|
カテゴリ:就学への道のり
B小学校の特殊学級を見学してきました。風邪ひきのだんなもひきづって。
B小学校の特殊学級は、生徒15名ぐらい。 4名ほどの先生がついている。 今日は音楽の授業。普段は学年毎の3学級に分かれているのだが、そんなわけでみんな一緒。担任と補助の先生の他に、音楽の先生も加わり、賑やかな授業が始まった。 すごいなーと思ったのは、みんなちゃんと先生に注視している。つっつきあったり、余所見をしたりしている子もいるけれど、授業にならないという程ではない。 さらにすごいなーと思ったのは、先生のテンション高さっ!なんだかノリは、NHKの子供番組みたいだぞ~。 子供たちもとても積極的。ひとりの女の子がお休み時間にこちらに来て「私は○○って言います。お名前教えてください。」なんて話し掛けられたりして。嬉しくなっちゃいました。 見学の後、先生に少しお時間をとってもらいお時間をお話を伺いました。 一応便宜上3学級にわかれているものの、授業は進度別でまたグループ分けをして進めたりしているそうです。また、その子の状態や親の了解が得られれば、交流学級で授業を受ける場合もあるそうな。ふむふむ。 特殊学級ってどんな所なんだろう…その実態がわからずに、心の中でもやもやしていた部分があったので、今日の見学でそのもやもやはスッキリしました。 きっとここでなら、くるりんはマイペースでゆったりと過ごしていくことができるでしょう。 でも…今保育園で見ている、集団の中で「友達に付いていこうと努力している姿」を見ると、特殊学級が良いのかどうか…正直判断がつきません。公文や音楽教室で、「少し高めのハードル」に挑戦させているわけですが、ダメかと思いつつ意外とクリアしてしまっているので、あれれ?くるりん、意外とやるじゃん?と思ったりもするわけです。 いつかはハードルを越えられない時もくるのかもしれませんが…それすらも、そんな時があるのかないのか、現時点ではわからないことです。 普通学級でもやっていけるのではないか?でも特殊学級の方が無理が無いのではないのか?でも最初から親がハードルの高さを調整することは、出せるはずの力を封じることにはならないのか?…武蔵野東を見学した時と同じように、悩みます。 心の中はさざなみが立っているように、ゆらゆら揺れています。 まだ結論は出せずにいます。特殊学級の印象が良かっただけに、悩みは余計に深くなった気がします(^^;) … B小学校で2年前に行われた研究発表のレポートも無事入手できました(^^)v 以前の日記に書いたことがありますが、障害児教育に関する校内研究で、新聞記事にもとりあげられたそうです。とても素晴らしい研究ですよ。 障害を持った子たちが、地域で生活していくために様々な角度から取り組み、理解を求め、そして地域や普通学級の子たちがそれを理解し、受け止めていった過程が描かれていました。 願わくはこの活動が今もこの学校に、地域に、根付いていてくれますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/06 12:04:48 PM
コメント(0) | コメントを書く |