|
カテゴリ:がらくた箱
この間息子の小学校時代にやってた雑徭関係の飲み会があった。
年代的に割合近く、子供の年齢も下は小学校低学年から上は既に社会人までだがボリュームゾーンは中学生。 という訳で出てくるのが高校入試の悩み。今度の入試から制度の変更があり、中学校の進路指導の先生たちも何が変わるか実はさっぱり把握していないので、結局対策は塾頼みだけどほんとにどうしたらいいか困っている、という話だった。 最終的にはほとんどがどこかの高校に入学しているのだから中学入試よりは安心じゃないかと思っていたのだが、高校ともなるとどこに決まるかでその先の進路もある程度見えてくる部分が大きいため、それはそれで親としては心穏やかではいられないようだ。 たいていの場合公立がダメだったら私立に行くという選択をするのだが、公立の合否が分かるまで手続きを待ってくれる私立校はそれほど多くはない。しかも微妙に何だかな、という学校が多かったりする。公立の不合格者を確保することで学校経営が成り立っているところだとそういうものなのかもしれない。 高校入試の出願システムはよく分からないのだが、どうやら公立に合格したら入学辞退はしてはいけないことになっているらしく、どこをどう受験するかは来年春の受験組の親たちの頭痛の種になっている。 内申とか併願がどうとか、黙って話を聞いていると何だかものすごくややこしそうで聞いているだけでうんざりしてくるが、自分の子がもし高校入試をする立場だったらそんな贅沢なことは言っていられないに決まっている。反抗期で生意気な中学生のためにあれこれ頭を悩ませるなんて、私だったらもう勝手に自分でやれ、とかブチ切れるんじゃなかろうか。 中学受験は中学受験でいろいろ大変ではあったし経済的には現在進行形で大変ではあるけれど、こと入試という点ではものすごくシンプルで、日程さえ合えば好きなところを好きなように受けられるし入試の出来具合一発であっさり合否が決まる。 高校入試もまた別の大変さがあるのだなあ、と自分は当事者じゃないから冷静でいられるけど、当事者だったら気が気じゃないはずだ。 受かるかどうか心配なのは中学受験も高校受験も同じだろうけど、いろんな枠がはめられて思うように行かないこともあるという点では高校受験っていろいろと大変だなあ、と思いながらノンアルコールカクテルをがぶ飲みしていたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.10 23:43:35
コメント(0) | コメントを書く
[がらくた箱] カテゴリの最新記事
|
|