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カテゴリ:うた
中島みゆきの作詞・作曲による唄「十二月」。

最近はあまり聞かなくなってしまいましたが、20代の頃は中島みゆきの唄も良く聞いてました。
今でこそ彼女もCMに出たり、何より例の「地上の星」の大ヒットで誰もが知ってるアーティストですが、俺がよく聞いていた当時は「好きなアーティストは中島みゆきです」とか言うと、周りから暗い男(,,-_-) と言うレッテルを貼られるような風潮がありました。そのため「自分は中島みゆきのファンだ」と公言する人は少なく、当時はきっと沢山の隠れファンが居たんだろうなと思います。
それほど、彼女の唄は暗いというイメージがあったんです。
でも、決して暗い唄が好きな人が中島みゆきの唄を聞いていた、というわけではないと思いますよ。
彼女の唄に惹きつけられるのは、誰もが持ってる心の真実、普通ならごまかして済まそうとしている心の真実を正面から表現しているからじゃないかと思います。

同世代の女性シンガーソングライターの双璧をなす松任谷由美と比較すると、表現方法が全く正反対、対照的なんですね。太陽と月、光と影、のような。
松任谷由美は女性ファンが多くて、どっちかというと詞より曲を聞かせるタイプだと思うんですよ。だから、彼女とドライブなんていう時はユーミンの歌がもってこいだったりしますが、中島みゆきはこういう時にはあまりかけませんよね。なんか、二人とも無口になってしまいそうで...。
そうなんですよ、中島みゆきの唄は聞き流せないんです。聞き入ってしまう。曲より詞を聞かせる唄が多くて、しかもその詞は人の心をえぐるような...。

俺が初めて聞いた中島みゆきのアルバムは、「愛していると云ってくれ」でした。「元気ですか」~「怜子」や、特に「化粧」は聞いてると男の俺でも心が痛くなってくるような、なんと言うかものすごい表現力なんですよね。


この「十二月」は1988年にリリースされたグッバイガールというアルバムに収録されている曲です。
俺の誕生月でもある十二月。
今日、12月に入ったので久々にCD引っ張り出して聞いてみましたが、これも詞が...凄すぎる

この歳で心をえぐられると心臓に悪い...かも。(´▽`*)アハハ



  十二月
              詞・曲 中島みゆき
                唄 中島みゆき


自殺する若い女が この月だけ急に増える
それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン
大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる
なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている

何万人の女たちが あたしは違うと思いながら
何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
人の叫びも 鴃(もず)の叫びも
風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも
みんな似ている みんな似ている
人恋しと泣け 十二月


飾り澄ました街なかを 赤い光が駆け抜ける
付き添いの誰もない女たち 運ばれてゆく

何万人の女たちが あたしは違うと思いながら
何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
好きになるのも 信じきるのも
待ちわびるのも 思い切るのも
みんな自由だ みんな自由だ
人恋しと泣け 十二月


何万人の女たちが あたしは違うと思いながら
何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
人の叫びも 鴃(もず)の叫びも
風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも
みんな似ている みんな似ている
人恋しと泣け 十二月







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Last updated  2005.12.01 21:08:27
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