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テーマ:B級以下グルメ(125)
カテゴリ:がらくた箱
といもいさんの日記にコメントして改めて考えてみたが、昔からカレーよりはラーメンが好きだった。故郷にあった某老舗のラーメン屋が原点なのだが、そこも親父さんがいい年になったので店を畳んでしまった。こういう個人経営の美味い店ってのはそれをやってた主が誰にも継承しないとただ消えてしまうのだなあ、と思う。二郎は暖簾分けがたくさんあるので、総帥が総本山を畳んでも生き残るのだろうが。
カレーに関しては、市販のルーを使うタイプのものは若い頃食べるたびに胃を悪くしていたこともありそれほど執着は無い。無論夫と息子は大好きで週1回以上でも全然構わないそうだが、私がイヤだ。 しかしスパイスから作るインドカレーとなると話は別だ。クミンシードやカルダモン、コリアンダー、ターメリック、マスタードシード、チリなどは台所に常備。インド系のカレーなら毎日でも良いと思っている(がやらない)。仕事中、時々無性にベジのダルバート食べたいとかサモサにグリーンチャツネつけてかじりたいとか思っている。 肉を使うカレーも嫌いではないが、歳のせいか嗜好が変わって最近は豆や野菜のカレーの方がいい。ライタも大好物。インド料理店のカレーが選べるセットは、あれば必ずダルをオーダする。パニールもあればベストだがそういう店はまだ見たことが無い。 そういう自分がテキストにしているのはこれ
とこれ。
で、その他にも実は
やミラ・メータさんの絶版になった本など3、4冊持ってはいるがたいていは上の2冊で用が足りる。 しかし実際に作るという用途を離れ、現地の食堂で実際に聞いたというインド料理のレシピが料理写真付きで掲載されていて、開いて眺めるとインドの香りががしがし漂ってきて、作るもいいけどどっちかというと写真と文章を見ては「インド行きてぇ~」ともだえ苦しむのにもってこい(Mかよ)の本がこれ。
巻末には食材入手先リストもあり、なかなかのすぐれもの。 で、この手のエスニック系っていうかマイナージャンルの料理本ってのはすぐに絶版になる可能性が高いので、見かけて良さそうだなと思ったら躊躇せずに即購入が正解だと経験則で知っている。 この本、いまや地下鉄も走っているデリーに思いを馳せるのにはもしかして地球の歩き方よりいいかも。 しかし最近のインド料理本、日本人の好みに迎合せず手に入りにくいスパイスも遠慮なく掲載されているのが嬉しい。 とはいえ、カレーリーフなど生がほとんど手に入らないスパイスに関しては、こんなの買ってみようかな、と思ったりする。病膏肓に入ったのレベルだろうか。
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