問題のようです。 "Some 15% of adult Americans are illiterate in English." 「成人のアメリカ人の約15%は英語の読み書きができない」 なんでも、家庭内では英語を使わない人の割合が全米平均で2割弱、ニューヨークやロサンジェルスなどの大都会では5割前後というのですから。 補足:家庭内で英語を使わない人のデータは、US.Census Bureau の資料によるもので、州全体としては、ニューヨーク州で3割弱、カリフォルニア州は約4割です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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