だだもれ堂筆記

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• とりあえず解熱

  という訳で昨日からリレンザを吸い込んでいる（粉末状の薬で、吸入器を使って吸い込み、のどの粘膜に直接食らわせるので確かにいったん消化器を経由する錠剤などより効果がありそうだ）息子は、今日になって一気に熱が37度台前半の微熱状態になった。かなり体は楽になったようだが食欲はまだいまひとつ。肉などは食べたいと思うけどたぶん体が嫌がってる、と言いながら昼食にはてんぷらうどんを所望された（笑かき揚げを載せて関西風の汁にしたところ、これがツボったらしく完食。夕食には豚肉の味噌漬けを焼いてみたものの、本人の自己申告通り好きなはずなのにあまり食べられず残してしまう。体って正直なものだなあ。野菜と海老のかき揚げは食べられても肉はダメというのも不思議な気もするが、油はいいけど脂はダメということか。楽になったとはいえまだかったるい感じが残っているようで、午後と夕方に昼寝している。熱は下がったので、あとは日にち薬って感じで体が戻るのを待つようだろうなあ。ぶり返しが無ければ、月曜にかかりつけに行って治癒証明をもらい、火曜から登校の見込み。

  2013.01.25

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• 確定診断

  息子の熱は朝の時点で38.3度。特別高熱ではないがインフルの疑い濃厚。息子の手元にゼリー飲料とおにぎりとお茶とティッシュの箱（痰と鼻水が止まらない）を置いてとりあえず出勤したが、仕事は職場の人たちの配慮で午前中に上がって帰宅できた。それほどぐったりはしていないが、当然元気はあまり無い。昼食もおにぎり1個とけんちん汁少々で終了。1Lの弁当箱を普段は空にしている奴とは思えない。かかりつけの小児科に午後イチで行ったが、既に4人ほど前にいた。みんな熱さまシートを額に張ってマスクをしている。午後の診療が始まった30分後には、待合室は熱のある子供とその母親で超満員。すごい数だった。息子も検査の結果、めでたくインフルエンザA型と判定された。先生の話では、今週に入ってから日を追うごとにインフルエンザ患者が増えていて、発熱でやって来る患者のほとんどがインフルエンザA型。普通の風邪はほとんどいないという。ピークはまだこれからみたいですぜ旦那。2年前、東日本大震災の時にインフルエンザB型に次々にかかった夫と息子が処方されたイナビルは、服用が1回で済む便利な薬ではあったが、夫にも息子にも全く効かず、特に息子は3日間高熱が続き、40度近くまで熱が上がってしまったのであまり信用できない。タミフルは10代にはご法度なので、イナビルかリレンザのどちらかを選択することになったが、今回は1日2回5日間吸入するリレンザで即決。帰宅後茶の間でウイルスを撒き散らしながら（笑）ごろごろ寝ている息子はやはりいまひとつ精彩が無い。夕食も肉やソーセージやとんかつを食べたい気持ちはあるけれども体が受け付けない、と言うので、にんにくを隠し味にしてショートパスタを入れた具だくさんのミネストローネを作った。おかゆは食が進まないようだったが、ミネストローネはお代わりできた。極度に食欲が落ちてはいないようなので一安心。寝る前は38.6度。リレンザが効けば明日から熱は下がりはじめる見込み。文科省だか厚労省だかの決定だったか、インフルエンザに関する学校の出席停止の措置が今年から変更になっている。最初に発熱した日を0日目と数え、以降5日目までは解熱していても登校禁止となった。息子は昨日から発熱しているので、月曜までは学校に行けないことになる。学校にもインフルエンザにかかった旨を連絡しておいた。さて、今回は夫や私への感染はあるかどうか。夫は感染もありそうだが、私は今のところ感染する気がしない。息子の看病が終わったら夫の看病かなあ。2年前と同じパターンになりそうで嫌な予感がする。

  2013.01.24

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• 昨日の今日で

  あんな話題で日記書いたそばから、今日帰宅した息子が風邪ひいたみたい、と言う。確かにまぶたが二重になっている（赤ん坊の頃から発熱すると暫定的に二重まぶたになる）。3時間目に友達に「風任息子、二重になってるけどどうした？」と言われたそうだ（笑学校でいつもつるんでいる仲の良い友達の1人が昨日から休んでいるとな。そしてその友達の隣の席には先週からインフルで休んでいる子が座っていたっていうから、絵に描いたような感染パターン♪これだから学校って（笑熱は目下37度台半ば。午前中から調子は悪かったようだが、急速に熱が上がる気配は無い。仮にインフルだとしたらもっと熱の上がり方が早いんじゃないかと思うが、明日の朝まで待ってみないと何ともいえないし、夜間救急に行ってもこの時点では早過ぎてインフルかどうか確定診断は出ないだろうから息子は明朝まで放置プレイとなった。いずれにしろ明日は学校を欠席することになりそうだが、私は仕事でしかも代替要員がいない（泣かわいそうだが、息子がそれほど差し迫った状態でなければ午後まで留守番してもらうことになる。熱の出方次第だが、朝の様子でインフルの疑い濃厚だったら早めに帰ってきて夕方かかりつけに行くことにした。明日の夕方になればインフル診断もできるはず。インフルエンザの予防接種をしているので重症化はしないし熱も極端に上がらないと思うが、どうなることやら。

  2013.01.23

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• インフルエンザの季節

  初冬の風物詩、ノロの流行がぼちぼち収束したと思ったら、引き続き寒中の風物詩であるインフルエンザが流行りはじめ、勤務先もどこのクラスが学級閉鎖になってもおかしくない状況になった。同僚もインフルエンザで数日休んでいる。ノロにはかかりやすいがインフルには極端にかかりにくいというか、職場が職場だけにおそらく感染しているのだろうがほとんど発症しないので、今回もかなり油断している。数年前1度発症したが38度半ばまでしか熱が出ず1日で解熱、その後も夫や息子がインフルにかかって寝込み、身近にいて看病しても私だけはうつらない。何だかすごく損した気がする。無論インフルエンザの予防接種もしていない。息子が受験生だった去年は保険として受けておいたが、今年はもうその必要が無いので完全に丸腰状態。加湿やマスクなどのインフルエンザ対策も全くしていない。あまりの無頓着ぶりに自分でも自分に呆れているが、毎年これでやっててかからないのだから仕方ない。今年もかかれないのかなあ。あまりにもインフルをやらないでいると自分が人でなしなような気分にさえなってくる。数年に1度でいいからインフルにかかっておくべきなような気がする。とこんだけ書いたんだから、インフルエンザウィルスがそれじゃ一発感染させたろか、と私に取っ付いたりしないだろうか。ノロ以外に最近病気らしい病気をしていないのが何だか悔しい気がしないでもない（慢性的で体質の問題みたいな病気は病気にカウントしていいかどうか分からないが、実感としては病気のうちじゃない気がする）。それはさておき、1月2月だけでなく3月も結構インフルエンザにかかったりする。うろ覚えだけど私も以前インフルやった時は3月じゃなかったかなあ。インフルで卒業式に出られなかった卒業生の話も毎年結構耳にするし、受験生だけでなく卒業式を控えた学生さんもぜひ気をつけてもらいたいものだ。

  2013.01.22

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  理想の財布（息子用）

  息子は通学にPASMO（関東の私鉄系ICカード乗車券ね）定期券を使っている。学校でジュースを買う小銭も持って行きたいし交通機関に万が一のことがあった時用に千円札も1枚ぐらい用意したい。私が仕事でいないことがあるので家の鍵も必要だがこれはできればむき出しで持ちたくない。これら全てを入れて学生ズボンの前ポケットに入れてかさばらず、なおかつ落とさないようにコードリールが付けられるパーツか穴が付いている財布は無いものか、ずっと探していた。これが案外無いもので、普通の定期入れは定期しか入らないし、小銭入れが付いていてもマチがあまり無いし、もちろん鍵は中には入らない。正確に言えば入らないことは無いが、恐ろしく取り出しにくいうえに鍵と小銭が同居する羽目になる。小型の財布もあるが、小型とはいってもズボンの前ポケットに入れるにはちとかさばる。小銭入れに無理矢理入れる手もあるが、PASMOの入れ場所がいまひとつで、小銭入れの外側だと落ちそうだし内側だと改札機が読み取れない心配もある。それにやっぱり鍵の入れ場所が難しい。材質も皮製だと汗や酷使ですぐぼろぼろになるだろうし、布製だと擦り切れて破れそう。さてどうしたものかといろいろ検索していたら、これぞ！というものを見つけた。定期入れ＆コインケースメール便発送送料160円！☆CHUMS☆key coin case/キーコインケース価格：1,995円（税込、送料別）これは上記の条件を全て満たすうえに、このショップはカラーも揃っていてしかもメール便で送ってくれるので送料も安い（別に回し者でもステマでもないが）。即決で購入しましたよ。息子にさっそく持たせてみた。カード入れにはPASMOがきっちり入り、ファスナー付きなので落とす心配が無い。窓が付いているので定期の有効期限もちゃんと見える。このカード入れの内側にはポケットが付いているので、お札も2～3枚ならそこに四つ折にして入れておける。本体はファスナー付きの小銭入れになっていて、マチもついているので小銭は余裕で入れられる。ファスナー式でバリバリいわない（笑）のでお金の出し入れが静かで良い。オープンポケット部分は金属リング付きのキーケースになっていて、鍵はリングに付けてケースに入れておけるし、リールも付けられる。サイズも結構小さく、息子に訊くと「前ポケットに入れても全然邪魔じゃなくて要るものが全部入って便利」だそうだ。色もビビッドだし、使い勝手も良さそうだし、ミニマムなのがなんといっても良い。息子のが羨ましくなってきた。私も時々PASMO使うし、自分用にこれの色違い買おうかな、と考え中。百均のパスケースがぼろくなってきたし、ちょうど良いかも。

  2013.01.21

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  とうに夜半を過ぎて

  最近亡くなったブラッドベリのこのタイトルの短編集、一時絶版になっていたと思うが、一昨年河出文庫で再版されていた。【送料無料】とうに夜半を過ぎて [ レイ・ブラッドベリ ]価格：998円（税込、送料別）実はブラッドベリはあまり好きではない。後味があまり良くないのだ。ホラー的な終わり方をするものもさることながら、よく言われる「心温まる」「叙情的」「詩的」なものもどこか好ましくない読後感がどうしても残ってしまう。これはブラッドベリが悪いのではなく、単に自分がブラッドベリと相性が悪いだけのことで、実際彼の作品自体は読んでいてアイデアもストーリも上手いなあ、と思う。思うがダメなのだ（笑しかしいやよいやよも好きのうちというのか何というのか、『とうに夜半を過ぎて』が再版されたと知って、買いたいという気分がむくむくと湧いてきた。買っても読むかどうかは分からない。読んだら後味の悪さで、しばらくの間なんとなく気分の悪さが続く（それぐらい影響力があるのだブラッドベリの後味の悪さは。笑）のは分かっている。だが欲しい。読みたくないけど手元に置いておきたいという矛盾したこの感じ、実は結構困っているのだが、嫌だ嫌だと思いつつ多分近いうちに絶対買うだろうとも思っている。こういう気分、他の人にもあるのかなあ、悪女にハマるって言うのともちょっと違う気がするんだがどうなんだろう。

  2013.01.20

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  面白いと理解できるってのは別だね

  買っちまいました。【送料無料】虚数がよくわかる価格：2,415円（税込、送料別）息子に「虚数って何？誰が見つけたの？何に使うの？無いのにあることにすると何の役に立つの？」と問い詰められた。私の能力ではそんなものの解説は到底手に余る。ので、これを買ったのだがもちろん私は読んでもどうも理解が怪しい。しかしカラーなので眺めている分には面白い。数の世界の広がり方の解説なんてのも楽しい。ついでに、近々Newtonムック　Newton別冊【1000円以上送料無料】宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界価格：2,415円（税込、送料込）の改訂版が出るらしいので、そっちも買っちゃおっかなー♪ますます手に余るなー＿|￣|○

  2013.01.19

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• 友達宅訪問

  私学のデメリットのひとつが、友達の家が遠いこと。特にうちは息子の学校の生徒の中では辺境に近いエリアにある（笑）ので、都会に住む友達と学校外で遊ぶ機会はなかなか無い。とはいえ今日は息子は休日。うちほどではないけどちょい辺境に住んでいる仲の良い友達の家に地元産の地味なお菓子を手土産に遊びに行った。お母さんとは私も多少お付き合いがあるのだが、彼女はどうやら専業主婦であるらしくご在宅で（私立のお母さんは稼ぎの良い夫のいる専業主婦か、さもなくば専門職や正社員でバリバリ働いているかのどちらかのパターンが多いような気がする。パートは公立に比べるとかなり少ない実感あり）、手作りの昼食をご馳走になり、友達とはゲームとかパソコンのプログラミングとかトランプとかで楽しんできたそうだ。息子曰く、「新しくてきれいなマンションだったよ、ご飯もおしゃれだったしお母さんがすごく優しそうだった」…済まんな、正反対の家と母親で＿|￣|○息子に提案してみた。「今度は友達にうちに来てもらったらいいよ、ご飯も作るし」「何作る気？（疑惑の眼差し）」「インド料理とかどう？ダルとかキーママタルとかサグパニルとかチャパティとか」「却下」「じゃ、中華は？地三鮮とか蒜泥茄子とか大醤骨とか本場四川麻婆豆腐とか」「絶対却下」「え～、いいじゃんおいしいじゃん」「だってうちの料理変だよ、普通のうちでインド料理とか地三鮮なんか出てこないよ」「別にインドや中国じゃ変じゃないじゃん、大丈夫だって」「でも日本じゃ変なの、絶対ダメ」ちっ、保守的な奴だなあ。「じゃから揚げ1kgと煮豚1kgとスペアリブ1kg」「それ」中学生男子なんてそんなもんだな多分。それに男子って女子ほど友達の家とかお母さんのことなんて観察していないものだ。いや、正確に言えば若くてきれいなお母さんとか姉妹はよく見るかもしれないが、それ以外は見ないというのが正しいか。先日スープジャーに入れたカレーとコロッケを載せたご飯をコロッケカレー弁当として息子に持たせたところ、友達から大絶賛されたと言っていた。ここで更に大量の肉をばら撒いて友達に振舞って目晦ましすれば、私本人がどうであれ「風任息子の母ちゃんすげえ」と評価されるに違いない（笑

  2013.01.17

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• 息子帰宅

  爆弾低気圧で東京方面の交通網がぐだぐだになった翌日の夜、息子が帰宅した。とたんに家の中の空気がざわざわと動き回る。文字通り朝から晩まで、夕食後のナイタースキーもきっちり参加してきたので夜は先生の目を盗んで遊ぶどころではなく爆睡だったらしいが、一晩であっさり復帰できるんだから若いよなあ。スキーだと山の中なので宿を夜中に抜け出しても行くところがない上に、外は－15度ぐらいに気温が下がっているのでうっかり出かけると凍死する。悪さもろくにできないところが学校側にとってのメリットかもしれない。レベル別のグループに分かれてインストラクターが付いて指導を受けたおかげか、本人の申告によるとシュテムを卒業しパラレルができるようになって帰ってきた。来年のスキー教室を今から楽しみにしているようで何より。スキーは家族で行くとなるとそれなりに時間と金がかかりなかなか行けないので、学校行事で行ってもらえるとありがたい。とにかくケガも無く帰ってきて何よりだった。ちょっと一安心。代休日の明日は友達の家に遊びに行くそうだ。でも近所じゃなくて、友達の家の中では近い方とはいえ電車で40分だからねえ、こういうのが遠くの私立のデメリットだなあ。先様もどっちかというと田舎なので都会でお金使って遊ぶ、という感じじゃないのがいいんだけど（笑

  2013.01.16

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• 爆弾低気圧通過

  夜中に降り出した雨は、日中になって朝よりも気温が低くなったため正午過ぎには雪になった。とはいえこの辺りだと東京とは違ってべしゃべしゃのみぞれのような雪なので、積もりはしなかった。冷え切った風に半ば飛ばされるように追い立てられたスズメが軒の隙間にもぐりこんで雨雪をしのいでいた。夫も悪天候のため仕事が午前で打ち切りになり、昼過ぎに帰宅。夜になって雨風は止み、明日は晴れの予報。スキー教室の帰りが今日でなくて良かった。今日だったら、帰ってきてからの首都圏の交通機関がぐだぐだになっていて大変だっただろう。なんとなしに騒がしい息子がいなかったおかげで、この連休は大人の静かな休日だった。他所様からは子供がいないと夫婦の会話が無いという話も聞くが、うちは特にそういうことも無く、息子抜きでも埒でもない雑談が静かに交わされる。息子が巣立った後、夫と2人の暮らしに戻ったらたぶんこういう日々になるのだろう。それはそれで好ましいが、やっぱり少し寂しいんだろうなあ。

  2013.01.14

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• 息子不在中

  中学1年のメインイベントのひとつ、スキー教室で息子は今長野県に行っている。息子の学校では希望者だけではなく、学校行事でスキー教室に行くので、各種理由によりスキー教室に参加しない場合は普通に登校し自習しなくてはならないのだそうだ。また、今回のスキー教室は日祝に行われるので今週半ばに代休があるが、欠席者はカレンダー通りの休みとなるので代休が無く、これまた中1がいない教室に登校し地道に自習となる。自習といっても残念ながらもちろん遊べない。自習監督が付いて自習することになるらしい。人数が少ないので逃げ場なし（笑インフルエンザが流行し始めているのでちょっと心配していたが、無事参加できた。あとは向こうでケガとかインフルエンザ発症とかが無ければ朝から晩までスキー三昧になる予定。自分の歳でそれをやるとキツそうだが、中学生は多少筋肉痛になったとしても疲れが残ったりしないだろうし大丈夫なはず。いいねえ若いって。という訳で大人2人の静かな休日。夫は明日出勤なので今日はのんびり。夫は持ち帰った仕事を片付けたり昼寝したり、私は本を読んだり明日の雨の前に大物の洗濯をしたり。隣町で発見したインド・ネパール料理店に行ってダルバート食べたり（ここのサモサには隠し味にネパール産の山椒を使っていて、不思議に香りが良かった）。それにしてもスキーいいなあ、安比以来だし、私も行きたい。こっそり息子がいるスキー場に行って、何食わぬ顔ですぐ近くを滑って行ったりしたらビビるだろうなあ（笑

  2013.01.13

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• 学校のトイレ問題

  今でこそたいていの学校のトイレは水洗になっていてトイレットペーパーも付いているが、私が小学校に入学した1970年代初頭の学校のトイレはおそらく今の子供たちには使えないのではあるまいか。まず水洗ではなく汲み取り式。もちろん和式。うっかりするとオツリが来るあれだ。足を踏み外すと落ちるので油断のならない（実際、学校に限らないが子供がトイレに落ちて死ぬという話はちょくちょく耳にした）あれだ。ただ冬になると凍結するのでその点は安全。その代わり凍ったブツが積みあがってくるのでビジュアル的に些か鬱陶しい。床も壁もコンクリート打ちっぱなし。タイルすら貼っていなかった。ウジ類はあまり見かけなかったので、おそらく対策としてこまめに薬を撒いていたのだろう。でもってそういうトイレ、いやトイレじゃなくて便所としか言いようが無い、なのでとにかく臭い。特に夏場の個室はアンモニアが目に沁みる。そして女子には特に問題になるのだが、この便所にはトイレットペーパーなど付いていなかった。んじゃどうするかというと、各自自宅から学校で必要と思われる分のちり紙を持ってくるのである。昔はティッシュなどという便利なものが無かったのでどの家でもちり紙を使っていたのだが、それを毎朝自分で必要なだけ取って四つ折にし、ポケットに入れて学校に持っていく。学校では毎日「ハンカチ･ちり紙･つめ調べ」というのがあったが、ちり紙を忘れたり切らしたりするのはトイレに行けなくなるとほぼ同義語だったので女子には大問題だった。私も友達から分けてもらって何とかしのいだことがある。一方で紙は大の時しか使わない、という豪快な女子もいて、自分には真似できないなあ、と感心したものだ。6年生の時、トイレが水洗に改修された。改修と同時にトイレットペーパーがトイレに付いて、トイレ用ちり紙持参生活から解放されたのだった。でもやっぱり毎日ちり紙は持って行っていた。ティッシュが普及していないのだから、当然ポケットティッシュも無い。鼻をかむ時に必要だったからだが、枚数はトイレ用ちり紙持参時代と比べて格段に減ったのは言うまでもない。

  2013.01.12

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• 出願

  息子の学校でもこの春の受験の出願が始まった。出願初日の朝登校すると、保護者が大勢出願窓口への列を作っていて、その緊迫感にかなり圧倒されたそうだ。そりゃそうだろう、彼自身は受験しただけで願書記入も受験料振込も出願も何もやってない。受験直前のこの追い込みの時期、自分も大忙しなので、そういうこまごまとした受験にまつわる雑事を実際にやっている親の姿を見る機会はほとんど無かったはずだ。「みんなすごい顔つきでちょっと近寄れない雰囲気だったなあ」とぼやいていた。今息子の通う学校の出願に来たのは、出願が始まって3日目の昼前。第1志望の出願を先に済ませてから来た。風は冷たいけれど天気の良い日で、ああいい天気だなあ、第1志望よりこっちの方が駅からのアプローチが楽でいいよなあ、とか横着なことを考えていたら結果的に本当にその通りになってしまった（笑出願3日目ということもあって、やって来る保護者の姿はまばら。あっという間に手続きが終わった。中学入試の出願では、出願初日開門前から並んで若い受験番号を取ろう、という意気込み（そういう親もいるのか、とその話を聞いて逆に驚いたものだった）が全く無かったので、どこに行っても出願はあっという間に終わってしまい、ついに出願の緊張感の無いままだった。どこか1校ぐらい受付開始前から行列に加わるぐらいのイベント的出願をしておくべきだったのかもしれない。どっちにしても出願初日とお試し受験の日程が重なっていたから無理だったんだけどね。1年前のこの時期、予想よりはずっと平穏な気持ちではあったがやはり緊張感は入試が全て終わるまでずっと付きまとっていた。今年の受験生の親は、わが子が平均偏差値80以上などというありえないような超優秀児でもないかぎり、1年前の自分と同じような時間を過ごしているのだろうなあ。しかし今、息子が第1じゃないけど第1.5志望での中学生活を送っているのを見ていて思う。入試の結果がどうであれ、子供はどこかの中学に必ず入れるし、どこに入っても結局本人の過ごし方次第。入ってからその学校を楽しめればオーライ。実際、私立中は勉強もペースが速く、気を抜くとあっという間に成績が落ちる。入ってからの成績に悩む親も少なくない。息子の第1志望校だった学校を中学で辞めて高校で公立に入り直した子もいる。私立中の生徒の自殺の話も時々耳にする。いじめもあるし、いじめへの対処を十分にしない学校もある。公立中もあれこれ言われているが、公立以下の私立中学校だってある。いや、偏差値表にさえ載らないような学校の場合、落ち着いている公立よりタチが悪いことさえある。合格後がバラ色の中学生活とは限らない。入試前はそういう入学後のあれこれについてあまり思い巡らす余裕は無いかもしれない。でも入試の結果はゴールじゃなくて新たな場所でのスタートラインだと意識することを、これから入試に臨む保護者の皆さんには忘れないでいただきたいなあ、と去年いろいろあった親は思うのだった。

  2013.01.11

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  やっぱ大人も絵本♪

  化学が結構好きな（のに何故か部活は物理、ただし化学部にもちょくちょく出入り中）息子のためといいながら実は自分もちょっと眺めたくて購入。【送料無料】すぐわかる！ビジュアル化学改訂新版価格：2,415円（税込、送料別）フォトサイエンス化学図録（つい最近指導要領の変更に伴い新版が出た）も図がたくさん出ていて良いのだが、こちらは学校の副教材にも使われていることもあり、どちらかというと教科書の補足的な図や写真が多い。【送料無料】新課程 視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録 [ 数研出版株式会社 ]価格：914円（税込、送料別）一方でニュートンの方は高額ながら「原子の姿」とか「共有結合」というようなはるか昔に化学の教科書で見たことのある言葉がカラーのリアルなイラストでビジュアル化されていて、へえ、こんな風になってるのか、と眺めていて楽しいというか昔分からなかったことが腑に落ちたりする。それにつけても思うんだけど、今って「微分積分はこういうことをするために/こういうときに使うと便利だからこうする」とか「イオン結合というのはそもそもこうなっている」といった、昔ならあっさりそういうもんだから、で流されていたような素朴な疑問とか根本的な事象をきちんと正面から取り上げて解説する本が増えたと思う。自分が学生だった頃はそういう本というか情報が無くて、「やらなければならないから、ちんぷんかんぷんでもとにかくやる」というのが当然で、結局数学でやる対数がいったい何の役に立つのかさっぱり分からないままだった。良い時代になったなあ。閑話休題。ニュートンのこのシリーズ、本当はいろいろ手元に置いておきたいのがあるんだけど、いかんせん高いので大人買いもちと難しい。ブランド物のバッグで200万円とか普通にあるみたいだから、そんだけのお金があったらそういうバッグを買ったつもりでこの手の本をざらざらと買い漁るという暴挙に出たいんだけどなあ。残念ながら小市民なので、ポイントが貯まったりしたらまたちょっとずつ買おうかな。

  2013.01.10

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• 3学期

  息子の学校でも今日が始業式。しかし今週末はスキー教室で出かけ、来週はその代休やら休校日やらでさっぱり学校に行かず、本格的に授業が始まるのは今月下旬というていたらく。と思ったら、2月早々入試とその関連で学校が数日間休みになる。3月も中旬の期末試験が終わったら学校はほとんど休みに近い状態。3学期はさっぱり学校に行かない模様（笑のんびりしている時もあるけど普段はぎっちり授業だし、3学期も期末の他にテストがある。部活も今年の文化祭に向けてそろそろ準備が始まるのだそうだ。のんびりする時はのんびり、忙しい時は忙しいとメリハリがある、ということで頑張ってもらおう。親のできることは弁当作りと稼ぐこと。さてがんばろう。

  2013.01.08

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• 寒中暖あり

  冬至は過ぎたが、今日が1年で日の出の一番遅い日だそうだ。日の入りの一番早い日は12月6日。日の出が早くなる実感が持てるのは1月下旬に入ってから。立春の頃には確実に朝が早くなっている。寒中でも日の出が早くなれば少しずつ気持ちが明るくなってくるので、もう少しの辛抱。昨日は朝の寒さでサッシが凍り付いて開かなかった。今日はそれほど寒くなく、曇りがちではあったが日差しがあるとストーブを消していても室内では暖かい。フリースやヒートテックを着込んで温かいものを食べれば、寒中の至福。陰極まれば陽兆す。風は冷たいが、レンギョウの芽が膨らんでいた。秋に植えた球根も芽が出ている。地元のJAに地元産のいちごが出はじめた。スーパーの菓子パンも日本ならではの季節限定、いちご系の新製品がにぎやか。寒中に春がちらほら見えてきて、日脚が伸びるのが待ち遠しいなあ。

  2013.01.07

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• 相対的大きさ

  最近夫がしきりに「君が縮んだような気がする」と言うが、今のところ骨密度は標準以上だし、身長も変わらず。いったいどうして夫にはそう見えるようになったのかと思っていたが、今日ふと思い当たった。「息子を大きさの基準にしてるからじゃない？あっちが大きくなってるから相対的に私が小さくなってるように見えるんじゃないの？」「なるほど」基準をどこに取るかで物事の見え方というのはずいぶん変わってくる。何が良くて何が悪いか、それぞれの是とする基準で物事は全く反対の様相を見せる。同じことでもどの角度から見るかですばらしいことにも最悪のことにも見える。今年でこの世に半世紀。何かにいつも腹を立てていても、何かをいつも面白がっていても、同じ時間は過ぎていく。心して生きよう。と思った正月休みの終わる日曜日。明日は研修会。

  2013.01.06

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• 正月だってのにPCに振り回され中

  という訳で、無線ルータをあっさり設定、全く問題なくネット接続した。誤算だったのは、うちのテレビはネットにつなぐにはLANケーブルが必要だった。茶の間のPCから分岐させてもいいんだけど、そこまでしてテレビを双方向にしたいとも思わないのでさっさと諦めた。息子のノートPCは設定がほぼ終わり、トレンドマイクロで使用時間や時刻、閲覧できるサイトを制限できるのでそのあたりは全て設定してとりあえず渡した。ただし重大なルール違反があったら即没収して私のPCになる予定なので、ぜひ違反してもらいたいものだといまからwktk（鬼母）。夫はいったん臨終したPCのシステムをフォーマットして再インストールし、息子が作っていたプログラムなどのデータを救出しようと考えている模様。もし上手く生き返ったら、万が一息子のノートが没収されたとしても骨董スタンドアローンPCが残っている。これで安心だね♪と言うと息子に睨まれた。曜日の並びで今年は今日になっても何となく世間に正月の余韻が残っている。毎日慌しい日本の世の中、たまにはそういう年があってもいいのかもしれない。

  2013.01.05

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• ネット不通か！？

  これから夫が無線ルータの設定を始めるのだそうだ。上手く乗り換えられるかなあ、と夫は些か心もとない発言をしているので、ネットがいつ復旧するか予想不能。という訳で、今日の日記はとりあえずこの辺でお茶を濁して、これからネットから離脱ですわ。日記の方はいよいよになったらガラケーからでも更新はできるんだけどね。さてどうなることやら。

  2013.01.04

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• アルツハイマー末期

  去年の春から義父が入所している老人ホームに行った。アルツハイマーの症状が進み、小さな関節が動かなくなってきた。自力歩行はもちろんできないが、座ることも覚束なく、支え無しでは体を起こしていられない。ほとんど1日中眠っている、あるいはうつらうつらしている状態。1か月ほど前に誤嚥性の肺炎で熱も出しているし、自発的に食事を取ろうとする意思も全く無くなってしまったこともあって、義父の食事は全てすりつぶし、あるいは裏ごししてとろみをつけた流動食一歩手前のもの。お茶や水、汁物などもむせるのでとろみがつけてある。医療用のとろみ付け専用のものを使っているとのこと。食事の時は職員さんの完全介助で、口に食べ物を載せたスプーンを運ぶと反射的に口を開けてもぐもぐと噛み飲み込む、という動作はできてはいるようだ。ただ、最近は食事中もずっと目は閉じたまま、と聞いた。夫が大きな声で呼びかけるとようやく義父は大儀そうに目を開けて声の主の方を眺める。しかし、その目にはもう以前の義父の精神活動を思い起こさせる光はもう何も無い。首も動かさず、動くのは視線だけ、しかも視線が追う範囲は極度に狭い。見るもの聞くものへの義父の反応はそれ以外には全く無い。自分が見ているものが何か、その声が何を意味するか、もうほとんど分からなくなっているのだろう。すぐに目を閉じ、眠りに落ち込んでいく。去年の今頃は、義父のアルツハイマーはずいぶん進んではいたもののまだ自分の子供たちを認識することはできていたし、会話も多少は成り立っていた。施設に入って進み方が速くなったのかもしれないが、しかし自宅にいたとしても入所前はトイレは毎回のように失敗していたし、文字も読めなくなり日常生活を送るのも危険な状況になっていたので、結局同じことだったのかもしれない。たらればで考えても仕方ない。3年半前に亡くなった夫の伯父は、体は体調を崩してから亡くなるまでの1か月ほどの間に一気に衰えても、最期まで頭は明晰なままだった。その弟である義父は、残念ながら兄のようにはいかなかった。いずれにせよ義父の様子を見る限り、先に逝った義母や兄たちのところに行くのもそう遠くはなさそうだ。あとは苦しまずに済むことを祈っている。

  2013.01.03

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• 突然息子のパソコン購入

  年末、夫が息子のPCの不具合を何とかしようとあれこれやっていて（何をしていたかは私は掃除や料理中でよく分からず）臨終させた（笑何か操作していた時に「操作を続行するとシステムに致命的なダメージを与える場合があります」というようなメッセージが出たらしいのだが、システムを復元できるような準備もせず、強行突破した結果そうなったとか何とか。いずれにしても息子のPCは再起不能になった。合掌。おそらくXPの再インストールとか、その気になれば何か復活の手立てはあるのだろうとは思う。しかし、息子のPCは以前私が使っていた10年以上前のPCで、当然スペックは恐ろしく低い。XPの起動に3分以上時間がかかり、息子が学校の先輩からもらってきたプログラミングのデータなども使えないもの多数。LANにつながってないのでネットもメールも何もできないスタンドアローンPCで、機密データ保存には向いている（笑）がおよそ実用的とは言えない。C＋＋とかヴィジュアルがどうとか、プログラミングに興味を持つようになっているのでいずれPCは買ってやらないと、という話はしていたので今回のクラッシュは良い機会だったと言えなくも無い。息子はゲーム機もDSとWiiしか持ってないし、ソフトも数本しか持っていない。新しいゲーム機を3台ぐらい買う値段でPCが買える。という訳でさっそく初売りの電気屋へGO！数店見比べて、7万円のノートを購入。7万と言ってもCPUはCore i5-3210Mで動画も問題無さそうだし、HDDは1TB、ブルーレイディスクドライブ付き。私のデスクトップよりスペック上だわ＿|￣|○息子は夫がPCを再起不能にした時、「別にいいよ」と妙に冷静だった。それはおそらく、新しいPCを買ってもらえるか親のPCを払い下げてもらえるから、どっちにしても壊れたPCよりずっと状況は良くなる、と期待してのことだったと思われる。以前から新しいPC欲しがってたし。道理で物分りが良かった訳だ。息子のネットは閲覧制限をかけておく予定だけど、それよりもPCを使う時間を制限するの方が課題かな。これを機会に、将来のスマホ導入も考えて無線ルータを購入（当分ガラケーでいいけど）。夫と私のLANは有線のままだが、息子は無線LANにする。テレビもネットに接続できる。有線LANの方が良いんだけど、家中をLANケーブルが這い回っているのは些か鬱陶しいし。という訳で、今回のクラッシュでうちのPC環境が一気にいろいろ変わる結果になった。久々にノートPC見てみて、スペックの良さとデスクトップとの価格差が小さくなっていることと画面が大きくなったことでテンキー付きが多くなっていたことにびっくり。今度PC買い換える時は私もノートを検討することになりそうだ。

  2013.01.02

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• あらたまの

  新年おめでとうございます。関東はいい天気の元日。夜中に地区の神社、午前中にちょっと遠くの神社までのんびり歩いて初詣に行った。神社周辺以外は人通りも少ない。お雑煮もおせちも食べて、のどかな正月になった。毎年正月を迎えるたびにどこか何となくリセットするような気分になるのは日本人ならではかもしれない。昨日と今日はつながった時間なのに、年が改まるだけで全然違う1日になる。外国で正月を迎えていた時には全然そういう気分にならなかったので、これは日本ならではの空気によるところが大きいのかもしれない。賑やかに年を越すよりも、静かに除夜の鐘の音を遠くに聞きながら年越しをする方がより「年が改まる」気分が濃い。年越しの夜は歳神が交代される時であるゆえ、静かにその時を迎えるのが本来の年越しなんだろうと思う。残念ながら今年は（正確には立春から）癸巳で五黄土星なのでかなり波乱含みになりそうではあるようだ。しかしそういう卦はともかく、この1年が今日の天気のように穏やかな年であれ、と願う。

  2013.01.01

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• 2012年終了

  どうやら世界が終わることも無く今年は終わる。いつも思うのだが、たまたま流れ行く日々の区切りの日付をなぜ特別な1日にしたがるのだろう。正月だろうが復活祭だろうが、普通に仕事に行って夕食にアジの開きと芋の煮っ転がし食べて風呂入って寝たっていいはずだ。やっぱり人間、毎日同じだと嫌になってくるんだよね、どこかに区切りつけて特別なことしたいんだよねえ。人類たいていの民族には祭りってのがあって、そういう時には特別なことして特別なもの食べてるもんね。今日は夕方までに掃除も料理も終了し、早めに風呂に入って夕食。紅白を見ながら年越しそばをちょっと食べて、家族全員でぐだぐだ過ごしている。去年は息子が入試を控えて緊張感がどうしても無くならず、のんびり正月を迎える雰囲気ではなかったが、今年は心置きなく外掃除はじめいろいろと手伝いをさせられるので、親としても助かる。来年はどんな年になることやら。何はともあれ、皆さん良いお年を。

  2012.12.31

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• 残すところあと1日

  ひねの黒豆が少し出てきて、試しに炊いてみたら思ったより柔らかくなったのでそのままお節の黒豆に煮ることにした。ただしひねのせいかどうか知らないが皮がやたらむけやすく、見た目がひどい（笑）。あまり他人様にお出しできるものではないが、正月は誰かが来る訳でもないのでまあいいや。来年はちゃんとした豆で炊こうっと。今日のお節の用意は塩豚の下漬け、煮豚の下煮、乾物の戻し、松前漬の仕込など主に下準備。料理するものは明日。といってもたいした物を作る訳ではないので、明日は夕方までに家事の一切を終わらせたい。おせち作りの合間に掃除の残りも並行してちょこちょこ片付ける予定。今日スーパーに乾物や肉類を買いにいくと、カートのかご3つに買い物満載という人が結構いてびびった。乾物、かまぼこ、野菜、肉や魚、酒、調味料その他いろいろ。大勢のお客さんが来るのだろうなあ、台所を預かる主婦は大変だ、料理がんばれー、と思いつつ、自分は何故かチーズとかのりとかあんまりおせちと関係ないものもいろいろ買ってきた。掃除はあらかた終了。ところが、あとで茶の間の照明の掃除がまだだったことに気付いた。LEDに替えたばかりだったので、蛍光管の交換などを考えなくて済むため油断していた。明日やらないと。今のところ夫にも息子にもノロの感染は無さそうで一安心。去年と違って家族全員がのんびりした平穏な年末を迎えられそうだ。

  2012.12.30

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• 年末年始休み突入

  昨日と比べて今日は何となく街中が閑散としている。体調万全とは言い難いものの、この年の瀬にのんびり養生している場合ではない。休み休みだが台所その他あちこちの大掃除で1日が終わった。今日は息子は別件で忙しく、戦力にならなかったので夫と2人で全体の8割を終わらせた。油脂や動物性たんぱく質の多い食事をとると、まだ食後に具合が悪くなる状態。雑炊・みそ汁・スープなど水分が多く消化の良いものを中心に、満腹にならないよう食べている。今は口に入れるものはみかん以外全て温めている。菓子類はとらない。こういう食生活ってダイエット食じゃあーりませんか（笑年末年始の太りやすい時期にノロに罹るとは、ありがたいんだかありがたくないんだかよく分からん。とにかく体調がまだ戻らないうえに丸1日寝込んでいて予定が押している。おせちがどこまで作れるか明日の体調次第だけど、ダメなら大晦日の夕食も含めあまりこだわらずに購入することにした。この先自分が歳を取ってくると、なかなか思うように事を進めていけなくなっていくんだろうな、と今回ノロで体調を崩して実感。今後こういうこともだんだん増えてくるだろうから、100％を追求するのはそろそろやめる頃だよね、と夫と話しながらゴミをまとめた。

  2012.12.29

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• 流行りもの再び（尾籠につき注意）

  現在当県で大流行中の新型ノロ。流行りものに疎い我が家であるにもかかわらず、25日に行った病院でおそらく拾ってきてしまったのだろう、私が感染してしまった（笑）一昨日日記をアップした時点で、既に調子が悪かった。胃が鈍く痛み、ひどく重い感じで気分がかなり悪い。最初は夕食の中華のせいか、と思ったもののどうも様子がおかしい。普段も時々胃を悪くしてはいるものの、痛み方が違う。普段なら割にピンポイントで痛むし、痛みも鋭角的。だが今回は胃全体がやられている感覚がある。この痛み方はあれだ、以前やったあれの初期症状と同じだ、と床に就いても気分が悪くて眠れぬまま思い出した。しかもたまに出るオナラの臭いがマジでただごとではない。ということは嘔吐が始まったら数日は使い物にならんな、この年末に面倒なことになった、と思うもののとにかく胃の痛みと気分の悪さでうとうとしては目が覚める。しかし今回は症状が軽かったのか、胃の重苦しさが明確な吐き気という形になることなく朝になった。早朝起きた夫に、湯たんぽを持ってきてもらった（その時には苦しくて自力では起きるのが難しい状態になっていた）のも悪化に至らなかった理由のひとつかもしれない。あまりよく眠れないまま朝になり、昨日はずっと寝ていた。部屋を暖かくし、ほとんど絶食状態。朝と午後遅くにウィダーインのようなゼリー飲料を1本ずつ取り、あとは温めたお茶を少しずつ、30分にひと口ずつぐらいのゆっくりとしたペースで飲んだ。息子がうちにいたので、いろいろ頼めたのは助かった。起きるのはトイレぐらい。午前の遅い時間から夕方にかけて4回ほどトイレに通った。やはり前回同様ほとんどが水。家族への感染が心配なので、ペットボトルのキャップ1杯の塩素系漂白剤を500mlのペットボトルに入れ、水をいっぱいに入れた消毒液をトイレに常備し、使用するたびに便座・便器・レバー・ドアノブなど自分が触れたところや感染の危険性が発生しそうな場所全てを消毒。手も洗面所で石鹸を使ってICU入室の時同様に丁寧に洗った。正直言って具合の悪い状態でこれを一通りやるのはしんどかったが、家族にうつす訳にはいかないので必死。先日夫に一瞬ノロ疑惑が持ち上がったが、その時に用意したノロ対策セットが役に立った。幸い嘔吐は全く無く、トイレの方も夕方までで、夫が帰宅する頃には収まっていた。夕食は夫が三分がゆを作ってくれたので、そこに梅干とふじっこを少し投入して茶碗に1杯食べられた。昨夜寝る時はまた湯たんぽを用意し、腹に抱いて寝た。今朝起きると胃の痛みはほとんど無くなっていた。まだ胃の重さというか調子の悪さは残っているので、朝は昨夜の夕食と同じおかゆ（今度は自分で作れるだけ体調が戻っていた）、昼食はみんなでうどん、夕食はやや少なめ、油っぽいものこそ無かったものの普通の和食メニュー。胃の調子がまだ本調子ではないものの、今回は丸1日でほぼ回復した。昨日1日がつぶれたのは痛かったが、1日でよかったというべきだろう。前回は3日以上かかったのだから。今回は前回に比べて症状が軽かった（嘔吐無し、下痢もすぐに治まった）こともあるが、前回の教訓を生かした対応を取ったのも良かったのかもしれない。教訓その1食べたくなかったらとにかく食べない。1～2日食べなくても大丈夫。無理に食べると却って長引く。ただし水分は嫌でも定期的に取る。ゆっくり一口ずつでいい。ゼリー飲料は優れもの。水分と糖分や電解質が取れるし、ゆるいゼリーなので口当たりがいい。アクエリアスなども良いが、ストレートに水！という感じなので胃の調子によっては嘔吐の引き金になることも。教訓その2とにかく体を冷やさない。顔以外の場所は全て温める。特にへその周囲は湯たんぽ、使い捨てカイロなどを使って低温やけどを起こさないよう注意しながら温め続ける。教訓その3可能な限り横になる。体を休めることが回復を早める唯一の方法。必要なものは全て枕元に並べておく。病院に行くこと自体が疲れるので、口から水分が取れないほど症状がひどくならない限りは家で寝ている方が体力を消耗しない。教訓その4トイレは行きたくなったら即行く。吐きたくなったら即吐く。（どうしようかな、程度だったら模様眺めでも可）我慢したり薬で抑えたりしない。出したいものはとにかくさっさと出す。ただしオナラだと思って出したら実というか水分だったりすることがあるのでその辺りは慎重に。教訓その5家庭用の塩素系漂白剤で消毒薬を作って（上述）おき、面倒でもトイレや汚物で汚れたものを消毒すること。汚物で汚れた布類や衣類、器具などは捨てる（捨てる時にはビニール袋に入れて口を縛る）か塩素系漂白剤消毒薬に浸けるか煮沸消毒。手は石鹸で丁寧に洗う。これは職場で教わった対処法だが、かなり役に立つ。なお症状回復後も数週間はウイルスが排出されるので、しばらくの間はトイレの消毒は欠かせない。要するに野良犬療法（笑）なのだが、今回肝心なのは水分摂取と体、特にお腹を温めることと二次感染を防止すること。ノロの症状の進み方だが、私の場合2回とも前駆症状はひどい胃の重さと鈍痛とタチの悪いオナラで始まった。次が吐き気（今回はぎりぎりのところで無し）、そして下痢と進んでいき、胃腸の激しい症状が治まった後も胃の重さはしばらく残った。ノロはまだまだ流行中で、この時期に激しい嘔吐や下痢という症状だったら、他の症状が無い限りノロの可能性はかなり高い。年明けもしばらく続きそうなので、万が一の際の参考にどうぞ。ところで興味深かったのは、一昨日の夜、顔を洗っていると口の脇、頬の下の方の肌が明らかにでこぼこでかさついていたこと。普段あまりそういうことは無いのになぜだろう、と思っていたのだが、今日の夜顔を洗っていたらそのかさつきがすっかり消えて無くなり、つるつるになっていたのでまたびっくり。あのかさつきは、胃腸が悪くなるサインだったのかもしれない。

  2012.12.28

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• 中華でほうれん草って案外バリエーション少ないかも

  自宅での地味なクリスマスパーティの後、数日間は残っている食材やありあわせでやっつけっぽくなっていた夕食だったが、今日はひさびさにテーマ中華で。紅焼肉（豚バラの角煮）・菠菜粉絲（ほうれん草と春雨の炒め煮）・炒胡羅葡絲（にんじんのオイスターソース炒め）・玉米湯（中華のコーンスープ）菠菜粉絲は以前の日記に書いたことがあったと思うが、北京にいた頃大学の近所のとある食堂でしか作っていなかったメニューで、これが見た目雑なのだが毎度すごく美味しかった。この店に行ったらとにかくこれは定番メニューだった。中国の普通の食堂では料理は一人前という発想ではなく、数人で何品か注文してシェアするのが前提の量が出てくる。なので、1人の時は外の食堂での外食はめったにしなかった。学内の留学生食堂は一人前が前提なので、1人の時は学食か屋台でのテイクアウトかパン屋を利用していた。屋台などの選択肢が無くて外の食堂で1人飯になった時には拌黄瓜（きゅうりの和え物）などの軽い前菜と麺か水餃子で終了。一品料理を注文すると、量が多すぎて持て余してしまう。なので、この菠菜粉絲の店に行く時はいつも留学生の友人と数人で行ってわいわい食事していた。この店は一皿の量も結構たっぷりあるので、4人で行ってオーダするのは2～3皿だったかな。その店で1度静かに驚いたことがあった。いつものように何人かで菠菜粉絲を含め何品か注文して、さて、と周囲を眺めると、化粧も髪型も服もきっちり決めたすごくおしゃれなお姉さんが1人でテーブルに着いていた。テーブルには魚や肉料理、スープなど5～6皿並んでいる。最初は連れがいるんだろう、ぐらいにしか思わなかったが、彼女はずっと1人。何だかつまらなさそうな顔で料理をつついている。最後に水餃子が来たような気がするのは記憶違いだろうか。彼女は結局料理の大半にほとんど手をつけないまま店を出た。その時一緒にいた友人たちと、あの人いったいどうしたんだろうねえ、打包（残ったものをテイクアウトすること）しないなんてもったいないねえ、あれだけ豪勢に頼めるなんてお金持ってるんだねえ、と話したのを覚えている。私は西太后の話を思い出していた。毎食何十という皿を並べ、手をつけるのはそのうち数皿。ただ、彼女の食べ残しは従者たちの食事として払い下げられていたらしいので、捨てられていた訳ではなかったようだ。しかしあの安食堂でお姉さんが食べ残した料理はおそらく捨てられる。いや、ほとんど手付かずに近かったから店の主がリメイクして他の客に出してたかもしれないけどね。だとしたら無駄が無いか。そういう問題ではない気もするが（笑なんてことを思い出しながらほうれん草と春雨を食べていた夕食。

  2012.12.26

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• 寒さ継続中

  12月だというのにここのところ1月2月の寒さが続く。とはいえこの町の今朝の最低気温は－3度とちょっと前よりもマシになった。出身地の今朝の最低気温は－20度にとどまったが、旭川郊外の－30度とか富良野－28度とか、いったい何の罰ゲームなんだ（笑息子にはこういう気温がぴんと来ないようで、どういう気温か分からないと言う。「冷蔵庫の冷凍庫よりもっと寒い、食べ物が凍らないように冷蔵庫に入れるような気温」と解説してみたがそりゃ分かる訳無いな。札幌は－12度だがそれはあくまで町のど真ん中の気温。弟が住んでいる札幌の端っこの方では－20度近くまで下がったようだ。こう寒いと、石油や電気が無くなった時の寒冷地での生活は結構厳しいだろうと思う。かつての開拓農家の家は雨風をしのげる程度で外気温と室内気温が変わらない生活だったが、冬場に暖房がんがん使って半袖シャツでアイスクリーム食べたりする今時の道民にはかなりきついだろうなあ。室温17度をキープしてると道民の友達に言うと、そんな寒いところにいられないとビビられた（笑）むしろ本州の寒冷地に住んでいる人たちの方が耐寒力は高いんじゃないだろうか。今時の北海道の家は完全断熱で密閉度も高く、屋内で直接火を焚けるような仕様じゃない。50年ぐらい前に建ったような古い家（私が子供の頃住んでいた家はそういう家で、夜布団から出ている顔がものすごく寒くて目が覚めたことが何度かある）だと、たいてい眼鏡石のはまった穴が壁に空いているだろうから石炭ストーブ薪ストーブも可能だろうけど。年とったら東南アジア辺りに行きたいねえ、と雪国と寒冷地出身の我々夫婦はよく話している。寒いのも程度問題で、耐えるのも辛いようなレベルになるとやっぱり心身に良くない。節々にも響くし。暑さも応えるけど、寒さはダイレクトに命に関わるだけにやっぱり真剣に避寒を考えてしまう。

  2012.12.25

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• 今年もNORADのホームページ開いてます

  息子がクリスマスイブに玩具を配るサンタクロースの不在を確信したのは去年の冬だった。去年の秋ごろまではサンタに何を頼むかいろいろ考えていて口にも出していたが、受験が近づいていることもあってこちらもまあもらえるといいねえ、ぐらいであまり真剣に相手をしていなかったのだが、クリスマスが近づいたある時を境に、急にぱたりとサンタのことを一切口にしなくなった。あれはサンタがいないって気付いたね、よくここまで信じてきたよねえ、でも全然言わなくなったってことはそれなりにショックだったんだろうねえ、と夫と話していた。今年はちょっとダメだろうけど来年にでもその辺りのことを訊いてみようか、と言ってたのが今から1年前。先日息子に訊いてみた。「サンタがいないって気付いたのって去年だよね、どうして分かった？」「うーん、何年か前から友達もサンタなんていないっていうし、何となくいろいろ変だな、とは思ってたけど、ずっと変だな、と思ってたことが全部パズルがきれいにはまるみたいに突然腑に落ちたって言うか分かったって言うか、それで納得したって言うか」「なるほどね」息子にサンタの実在をどこまで信じさせていられるか、親としても結構知恵を使った部分はある。いったん寝てから頃合を見計らって起きてプレゼントを置いてみるとか、サンタへの手紙を四苦八苦して解読するとか。私が5歳の頃だったと思うが、父親が「サンタクロースなんているか、親が買ってやってるんだ」という暴言を吐いた。その父親に後年「ロマンの分からん散文的な奴だ」と言われた時には、何言ってやがるこいつ自分は昔小さい子供にサンタがいないなんて散文的なこと言ってただろうがよ、とかなりむかっ腹が立った。自分は父親の暴言を相当根に持っていたのだなあ、とその時つくづく実感したので、自分は子供にそういうことは絶対に言うまい、と思っていた。今日はのんびり息子とGoogleのサンタのページでゲームをしたりNORADのサンタ追跡の動画を見たりしていた（今現在Googleサンタは約20000個/sのスピードでプレゼントを配りまくっている模様。すげえ）。サンタの実在は信じられなくなっても、サンタの存在を信じることの意味がちゃんとわかる大人になってもらいたいものだなあ、と思いつつ。

  2012.12.24

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• やっぱり体を冷やしちゃいかんよ

  人類滅亡はどうやら免れたようだが、若い頃は何とも思わなかった寒さが、この数年耐え難く思われるようになってきた。いや、正確に言えば、昔なら見栄で薄着をしていても耐えられたが、最近はそれができなくなった、というべきか。もちろん遠慮なく着込めば今でも寒さには耐えられる。という訳で愛用しているのがヒートテック。あれは本当に暖かい。あれのおかげでもこもこに着込まなくても案外どうにかなる。1人の日中は暖房を入れていないので着ているのはこんな感じ。上半身→ヒートテックのインナー、タートルネックのフリースまたは厚手Tシャツ、フリースのハーフジップ、裏フリース割烹着かフリースのポンチョ下半身→体を締め付けるもの、ぴったりするタイツ系のものが苦手なので、裏フリースのズボン、ヒートテックのソックスまたはハイソックス、室内履きさすがにここまでいろいろ着てしまうと、フリースとヒートテックの嵐（笑）なので暖かいのだが、結構ばちばちと静電気が飛ぶ。ただ、今年は馬油塗りたくり攻撃で徹底的に肌を保護しているせいかあまり乾燥しておらず、去年よりも静電気でたまげる回数は減った。そして、体を冷やさないようにちゃんと着込んでいる結果、この数年ひどい風邪の類に罹ったことがない。「冷えは万病の元」という言い方は決して間違いではない。もう何年か経つとインナーのヒートテックが2枚になったりするんだろうなあ。ヒートテックのソックスも今週末が安いようなので追加注文しちゃったし。今シーズンはヒートテック以外の靴下を履く気になれないというのが昨シーズンから見た場合の最大の変化かも。

  2012.12.22

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• 人類滅亡よりノロ

  マヤ文明の地が夜明けを迎える頃に人類滅亡だかマヤ暦の周期の区切りだかが来るそうだが、それよりも今日の夜職場の忘年会が終わる頃、急に腹の調子が悪くなった夫のノロ疑惑が浮上したのでそっちの方が気が気じゃない。ノロは何年か前に夫婦で罹り、特に私の症状がひどく長引いてえらい目に遭った。自分が上と下に口の開いた糞袋になった気分でかなり滅入ったのだが、あれをまたやるのは命に別状が無くても激しくテンションが下がるので全力で避けたい所存。もし夫に今夜ノロの症状が出たら（ノロは夜中の突然の下痢や嘔吐で始まることが多い）、速攻で処理をして自分も防衛しなくてはならない。とりあえず使い捨ての手袋とマスク、ポリ袋、新聞紙、ゴミ袋、古くなった下着を切ったウェス、塩素系漂白剤（ノロの消毒にはアルコールは無効。煮沸か次亜塩素酸ナトリウムを使う）とそれを薄めるためのペットボトルをノロ対策キットとして1か所にまとめてから寝よう。目が覚める前に人類が滅亡してたらそれはそれでしゃあないやね。

  2012.12.21

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• 明日は地球滅亡日

  そういや明日は地球滅亡日（と書いてしまうと何となく三隣亡の親戚みたいな気がする）だそうだが、明後日の夜はクリスマスっぽいことをする予定なので、夫が仕事に行っている間に息子と買い物に行って市販のスポンジケーキにデコレーションしてみたりすることになっているし、週明けは私の通院日。滅亡するなら滅亡するで自分も一緒に滅亡しとかないと、うっかり生き残ると後が大変そうだよねえ、という話になった。地上に自分ひとり。核戦争か隕石の飛来か宇宙人の侵略か致死性ウイルスの流行か知らないが、いずれにせよ生き延びるには苛酷な環境になり、その上社会のインフラも死滅した状態。そこで孤独に生き続けたいかどうか。手塚治虫の「火の鳥」の登場人物（猿田彦だったかな）を思い出した。中国では明日の世界の滅亡を予言していた宗教団体だか何かが摘発されて大量の逮捕者を出した。そういう埒でもない言説を流布したり信じたりすることができるようになったということは、中国当局がいくら取り締まったところで以前に比べてはるかに多くの情報が世界から入ってくるし、そういうことを信じるだけの暇というか余裕のある、中国的基準から言えば思想的にだいぶユルい人が増えたということでもあるんだろうなあ、と時代の変化を感じたのだった。

  2012.12.20

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• 無国籍無法食卓

  うちではごく真っ当なメニューの食事ももちろんあるが、しばしばインドとか中国とかタイとかの怪しいメニューが紛れ込むことがある。それに加え、残り物が半端にいくつもできた結果として開催される残り物一掃特集の日となると、何となく微妙なメニュー構成になったりすることもある。先日の残り物一掃デーのメニュー。サバみりん干し・おでん・小松菜のナムル・大根の浅漬け・キャベツとじゃがいものサブジ息子がテーブルの上のおかずを見て言う。「ねえお母さん、なんかさー、ひとつだけちょっと違うもの混じってない？」「え、どれが？」「このサブジってインドだよね」「まあね一応」「なんか違くない？」「違くないって何語？それは目下正式な日本語とはされてないけど」「日本語じゃないかもしれないけどこれ他のと合わなくない？」「それ言うならナムルもちょっと違うと言えるんじゃないのかね」「いや、なんかナムルは隣の国だし日本食とそんなに遠くない気がするけどインドはどうかな、と」「でもお父さんはぜんぜん問題にしてないから」「いや、お父さん普通じゃないし」「普通じゃないとは何だ、その通りだけど。コンセプトは白いご飯に合うおかずってことで統一されていると思うが何か？」「今なんか微妙に引っかかったけどまあいいや。確かにご飯に合うかもしれないけど、他のおかずとは距離遠くない？」「いやいや、おでんとパスタの国と比べりゃ、おでんとサブジの国なら距離は半分だしさ」「いや、地理的な距離じゃなくて、ほらスパイスとかさ、他のに使ってないのに明らかにおかしいって」「浅漬けの大葉とか胡椒とかおでんのからしとかもスパイスとかハーブの仲間だよ」「え、からしってスパイス？」「そ、ほらこないだのチキンカレーに入ってたマスタードシードあったしょ、あれの粉末を水で練ったもの」「そうなんだ。いや、からしはともかく、サブジは配合ってか匂いが日本じゃないでしょ」「言わんとすることは分からんでもないしあんたの感覚が世間では真っ当なんだけどね、うちってそういう家じゃん」「ま、確かにね、そりゃそうだ、しかもお母さん自覚してる訳ね」「諦めた？お父さーん、ご飯だよー」ちなみに夫は無国籍料理の店は嫌いらしい。理由は「どこの国でもないとは何事だ、結局どこの国の料理も中途半端ということじゃないか」だそうだ。という訳で翌日以降のおやつにもするために大量に作ったおでんを除いて、残り物はきれいに無くなりましたとさ。めでたしめでたし。

  2012.12.19

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• 勧誘

  紺桔梗さんが勧誘電話に関する日記を書いていた。私も今日たまたま勧誘電話をうっかり取ってしまったので実にタイムリー♪うちは普段から留守番電話にしてある。ナンバーディスプレイ契約もしていて、0120で始まる電話はほぼ勧誘セールスの類であること間違いなしなのでまず出ない。あとは知らない市外局番からの電話にも出ない。非通知の電話はシャットアウトするよう設定してある。普段電話でやりとりするような人の番号は登録してあるし、本当に用があれば留守電に用件を録音してくれる。という訳で勧誘電話に悩まされることはほとんどなくなったが、たまに電話の表示をあまりよく見ないで出て勧誘電話だったりすることがある。そういう時って何だか知らないが妙な敗北感を感じてしまうんだよねえ。息子が中学生になってからちょくちょくかかってくるようになったのは教材の売込み。「高校受験まで使える」「電話でもフォローしている」などなど昔ながらの古典的な売込みで、こんなんで誰が契約するんじゃ、今時の子が教材なんかで勉強するか、みんな塾行ってるって、と思うのだが、一応丁寧に断る。「うちの子、入試偏差値72の中高一貫の開成、ええ、あの高校生クイズで日本一になっている学校に通っていますので一般の教材はレベルが低すぎて一切使えません」←すっげえ嫌味なセリフだなあ（笑もちろん息子は開成なわけ無いが、中高一貫に通っているのはまんざら嘘でもないし、これでたいてい引き下がる（高笑しかしそれでも大学受験に教材をと食い下がる業者もいないではない。その時にはこう言い放つ。「うちの主人が河合塾で東大受験の指導をしておりますので結構です」私は以前大学受験業界で仕事をしていたので、こういうフカシもあながち嘘ばっかりでもない（笑にしてもものすごく不思議なのだが、今時あんなアナクロな電話勧誘で年寄り以外の客が引っかかるんだろうか。…やっぱり時々引っかかっちやう人がいるんだろうなあ、無くならないところを見ると。

  2012.12.18

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• 息子の学校は事実上2学期終了

  エアポケットのように何も予定の入っていない1日。日中は冷たい雨が降り続いていたので、家で本を読んで過ごす。注文しておいたカーテンが届いた。自治会費を集めに近所のおじさんがやってきた。新聞の集金もあった。息子が帰宅する頃には雨は小糠雨になっていたようで、傘は差さずに帰ってきた。今日はテスト返却と講評、その後3学期のスキー教室の説明会と大掃除で、普段とほぼ同じ時間に下校となったらしい。明日から自宅学習という名の休日があり、金曜日に終業式があって2学期終了。息子は喜んでいるが、冬休みの課題も出ていて、不規則動詞の変化表を暗記（休み明けにテスト）とか中間・期末テストの幾何の問題を全て解き直して提出（やっぱりテスト）とか、そう遊んでもいられない。外からのイメージ以上に勉強はさせてくれるし、生徒側もするのが当たり前という雰囲気の学校なので、イオンが好きだからとイオン一覧の暗記も自主的に始めたり、歴史オタクの友達が作った歴史のプリントをもらってきて解いたりもしていて、成績はさておき「小学校の時と違って学校の勉強に緊張感があって面白い」と息子が言うのも分からないではない。理科ではベクトルの話が出てきていると言っていた。中1の学習内容なのに自分が高校時代に聞いたような単語がばかすか出てきて驚かされる。なるほど進学に力を入れている私立というのはこういうものか、と彼の成績以外の点では感心する。私の方も仕事は明日で実質終わったも同然。明日以降もまだ出勤はするが、今週半ば以降はほとんど消化試合のようなものだ。自分も息子ももうお正月休み気分。浮かれ気味に気が緩んでいて、こういう時が危険なので、バイクその他の事故に気をつける所存であります。

  2012.12.17

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• みかん

  去年は息子が受験直前ということもあり、みかん狩りに行くどころではなかったので、今年こそとリベンジに燃える夫がみかん狩りを企画。東伊豆方面のいつものみかん園に突撃した。昨日の雨で足元がぬかるんでいるかと思ったが、今日は朝から快晴で暖かかった上に水はけを良くしているだけあって、草木に雨露が残っているぐらいで快適なみかん狩り日和となった。暖かい日差しを浴びてみかん山の上から穏やかな海を見下ろすと、今年は来られて良かったなあ、としみじみする。早生がそろそろ終わる頃。木の日当たりのいいところになっている実は夏みかんと見紛うばかりの大きさになり、皮もつややかに光っている。しかし、その見た目にうっかり乗せられて食べてみると妙に大味で酸っぱいわ皮は硬いわ、という目に遭ったりもする。鳥が食べ散らかした木はひとつの目標ポイント。よく見ると鳥が食べている木と食べていない木がある。食べている木は当たりの確率が高い。木を見定めたら、今度は日当たりのいいところになっている大きくてつややかな実ではなく、木のやや陰、少し下の方になっている小ぶりの平べったい形の実を狙うと、皮が薄く甘いことが多い。美味しいみかんの皮は必ずしもつややかではない。多少乾いたような光沢の無い皮だが、軽く持ってみるとみっちり実が詰まっている感じがするのが意外に美味しい。ただし、木になっている実が全て小さい、あるいは大きいのはどちらもあまり美味しくない。大きい実と小さい実が混在しているのがベスト。同じ木でも、なっている場所や大きさで全然味が違うので、これはという実をよく吟味すると美味しいみかんが食べられる。今日は12～3個ほど食べたが、打率ほぼ8割というところ。お土産みかんも収穫し、帰宅すると茶の間のテーブルに昨夜みかん箱から持って来たみかんが5個ほど置いてあった。いつもなら小腹が空いたとみかんを食べるんだけど、さすがに今日は食べる気になりませんでしたとさ。

  2012.12.16

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• 

  クリスマスプレゼント

  息子はすっかり大きくなって、絵本を買ってやることなどもう無くなってしまった。絵本を選ぶのは結構楽しみだったのに、それができないのは残念。という訳で代わりに姪たちへのプレゼントに絵本を選ぶことにした。今回はこの2冊。【送料無料】ももいろのきりん [ 中川李枝子 ]価格：1,365円（税込、送料別）【送料無料】ふしぎなえ [ 安野光雅 ]価格：840円（税込、送料別）もっと今風のポップなのもいろいろ出ているし、そういうのにもいい絵本は多いけど、そういうのはきっと義妹が買ってくれるはず。おばさんとしては、古典というかロングセラーのちょい地味目の本をセレクトするという少しずらした線を狙っていく方針なので、あえてこの選択となった。でも絵本って何が受けるか、読んでみないと分からないことって結構多いんだよねえ。ポップで可愛くても1回読んだきりとか、何でこんな地味なのが受けるんだろうってのを繰り返し読んでたり。幼い頃の息子に受けたのは『ぴかくんめをまわす』『みんなうんち』『ぶたぶたくんのおかいもの』『おおきなおおきなおいも』とかだったなあ、そういえば。【送料無料】ぴかくんめをまわす [ 松居直 ]価格：840円（税込、送料別）【送料無料】みんなうんち [ 五味太郎 ]価格：945円（税込、送料別）【送料無料】ぶたぶたくんのおかいもの [ 土方久功 ]価格：840円（税込、送料別）【送料無料】おおきなおおきなおいも [ 赤羽末吉 ]価格：1,260円（税込、送料別）

  2012.12.14

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• 吹きだまり

  先日同僚と話していて、彼女の娘さんが小学生だった頃の担任は超問題教師で、しかも2年間受け持たれてしまい、酷い目に遭った、とぼやいていた。その担任が受け持つクラスは、毎年どこも完璧かつ典型的な学級崩壊になるという、ある意味稀有な能力の持ち主だったようだ。で、その教師が今息子の通っていた小学校に数年前転任してきている。幸い息子は高学年では力のある担任のクラスで、その崩壊教師には当たったことがない。知る限りでは、崩壊教師は低学年の担任だったと思う。息子が通っていた小学校は、市内でも3世帯同居が珍しくなく地元民の比率が高い、要するに伝統的な日本の家庭環境（20歳以降はカタギに戻るヤンキーが発生しがちな環境、とも言える）で、なおかつ公営住宅などの大規模な集合住宅エリアが学区内には無い。学校周辺には観光地も商店街も無く、あるのは田んぼと畑。そういう立地のせいもあってか、市内の小学校の中では1、2を争う落ち着いた学校であるらしい。それ自体は非常に歓迎すべきことではあるのだが、問題はそういう学校なので力の無い教師でも何とかできちゃう学校でもあるということもあって、他の小学校でクラスをぐだぐだにしまくった教師が転任してくることが結構多い。毎年春の先生たちの異動名簿を見ていると、目を疑うような先生が息子の小学校に入ってきていたりするので正直ビビる。ここでリハビリして少しずつ立ち直ってくださいね、というコンセプトなのかもしれないが、実験台にされる児童とその親の身にもなっていただきたい。前の学校でできなかったことは息子の小学校に移ってもやはりできないのではなかろうか。ただ、前任校では子供たちに騒がれてたけど、今の学校では文句を言わずに黙っている、というだけの違いで、子供たちの心を掌握していないという点で本質的には変わりが無いんじゃないかと思うんだけどねえ。ううむ。

  2012.12.13

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  エッシャー

  息子がエッシャーのだまし絵的な絵に興味を持っているので、この際自分もまとまった画集を見てみたいとエッシャーの画集を購入。【送料無料】M・C・エッシャー [ モーリッツ・コルネリス・エッシャー ]価格：1,575円（税込、送料別）やっぱりまとめて見ると面白いねえこの人の着想というか拘りが。ただしこの本、楽天さんでは品切れなので、甘損など別のネット書店でご購入ください。実はどういうわけか甘損の方が価格も安かったりするのが不思議。

  2012.12.12

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• たなぼた

  乾燥中の関東地方ではあるが、昨日今日とこの辺りでも最低気温が－5度ぐらいまで下がっているので、朝は地面がかりかりと凍っている。晴れて風さえ無ければ寒いのは－10度以下でも全く問題ないので、こういう天気が続くのはむしろ気持ちが良い。いくら寒くなってもこの辺りじゃ真冬日になることはまず無いし。ちょっと前にひょんなことから以前勤めていた職場の上司とイベントで久々に会い、週2～3日で夕方から3時間ぐらいの仕事があったらやれるかも、という話をした。言ってはみたもののそううまい話もあるまい、と思ってそのことは忘れかけていたのだけど、ほんとにそういう条件の仕事の声がかかった。何でも言ってみるもんだ。職場もかなり近いし、体力勝負の仕事でもない（笑まさに犬も歩けば棒に当たる的な話で、コネクションで決まる仕事ってのも世の中には結構あったりするんだなあと今更ながら思う。この職場は個人企業じゃなくて結構規模が大きい（関東一円に事業所あり）んだけど、いいのかなあこんな決め方で。まだ正式決定はしてないけど、仕事が向こうから転がり込んでくるとはこのご時勢にありがたい話だと感謝。

  2012.12.11

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• また別の大変さ

  この間息子の小学校時代にやってた雑徭関係の飲み会があった。年代的に割合近く、子供の年齢も下は小学校低学年から上は既に社会人までだがボリュームゾーンは中学生。という訳で出てくるのが高校入試の悩み。今度の入試から制度の変更があり、中学校の進路指導の先生たちも何が変わるか実はさっぱり把握していないので、結局対策は塾頼みだけどほんとにどうしたらいいか困っている、という話だった。最終的にはほとんどがどこかの高校に入学しているのだから中学入試よりは安心じゃないかと思っていたのだが、高校ともなるとどこに決まるかでその先の進路もある程度見えてくる部分が大きいため、それはそれで親としては心穏やかではいられないようだ。たいていの場合公立がダメだったら私立に行くという選択をするのだが、公立の合否が分かるまで手続きを待ってくれる私立校はそれほど多くはない。しかも微妙に何だかな、という学校が多かったりする。公立の不合格者を確保することで学校経営が成り立っているところだとそういうものなのかもしれない。高校入試の出願システムはよく分からないのだが、どうやら公立に合格したら入学辞退はしてはいけないことになっているらしく、どこをどう受験するかは来年春の受験組の親たちの頭痛の種になっている。内申とか併願がどうとか、黙って話を聞いていると何だかものすごくややこしそうで聞いているだけでうんざりしてくるが、自分の子がもし高校入試をする立場だったらそんな贅沢なことは言っていられないに決まっている。反抗期で生意気な中学生のためにあれこれ頭を悩ませるなんて、私だったらもう勝手に自分でやれ、とかブチ切れるんじゃなかろうか。中学受験は中学受験でいろいろ大変ではあったし経済的には現在進行形で大変ではあるけれど、こと入試という点ではものすごくシンプルで、日程さえ合えば好きなところを好きなように受けられるし入試の出来具合一発であっさり合否が決まる。高校入試もまた別の大変さがあるのだなあ、と自分は当事者じゃないから冷静でいられるけど、当事者だったら気が気じゃないはずだ。受かるかどうか心配なのは中学受験も高校受験も同じだろうけど、いろんな枠がはめられて思うように行かないこともあるという点では高校受験っていろいろと大変だなあ、と思いながらノンアルコールカクテルをがぶ飲みしていたのだった。

  2012.12.10

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• 鰯の頭その2

  ここ数日ツイッターやFacebookでちょくちょく見かけるこんな記事↓今月は土曜日と日曜日と月曜日が5日ずつあり、824年に１度しかない「金袋」というチャンスだと中国の風水師が語っているそうです。伝統に従ってこの事を友達や敵に知らせてあげると4日後にお金が転がり込むとか。何もしなければ貧乏なままだそうです。この記事を拡散しましょう！っていうことらしいんだけどね。昔流行った「幸福の手紙」ってのを思い出したよ（笑でもさ。今の暦ってグレゴリオ暦だけど、これ400年を一周期として循環しているんだよね。だとしたら、400年前と800年前に今と全く同じ曜日の並び方が登場している訳で、そもそも「824年に1度」ってのが明らかに間違ってるじゃん（笑しかもそんなにこの並び方ってレアなのか、と思って暦見てみたら、824年前どころか去年の秋に「金袋」あったし（爆それにそもそも中国って伝統的には「農暦」、つまり旧暦を使っている。春節にしろ中秋にしろ全て旧暦に基づいていて、今の暦とは違う時間の流れ方をしているはず。風水も暦に関わることはおそらく旧暦ベースなんじゃないのかな。曜日自体が古代バビロニア発祥、ユダヤ経由でキリスト教に持ち込まれてグレゴリオ暦に乗っかったもので、旧暦ってのは曜日の概念とは関係ない暦でしょ？とまあどう考えても眉唾っつーか幸福の手紙みたいな怪しい話だと思っていろいろ調べてたら同じこと考えた人が既にいて、ここにまとめられていた（記事の下の方に「残りを読む（50）」っていうボタンがあるので、それも押すと全部の記事が読める）。突っ込みどころは皆同じか、と思いましたわ。「金袋」の話を信じて拡散するのはかつての「幸福の手紙」ほど実害は無いのだろうし、それで何かいいことあるかも、と思うのは鰯の頭とか神社で買うお守りと同じようなもんだからいいんだけど、824年に1度ってのは何ぼなんでも嘘だしそもそも風水由来ってのも怪しいもんだし。この手の話って結局「水からの伝言」問題とかマイナスイオンとかその他諸々の、科学的根拠に乏しいのに人が飛びつくモノと根っこが同じ話なんだよね、「人は信じたいものしか信じない、信じたいから信じる」っていう。

  2012.12.09

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• 冬野菜

  冬は寒いし夜は長いし、どうしても活動レベルが下がるので好きではない季節なのだが、それを補って余りあるのが大根と白菜の存在。大根も白菜も冬の間は常備してある。かつての中国北部での暮らしの冬越しには白菜は欠かせない野菜だったが、大根やじゃがいも、たまねぎなども一緒に保存してあるという家も多かった。ちゃんと備蓄しておかないと冬に食べる野菜がなくなるという事態になるので、冬の初めに野菜を買い込んで保存しておくのは大切な年中行事であり、私も同僚の先生にいろいろ教えてもらって野菜を買い込み、その先生の備蓄用地下室に野菜を置かせてもらったものだった。北京で暮らすようになった頃は、首都ということもあったし栽培技術や交通の発達のおかげで冬もふんだんに野菜が出回っていて、野菜の大量購入と保存という習慣はもうあまり一般的ではなくなっていたが。その頃の記憶のせいか、大根と白菜が無くなると何となく不安になる。実際この2つの野菜と鶏肉か豚肉があればとりあえず食事の支度には困らない。白菜と豚肉を醤油と酒とねぎしょうがでスープ煮にして粗挽き胡椒を振り、うどんを入れて軽く煮込めば風邪の引きはじめによく効く病人食。大根と手羽元は普通に煮ても美味しいけど塩味にして柚子胡椒を利かせるのもこの季節のお楽しみ。白菜と鶏もも肉を鍋に仕立て、大根おろしを大量に入れて雪見鍋にするのもいける。そういう煮込み料理をあれこれ考えていると幸せな気分になる。野菜は涼しい部屋に置いておけば傷まないし料理は作って一晩放置しても腐らないし、なんか冬っていい季節じゃん、とか思えてくる。でも出勤の時一歩外に出るとやっぱりあ～あ、とか思っちゃうんだけどね。早く冬至が過ぎないかな。冬至が過ぎるだけでも気分は結構上がるからねえ。

  2012.12.07

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• そういえば1年前は切羽詰った受験生

  中学受験が終わって10か月。受験生活は遠くになりにけり、で成績はともかく（笑）中学生活を満喫している息子は、「小学校6年の時の学校の記憶が何だかすっかり薄くなっている、5年生の時の記憶の方がはっきりしている」と言う。そりゃ6年の時は受験目前で、塾で過ごす時間の方が濃密だったからじゃないの、と言うと妙に納得していた。担任が熱血で絆を何かに付け強調し、同化を良しとするクラスの雰囲気から少し距離を置いていたせいもあるのかもしれない。首都圏の中学受験は12月ともなるとそろそろ出願が始まり、受験料の振込みや願書の記入など親（こういう細かくて面倒な仕事はたいてい母親が担当するんだなこれが）が実際に動くようになる。願書を間違えないように、受験料の振込みを忘れないようにとスケジュール確認が欠かせない。合間を縫って受験校を最終的に決める塾の担当者との面談があったり塾の保護者会もある。冬休みには冬期講習。年明けからは首都圏の一部で入試が始まり、2月1日は東京神奈川私立中学の入試解禁日。息子が6年生になったばかりの頃、12月になれば本番まであと2ヶ月、その頃にはもう居ても立ってもいられないのではないかと思っていたが、実際に12月を迎えてみると、模試の偏差値で一喜一憂する意味をほとんど感じられなくなった。自分自身もいろいろ動かねばならなくなり、むしろ腹が据わってきたというかここまでやってきた以上、なるようにしかならん、と思うようになっていた。人事を尽くして天命を待つ。もしくは諦めと投げやりとも言うかもしれない。できることはあと少し、過去問と弱点強化とその見直しに絞る方がいい。あとは健康管理とメンタルの管理、スケジュールや必要なものの綿密なチェック。追い込まれる時期になって、そういう細かいチェックがむしろ楽しくなっていた。持っていく物をリストアップし、百均でファイルや書類ケースを探し、電車の時刻を検索する、といった作業に没頭していた。今思うと巨大なストレスを目前にして現実逃避していたに違いないのだが、それがまた息抜きになっていたのも事実。今年もそろそろ切羽詰った受験生とその親たちが最後の追い込みに入るのだろう。あまり悲壮にならず、自分や子供をちょっと離れた立場から眺めて感情優勢になりすぎないようメンタルコントロールし、最高のパターンから最低のパターンまで起こりうる全ての事態を思いつく限り脳内シミュレーションしておく。それがこのストレス巨大な中学受験を自分なりに極力平穏無事に着地させるベターな方法だと考える。とにかく頭に血が上った状態にならないことが肝心。年明けに中学受験を迎える子供たち、そしてそれに付き合ってきたお母さんをはじめとする大人たちに幸あれ。

  2012.12.06

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• まもなく期末試験

  今週末から息子の学校では2学期の期末試験が始まるのだが、部活こそ試験1週間前から活動停止になるものの授業自体は普通に6時間目までびっちりやっている。今回は試験前日の金曜日が午前授業で、土曜日が試験初日。自分が中学生の頃はどうだっただろう。定期試験前だからといって授業が短縮になったり午前中で終わりだったりしたことは無かったような気がする。試験前日まで普通に授業があったはず。午前中で帰れていたら、嬉しくて絶対覚えているはずだ。そういや試験前は部活も特に停止になっていなかったような気がする。高校はそういうルールが一応あったかもしれないが、1週間も無かったと思うし部活によっては大会前だったりすると停止なんかしてなかった。中学校では試験前の部活停止の記憶は無い。そういうのは顧問が適当に決めることであり、顧問が熱血体育教師だったりしたら試験前の休みなんてありえなかったというおぼろげな記憶がある（笑今の公立中学校は指導要領が変わって授業時数も増えたのでどうなっているか知らないが、ちょっと前までは試験前の数日間は授業時間が短縮か何かになっていて下校が早かったように思う。試験前の部活停止というのが今の公立中にあるかどうか知らない（今度知り合いに訊いてみよう）が、おそらく相変わらず結構適当なのだろうとは思うものの昔ほどむちゃくちゃはしないはず。近所の中学校では11月に期末試験が終わったらしい。12月に入ったら冬休み目前で授業にあまり身も入らないだろうから、学校行事とか面談とかやってるうちに冬休み突入となるのだろうか。かく言う息子の学校も、来週半ばで期末試験が終わったら1日休み（おそらく採点と成績処理）を置いて試験の返却と講評、次の週は自宅学習という名の休日が数日あってあとは終業式で2学期が終わる。要するに2学期の授業は明後日で事実上終了となる。試験が終わったらもう授業はしない、あとは冬休みにつながる時間を利用して自分で学習せよ、という姿勢はある意味潔いのだが、ぐだぐだな奴（例;うちの息子）にとっては、あり余る暇な時間をつかってたっぷり遊ぼう、という結果になりかねない。…これは拙い。問題集とノート持たせて図書館に放り込んでおくか。

  2012.12.05

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• 鰯の頭

  新聞にもチラシにも雑誌にも連日サプリメントやサプリメント成分を使った化粧品の広告がてんこ盛りに出ているけど、ビタミンやミネラルやDHAやセラミドなど効果があるとはっきりしている成分のサプリや化粧品を除けば、美容や健康にいいと宣伝されているものの大半は現実的な効果がないと個人的には思っている。コンドロイチンとかグルコサミンなど、効果が疑問視されているものもある。βカロテンのサプリなどは摂取量によっては発ガン物質になる。ヒアルロン酸は実際に効果あるらしいけど、ただし宣伝で言うほど効くかどうかは知らない。化粧品やサプリや各種の飲食物に使われていて今大流行のコラーゲンなんてのは、体内に接種されればアミノ酸に分解されて吸収されるだけであり、付加価値的に割高なコラーゲンをわざわざ摂取する必要は無い。それならささみとか豚の赤身肉でも食ってた方がよほど美容効果があるに違いない。どうしてもコラーゲンっぽいのが良ければ、スジ煮こみとか豚足とかカスベの煮付け（これは道民限定かな）でも食べればよろしい。化粧品も皮膚の表面に塗布されたコラーゲンが肌から吸収されるはずもなく、これまた効果は無いだろうと理系でない自分にも容易に予想できる。人間ってのは自分に甘いもんで、料理とか毎日の生活環境の改善とか面倒なことをやるより効果があると宣伝されているサプリを摂る方が簡単だし、効果がすぐに見えない生活改善より宣伝を信じてサプリを飲んでいる方が効きそうな気もするんだろう。冷静に見れば効果という点で疑問てんこ盛りな健康食品や化粧品が連日宣伝されているところを見ると、この市場って結構大きいんだろうなあ。つまりは気分だよ気分。いわゆるプラセボ効果っていうやつなんだろうけど、昔からよく親も言ってた「鰯の頭も信心から」ってことだ。鰯の頭かあ。そう考えると「コラーゲン玉入り鍋つゆ」なんていう分かりやすい商品に伸ばした手も引っ込めてしまうってもんですわ。

  2012.12.04

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• 下戸な大人のためのちょっと飲んでる気分になれるソフトドリンク

  ルーク・スカイウォーカー／マーク・ハミルが現在こうなっているとは。これではルークっつーよりヨーダに近くなってるような気がするがさすがに失礼だろうか。俳優人生はどうもぱっとしないようだが、私生活は結婚生活も長く続き、安定していて幸せそうで何より。閑話休題。最近ちょっと気に入っているソフトドリンクがある。キリンのトロピカーナ・スパークリングタイムという炭酸飲料。赤と白のぶどうを使ったジンジャーエールだが、実際ジンジャーの風味はあまり強くない。ぶどうの香りとほのかなジンジャーの風味のバランスが良く、大人向け。うちでは夫も私も好きで、酒を飲まなくなった夫と2人で晩酌代わりに飲んだりする。もうひとつ、同じキリンのキリンの泡も結構気に入っている。ホップが入ってるぐらいなので、これも大人向け。昔からあるアップルタイザーも、最近はグレープタイザーとかペアタイザーなんてのもあって、これまた変わらず美味しい。果汁100%というのも好ましい。定番中の定番。最近流行の缶入りノンアルコールカクテルも各社いろんなのを出すようになってきた。酒に極力近づけようという味わいで、下戸も飲んだ気分になれる。「のんある気分」は種類も多いが、今ある中ではすっきりロゼが一番好み。甘くないところも良い。クリスマスシーズンに向けて「りんごのスパークリング」が11日に発売になるらしいが、これもちょっと楽しみ。飲み会ではソフトドリンクを酒のように飲む女王と呼ばれているが、ほんとは飲み屋にこういう気の利いたソフトドリンクを置いてほしいんだよねえ。大半の店ではソフトドリンクっていうとコーラとオレンジジュースと烏龍茶とノンアルコールビールぐらいってのが気に入らん。贔屓の居酒屋はソフトドリンクが充実していて、オリジナルのノンアルコールカクテルもあるのだがこういうところは少ないのが現状。飲めない人もちゃんと取り込まないと、パイが小さくなる一方だと思うよ、飲み屋業界関係者の皆さん。

  2012.12.03

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  カピバラ

  世界最大の齧歯類、カピバラはあの大きさになるとちょっとネズミには見えない。動作もネズミの俊敏さが無いし、どこかの動物園でカピバラ風呂なんぞにのんびり浸かっている映像なんかも寒くなってくるとテレビで放送され、のんびりした雰囲気のためかカピバラファンも多いらしい。かくいう自分もカピバラは結構好きで、アルパカや馬や羊同様飼ってみたい動物のひとつ。以前からカピバラを見るたびに、いがらしみきお氏のかつての名作『ネ暗トピア』その他に登場する伝説の名キャラクター、むん坊（リンク上から3枚目の写真）を思い出してしまう。基本的に「む～ん」としか言わない（確か1回か2回ぐらいセリフを喋ったことがあったと思うが、なんか恐ろしく厳しい突っ込みというかむん坊らしからぬ鋭い内容だったような気がする）まったりした雰囲気の少年なのだが、その空気感がカピバラっぽいんだよねえ。む～ん。とか思ってたら、絶版になって久しい『ネ暗トピア』がつい最近復刊した！今のところ第1巻が出ている（ここで立ち読み可）。この先順次7巻まで刊行していくのだろう。ネ暗トピア全巻、今も家宝として持っているんだけどさすがに30年近い時を経て紙がくたびれた感じになってるんだよねえ。買っちゃおうかな、とつい思ってしまう自分。内容は全く同じみたいだから多分買わないとは思うけど。【送料無料】ネ暗トピアリターンズ（1） [ いがらしみきお ]価格：780円（税込、送料別）

  2012.12.02

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• 修羅場シーズン到来

  夜9時半頃、家に電話があった。猫のドライバーさんからだった。「10分後ぐらいに荷物お持ちしてよろしいですか？」この業界を多少かじった経験のある自分としては、無論否やは無い。来てもらえるだけでもありがたい。今日は12月1日。猫その他宅配業界に少しでも足を突っ込んだ人なら皆知っていることではあるが、お歳暮の修羅場シーズン初日だ。これから10日間ないし2週間が修羅場のピーク。しかも週末。荷物の量は普段の倍ぐらいあるはず。夜9時を過ぎてもまだ荷物が残っている。今日持ち出した荷物は、今日中に配達しなければならない。時間にうるさそうな人や会社関係の荷物の引き取りは時間を守らなければならないだろうが、そうでなければ時間帯指定が無い限り多少イレギュラーな時間に配達するのは、12月と7月の二大繁忙期には実はやむを得ずではあるが無い話ではない。知っているドライバーさんの10年以上前の話だが、夜10時半過ぎに配達に行ったという逸話もある。この時期、ドライバーさんはおっそろしい量の荷物を抱えて皆青息吐息になっている。普段はピンポイントの時間指定（これ、実は結構困る）という無理を聞いてくれるドライバーさんでも、12月のお歳暮シーズンと7月のお中元シーズンは業務量からいって無理だったりする。世間の皆様、多少時間が守れないことがあっても、どうか差し支えない範囲であれば大目に見てやってください。たいていの宅配便ドライバーさんは、この時期となると昼飯も食べずに缶コーヒーとお茶だけでラストまで必死で配達してて、それでも追いつかない状況になってたりするのです。

  2012.12.01

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• とか何とか言ってるうちにもう師走

  生協の雑貨カタログのカレンダーが姿を消し、代わって先々週から注連飾りが登場。来週注文分のカタログに魚沼の注連飾りが出ていたのでそれを購入することにした。注連飾りも土地柄があるように思う。実家の町の酉の市に登場する家庭向け注連飾りは宝船の形をしていて、どちらかというと横長。色とりどりの米俵とか七福神とか金銀小判の飾り物が付けられて賑やかなものだった。商店などの店先に飾る大型の注連飾りは縦に長く、一般家庭向けほど派手な飾りは無いもののそれなりに格上の感じがあった。昔は注連飾りのシーズンになると街中の通りの両側にテントがけの注連飾り売りの露天が出ていた。寒中なのでたっぷり着込んだ店主が練炭コンロで暖を取っていたのを覚えている。繭玉や注連飾りを買う人たちで結構賑わっていたものだが、今はもうスーパーやホームセンターの店先で売るだけになっていて、酉の市は出ないのかもしれない。結婚して住むようになった今の土地の注連飾りは、飾りが多少付いてはいるものの拍子抜けするほど寂しいというか簡素というかさっぱりしすぎというか、元道民の目から見ると何だかめでたさに欠ける感じがしないでもない。こういうのも土地柄なので文句を言う筋合いではないのだが、生協のカタログの注連飾りは多少賑やかなので、毎年これで折り合いを付けることにしている。生協のネット注文票に記入しながら、子供の頃親にくっついて酉の市に行き、何となく華やいだ雰囲気の中たくさん並んだ注連飾りを眺めていたのが何だか楽しかったのを思い出し、今となっては戻ることの無い時間を思う。注連飾りの心配をして年賀状の枚数を考えるようになると12月。今年はレースのカーテンを新調したいし、予定もいろいろ入ってきている。あっという間に年末になるんだろうなあ。

  2012.11.30

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